BTSのJIMINを模した活動で知られる日本人インフルエンサー「パチ・ジミン(Pachi Jimin)」が、活動を中断した。
BTSの所属事務所BIGHIT MUSICから、これまでの活動について正式な連絡を受けたと本人が明かしたのだ。
まずパチ・ジミンは9月19日、自身のSNSを通じて、これまでの活動についてBIGHIT MUSICから連絡があり、現在その内容を確認していると報告。関連事項が整理されるまで、「パチ・ジミン」名義での活動を休止すると発表した。
本人の説明によると、文書は15日付で作成され、16日に確認したという。
さらに9月23日には、BIGHIT MUSICと関係者に向けて改めて謝罪。文書は活動内容や活動名などに関するもので、発送業務をHYBE JAPANに委託した旨も記されていたと説明した。
なお、これらはパチ・ジミン本人がSNS上で明かした内容であり、文書の詳細やBIGHIT MUSIC側の具体的な要求については明らかになっていない。
韓国で有料公演、音源もリリース
そもそもパチ・ジミンは、SNSでJIMINのモノマネを披露し、知られるようになった人物だ。

活動は動画投稿にとどまらず、韓国では音源のリリースや有料公演も行っていた。
2023年12月には、韓国の音楽配信サイトでシングル『Mandu Cake』を発表。当時はTikTokでJIMINのモノマネを通じて人気を集めた日本人インフルエンサーとして、自身のアーティストデビューを紹介していた。
さらに2025年7月19日には、ソウル・麻浦区のオンマムシアターで「Pachi Jimin World Tour Come Back」と題した有料公演を開催。韓国のチケット販売サイト「Melon Ticket」によると、チケット価格はVIP席が5万5000ウォン(約6400円)、一般席が3万3000ウォン(約3800円)だった。
こうした活動を続けるなか、今年8月にはBTSが関わるブランドのイベントに参加したことで、ファンの反発を招いた。
BTS関連イベントへの参加で批判
発端となったのは、BTSが韓国食品企業hy・パルドと共同で企画した飲食ブランド「ARIH」の日本進出記念イベントだ。
8月19日から23日まで東京・渋谷で開催されたポップアップイベントにパチ・ジミンが招待され、参加した。さらにARIH JAPANの公式SNSが、本人の参加報告を再共有したことで、BTSファンから批判が相次いだ。

ファンからは、JIMINの名前を使って商業活動を行ってきた人物を、BTS自身が企画に関わったブランドが招待し、公式SNSでも紹介したことに疑問の声が上がっていた。
これを受け、ARIH JAPANは8月26日に公式謝罪を発表した。
同社は「招待対象者への事前確認が十分でなかった」と説明し、「公式イベントに関するすべてのコミュニケーションは、より慎重かつ責任を持って行うべきであった」との認識を示した。
当時、『日刊スポーツ』もこの謝罪を報道。パチ・ジミンについて「メンバーのJIMINのニセモノを自称して活動し、グッズなどを販売している」人物だと紹介していた。
今回の活動休止は、そうした騒動から約1カ月後に発表されたことになる。
BIGHIT MUSICは今年3月、BTSの権益保護に関する取り組みを公表した際、違法商品など、グループの知的財産権を侵害する行為について、オンライン・オフライン双方で継続的に取り締まりを進めていると明らかにしていた。
ただし、今回、パチ・ジミンが受け取ったという文書の具体的な内容や、今後の対応については確認されていない。本人は活動を一時休止し、関連事項を整理する方針を示している。
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