「同じチームでのプレーは今回が最後かもしれない」
アゼルバイジャンの地で再会を果たした韓国代表経験を持つ双子の姉妹。
だが、早くも別れを示唆して注目を集めている。
9月25日(以下、韓国時間)、元バレーボール女子韓国代表のイ・ダヨンが応じたアゼルバイジャンメディア『イドマン・ビズ』のインタビューが公開された。
「私たちは、それぞれ自身の状況を考えた上で、自分自身で決断した。その後、一緒に話をする中で、私たちが同じチームでプレーする最後のシーズンになるかもしれないと思った」と明かした。
2026-2027シーズン開幕前、前年度のアゼルバイジャン王者トゥランVCは、双子のイ・ジェヨンとイ・ダヨンをそろって獲得。2人は、2021-2022シーズンにギリシャリーグのPAOKテッサロニキでプレーして以来、4年ぶりに同じチームでプレーすることになった。

かつて韓国女子バレーリーグ・Vリーグの看板選手として活躍した姉でアウトサイドヒッターのイ・ジェヨンと、妹でセッターのイ・ダヨンは2021年2月、学生時代のいじめをめぐる問題が浮上し、騒動の渦中に立たされた。
これを受け、当時の所属先だった興国生命ピンクスパイダーズから無期限の出場停止処分を受けたほか、韓国バレーボール協会からも代表資格を永久に剥奪された。母国でのプレーが難しくなったことから、FIVB(国際バレーボール連盟)を通じて国際移籍同意書の発給を受け、ギリシャのPAOKへの移籍を選択した。
そして昨シーズン、イ・ジェヨンは日本のヴィクトリーナ姫路でプレーし、妹でセッターのイ・ダヨンはアメリカのサンディエゴ・モジョに所属していた。
イ・ダヨンはトゥランへの移籍を決めた理由について、「アゼルバイジャン選手権で新たな挑戦をし、自分の能力を試してみたかった」「このリーグについて少し知っていたので、異なる環境で新しい経験を積みたかった」と説明した。

また、姉妹が同時に獲得を打診されたわけではなく、それぞれ別々にオファーを受けた上で、再び同じチームでプレーすることを決めたと説明。今後も一緒にプレーできるかは分からないという意味を込めて、「最後になるかもしれないと思った」と語った。
イ・ダヨンは「だからこそ、再び一緒にプレーできる機会ができたことが、今シーズンをさらに特別なものにしている」と付け加えた。
続いて、トゥランでの意気込みについては、「トゥランはますます強くなっている。時間が経つにつれて、さらに成長していくだろう」とした上で、「最も大切なのは、お互いに助け合い、信頼し、一つのチームになること。そうすれば、国内リーグとチャンピオンズリーグの両方で良い結果を残せると信じている」と力を込めた。
◇イ・ジェヨン&イ・ダヨン プロフィール
1996年10月15日生まれ。韓国・全羅北道出身。身長180cm。韓国のプロバレーボール選手で、元韓国代表。ジェヨンが姉、ダヨンが妹の双子。ジェヨンはアウトサイドヒッターでヴィクトリーナ姫路(日本)、ダヨンはセッターでサンディエゴ・モジョ(アメリカ)に所属。実父は陸上競技(ハンマー投げ)韓国元代表のイ・ジュヒョン、実母はソウルオリンピック代表セッターのキム・ギョンフィというサラブレッド家系。2014年のプロデビューから2021年1月まで韓国国内で活躍していたが、学生時代のいじめ発覚で物議を醸し、無期限出場停止と代表資格はく奪処分を受けた。


