アジア大会で最高の活躍を繰り広げた。その活躍にふさわしい対価が与えられた。まさに兵役特例だ。
これで心置きなくアメリカのプロバスケットボールの舞台に挑戦できるようになった。韓国男子代表のイ・ヒョンジュンの話だ。
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イ・ヒョンジュンの「第20回アジア競技大会」の活躍は、見事だった。代表チームの“主砲”の役割を着実に果たした。
日本との決勝でも存在感が光った。第3クォーターからピークの“シュート感覚”を見せ、日本の追撃の意志を完全に曲げた。なんと27得点をしたのだ。
そこでは終わらない。得点に劣らず、目を引くのはリバウンドの数だ。18個を拾い上げた。攻撃の中心、そして縁の下の力持ちまでを買って出るプレイで金メダル獲得に多大な貢献をした。
今回の金メダルで、イ・ヒョンジュンは兵役免除の特例を受ける。NBA進出を夢見る彼にとって、この上なく価値のある“対価”だ。
イ・ヒョンジュンはデイビッドソン大学を中退し、2022年に初めてNBAへ挑戦状を突きつけた。しかし、なかなか機会が与えられなかった。諦めず、NBA Gリーグ(マイナーリーグ)や日本のBリーグなどを経て、NBAの門を叩き続けた。
2026年に長崎ヴェルカ史上初のBリーグ優勝に貢献し、再びアメリカへ向かった。サンアントニオ・スパーズ所属として、サマーリーグを戦いながら可能性を示した。

その後、いくつかのチームのミニキャンプでトレーニングを行い、ボストン・セルティックスとポートランド・トレイルブレイザーズからエグジビット10契約のオファーを受けた。イ・ヒョンジュンは、ポートランドの手を取った。
エグジビット10契約は、最低年俸水準の無保証契約だ。ただ、正式契約に繋がらなくても、Gリーグで挑戦を続けられる。イ・ヒョンジュンからすれば、与えられた機会を生かすための選択だ。それゆえ後悔はない。もっと上手くなりたいという思いだけだ。
金メダル獲得後、ミックスゾーンでの取材に応じたイ・ヒョンジュンは、「夢に向かって進む。後悔はない。やらなければ一生後悔しそうだと思って選んだ。9月26日にポートランドに発つ予定だ」と力説した。
兵役免除により、夢に向かって進み続ける機会が生まれた。もちろん代表チームでも良い姿を見せ続けたいという目標がある。
彼は、「アジア大会で金メダルを取ったからといって、終わりではない。ここからもっとやらなければならない。ワールドカップなど、世界の舞台へ行く機会が保証された。代表チームの選手として、もっと頑張って韓国の皆さんに報いなければならないという思いが大きい」と述べた。
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