「退職金を受け取るため」
タレントのパク・ナレに金銭を要求し、脅迫した疑いで起訴された元マネージャーが、初公判で大部分の容疑を否認した。
9月29日、ソウル西部地裁刑事4単独のキム・スギョン部長判事の審理で、元マネージャーに対する「暴力行為等処罰に関する法律」違反(共同恐喝)などの初公判が開かれた。
元マネージャー側は、恐喝容疑を認めないとの立場を示した。パク・ナレに金銭を要求した行為について、退職金などを受け取るための正当な権利行使だったと主張。また、脅迫に当たる行為をした事実はなく、不当に金銭を得ようとする意図もなかったと反論した。
これに先立ち検察は、元マネージャーらがパク・ナレに対し、会社売上の一定割合に相当する金額を要求し、パク・ナレに関する疑惑を外部に知らせる可能性を示して圧力をかけたとして、共同恐喝などの容疑を適用していた。実際に金品を受け取るには至らず、恐喝は未遂に終わったとされている。
元マネージャーはこのほか、パク・ナレの会社資金約4400万ウォン(約500万円)を自身の法人名義の口座に送金したり、パク・ナレが受け取るべき契約金を自身の法人名義の口座で受領したりした疑いも持たれている。

これについて元マネージャー側は、横領容疑の一部のみを認めた上で、パク・ナレの承諾を得て行われた送金もあったと主張した。
また、捜査過程で確保された証拠の中に違法に収集されたものがあるとも主張した。今後の裁判では、恐喝容疑だけでなく、会社資金をめぐる容疑や証拠の適法性についても争われる見通しだ。
検察はこれに先立ち、この元マネージャーを共同恐喝容疑で拘束起訴し、もう1人の元マネージャーであるB氏を同じ容疑で在宅起訴している。2人は、パク・ナレに関する疑惑を暴露しない見返りとして金銭を要求した疑いを持たれている。
一方、パク・ナレと元マネージャーらの法的争いは昨年12月から続いている。パク・ナレ側は元マネージャーらを恐喝未遂や業務上横領などの疑いで告訴し、元マネージャー側もパク・ナレに対してさまざまな疑惑を提起し、法的対応に乗り出している。
双方の主張が食い違っているだけに、事件の事実関係は今後の裁判を通じて明らかにされる見通しだ。
◇パク・ナレ プロフィール
1985年10月25日生まれ。2006年のKBS公開採用21期を通じて、お笑い芸人としてデビュー。その後、『ギャグコンサート』『私は一人で暮らす』『助けて!ホームズ』『驚きの土曜日』など、さまざまなバラエティ番組で活躍し、独特な扮装とギャグで大きな人気を集めた。特に『私は一人で暮らす』では、優れた食レポや料理の腕前、プロ顔負けの住宅管理能力を披露し、多方面でファンに注目された。義理堅く、人情味のある人物とも。
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