日高屋が10月9日から、期間限定の「濃厚豚骨醤油ラーメン」を発売する。豚骨のコクと旨みを強く打ち出した一杯で、定番の「チャーハン」と「ニラキムチ」も同日にリニューアル。発売に先立って新作ラーメンを実食し、リニューアル前後のチャーハンとニラキムチも食べ比べた。
新作ラーメンは690円でコスパ抜群!リニューアルメニューは価格据え置き

ハイデイ日高は9月25日、秋の新メニュー・リニューアルメニューを公開した。新商品の「濃厚豚骨醤油ラーメン」は税込690円。現在販売されている「とんこつラーメン」は税込510円で、新商品は180円高い価格設定となる。
リニューアルする「チャーハン」は税込550円、「ニラキムチ」は税込280円。いずれも現在と同じ価格で、価格は据え置かれる。

今回、日高屋がキーワードに掲げるのが「節約外食」だ。自炊では食材費に加え、買い物や調理、後片付けにも時間がかかる。そうした時間や手間まで含め、手頃な価格の外食を日常生活に取り入れる考え方を指す。
試食会で青野敬成社長は、食品価格の上昇が続いていることに触れながら、現時点では値上げをできるだけ遅らせたいとの考えを示した。
商品面でも客層の変化に対応する。これまで日高屋では、飽きにくく日常的に食べられる味を重視してきたという。今回は本格的なラーメンを求める客にも選択肢を広げるため、「濃厚豚骨醤油ラーメン」を投入する。

チャーハンには淡路島産玉ねぎを使った専用オイルを新たに採用。ニラキムチは辛味のバランスを見直し、これまでより穏やかな辛さに仕上げている。

10月9日から11月末までは、「サワー祭/コカ・コーラ祭」も開催予定。緑茶ハイ、レモンサワー、ウーロンハイは税込330円から310円、コカ・コーラは130円から120円になる。「サク旨!ごぼう揚げ」も200円から180円で提供される。なお、「サワー祭/コカ・コーラ祭」は一部店舗を除く。
従来の豚骨とどう違う?「濃厚豚骨醤油ラーメン」を実食

試食は、現在販売されている「とんこつラーメン」と、新商品の「濃厚豚骨醤油ラーメン」のスープの飲み比べからスタートした。
従来のとんこつスープを口にした後、新しいスープを飲むと違いは分かりやすい。豚骨のコクと旨みが強く、口に含んだ瞬間から味に厚みを感じる。醤油の風味も加わり、飲み込んだ後まで旨みが残った。
濃厚ながら、脂っぽさは思ったほど強くない。豚骨の旨みをしっかり感じつつ、数口続けて飲んでも重たさは感じにくかった。
現在のとんこつラーメンはクリーミーで比較的すっきりとした口当たり。新しいスープは味の密度がぐっと増しており、同じ豚骨でも印象はかなり変わる。
続いて「濃厚豚骨醤油ラーメン」を一杯丸ごと実食した。
麺と一緒にすすってみると、スープだけで味わったときよりも豚骨の旨みが強く感じられる。麺は弾力があり、もちっとした食感。濃いスープがよく絡み、一口ごとの食べ応えもしっかりある。
醤油の風味も効いており、豚骨のコクに埋もれない。スープの存在感が強く、普段の日高屋のラーメンをイメージして食べると、かなり濃く感じる。
特に印象に残ったのが食後。一杯を食べ終えるとお腹はかなり満たされたが、こってりしたラーメンを食べた後にありがちな、脂が胃に残るような感覚はあまりなかった。
定番のチャーハンとニラキムチも刷新!新旧を食べ比べ

チャーハンとニラキムチは、リニューアル前とリニューアル後の商品をそれぞれ食べ比べた。
チャーハンには、淡路島産玉ねぎを使った専用オイルが加わった。玉ねぎの甘みや香りを生かしたオイルを使うことで、チャーハンにコクを加えている。
新旧を続けて食べても、一口目で驚くほど大きく味が変わった印象はない。食べ進めると、新しいチャーハンのほうが香りとコクが少し強く、後味にもほんのりと甘みを感じた。
ほかの料理と一緒に食べたときにも変化を感じる。チャーハンの味が強くなりすぎていないため、ラーメンなど味のはっきりした料理とも合わせやすい。セットで食べたときのまとまりも良くなったように感じた。
ニラキムチは、韓国産唐辛子やイワシ塩辛、にんにくを使用。辛味のバランスを調整し、従来より穏やかな辛さになった。
こちらも大きく味が変わった印象はないが、新しいニラキムチは辛さの刺激が少し穏やか。以前よりもニラやにんにくなどの風味を感じやすくなった。
チャーハンと交互に食べてみると、この変化がよく分かる。チャーハンの油や甘みの後にニラキムチを挟むと、ほどよく口の中が切り替わり、辛さだけが残る感じもない。ラーメンに加えて味を変えたり、おつまみとして少しずつ食べたりと、ほかのメニューにも合わせやすくなっていると感じた。



