サッカーU-23韓国代表が日本を破り、アジア大会4連覇を達成した。
イ・ミンソン監督率いる韓国は10月3日、豊田スタジアムで行われた愛知・名古屋アジア大会男子サッカー決勝で日本を1-0で下した。
グループステージを2戦全勝で首位通過し、準々決勝でベトナムを4-0、準決勝で中国を2-1で退けて決勝に駒を進めた韓国。日本との大一番に向けてはFWイ・ヨンジュン(グラスホッパー)、MFペ・ジュノ(ストーク)、MFオム・ジソン(スウォンジー)、MFヤン・ミンヒョク(ウェステルロー)、DFキム・ジス(ブレントフォード)の欧州組5人を先発起用した。

3万86人の観客が詰めかけた大一番、ファーストシュートを放ったのは韓国。前半5分、日本の最終ラインでのパスミスをオム・ジソンが奪うと、そのままドリブルでペナルティエリア内に侵入。最後はエリア中央で右足を振り抜くが、シュートはゴールの上に外れる。
直後の9分には日本にも決定機が訪れる。DF佐藤海宏(新潟)のコーナーキックにDF岡部タリクカナイ颯斗(東洋大)が頭で合わせたが、こちらもわずかにクロスバーを越えた。
その後、24分に日本をアクシデントが襲う。FWンワディケ ウチェブライアン世雄(オールボー)が膝を痛めプレー続行不能となり、FW福永裕也(京都産業大)が投入された。

以降は両チーム攻め手を伺う展開が続いたなか、日本が37分に決定機を迎える。左サイドを抜け出したMF横山夢樹(C大阪)がゴール前にクロスを供給。こぼれ球を拾った福永がエリア手前で鋭いシュートを放つと、相手選手に当たりゴール脇へ外れた。
38分には途中出場の福永が再びゴール前でシュートを放つが、こちらも枠を捉えきれず。その後も日本が攻勢を強めるなか、前半は両者無得点で終了した。
後半も立ち上がりから日本が攻勢を強め、3分に福永がシュートを放つ。9分には横山がエリア内で相手DFをかわして狙ったが、わずかに枠を外れた。11分にはコーナーキックのこぼれ球を市原が頭で押し込むも、こちらも枠を捉えきれなかった。得点こそ奪えないものの、立て続けに訪れる決定機にスタジアムを埋めた日本サポーターの歓声も熱を帯びる。
だが、先制したのは韓国。後半15分、右サイドで佐藤との競り合いを制したヤン・ミンヒョクが突破し、ゴール前にクロスを送る。これをGK荒木琉偉(G大阪)が弾いたところにオム・ジソンが反応。最後はエリア内で滑りながらも左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
後半アディショナルタイムには日本のコーナーキックで守護神の荒木が上がる場面も。ただ最終盤の猛攻も得点には繋がらず、韓国の1-0の勝利で試合終了。オム・ジソンのゴールが決勝点となり、韓国が愛知・名古屋アジア大会金メダルを手にすることとなった。

これで韓国は2014年仁川大会、2018年ジャカルタ大会、2023年杭州大会に続くアジア大会4連覇を達成。日本は32年ぶりとなる自国開催のアジア大会で16年ぶりの男子サッカー金メダルを目指したが、惜しくも3大会連続の銀メダルに終わった。
(取材・文=姜亨起/ピッチコミュニケーションズ)
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