「一生忘れられない思い出になった」
運命の“日韓戦”で決勝点を挙げるなど、大会通して4ゴール4アシストの活躍を見せた韓国代表MFオム・ジソン(スウォンジー・シティ)が喜びを口にした。
U-23韓国代表は10月3日、豊田スタジアムで行われた愛知・名古屋アジア大会男子サッカー決勝で日本に1-0で勝利した。これで韓国は史上初のアジア大会4連覇を達成した。
オム・ジソンは“4連覇”の一番の立役者だ。オーバーエイジ枠で代表に合流し、グループステージ第1節のカタール戦からハットトリックの活躍を披露。イ・ミンソン監督体制のU-23韓国代表をめぐる懸念や心配を一気に拭い去った。中国との準決勝では2アシストを記録し、チームの逆転勝利に貢献した。

日本との決勝でも数少ないチャンスを逃さず、後半15分にエリア内で左足を振り抜きゴールネットを揺らした。大会4ゴール4アシスト。オム・ジソンは得点とアシストの両方で大会トップに輝いた。
オム・ジソンは試合後、「長いといえば長い旅路だったが、自分たちが望む結果で締めくくることができて本当にありがたいし、みんなにお疲れ様と言いたい」とし、「オーバーエイジという立場はプレッシャーがかなり大きかった。ただ、プレッシャーを感じるのは当然のこととして受け入れ、自分ができることに集中すべきだと感じた。チームメイトたちも大きく助けてくれたし、自分の強みを発揮できたことで良い結果につながった」と感想を語った。
この日、オム・ジソンは前半に一度決定機を迎えたが惜しくも得点とはならなかった。「本当に一度だけ(チャンスが)来ることだけを待っていた」とし、「主導権を握られる展開で守備に回る時間が長かった。(ヤン・)ミンヒョクが上手く崩してくれたおかげでチャンスが訪れ、しっかり決めきれたと思う。ゴールが空いていたので、シュートフェイントを入れれば相手DFが寄ってくると読んだ。左足にも自信があったので体が自然と反応した」と説明した。

今大会は忘れられない思い出となったというオム・ジソン。「サッカー人生の中で一生忘れられない思い出になったし、もうこのメンバーで集まって練習したり、試合をしたりすることもない。淋しさもあるが、目標を果たせたので、将来また集まったときにも笑って気分よく話ができると思う」と満足感を示した。
これからが本当のスタートだ。兵役特例の恩恵を受けたことで、欧州でのキャリアもスムーズに続行できるようになった。所属する英2部チャンピオンシップのスウォンジーで背番号10番を背負うオム・ジソンは、「これからの生活は自分次第で未来が決まると思っている。チームを離れている間も所属チームは結果を出してくれている。これからはチームのことに集中しなければならない。喜びは噛み締めつつも、イングランドに戻ったらプロとして最善を尽くすつもりだ。自分の置かれた場所で役割を果たしたい」と強調した。
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