女優キム・ヒエの姿をめぐり、思わぬ論争が起きている。
「急に老けた」との声に、反論が相次いだ。
キム・ヒエは最近、パリ・ファッションウィークの会場で撮影されたインタビュー映像を通じて近況を伝えた。黒い衣装にすっきりとしたボブヘアでカメラの前に立ち、普段と変わらない落ち着いた雰囲気を見せた。
しかし、一部の視線はインタビューの内容よりも彼女の顔に向けられた。「急に老けた」「少し太ったほうがいい」「しわがかなり目立つ」といった、外見に関する声が相次いだ。
キム・ヒエは1967年生まれで、今年59歳。年齢を重ねるにつれて顔にしわができるのは自然な変化だ。それにもかかわらず、俳優だからという理由で、若い頃と変わらない容姿を保つべきだとするような反応も見られた。
一方で、こうした外見評価を批判する声も強まっている。

あるネットユーザーは、「キム・ヒエのおでこのしわは当たり前のこと。それをなくすためにボトックスを打つほうが、むしろ不自然なのではないか」とする趣旨のコメントを残し、多くの共感を得た。
別のネットユーザーも、「老化についてあれこれ言うのは、自分の顔に唾を吐くようなものだ」とし、外見を品評する風潮を批判した。
今回の騒動は、最近ソン・イェジンの“食事マナー”が指摘された件とも重なり、女優に対する過度な品評をめぐる問題へと広がっている。
ソン・イェジンはチーズスティックを食べる短い動画で、咀嚼音が聞こえるという理由から食事マナーを指摘され、キム・ヒエは自然に刻まれたしわを理由に外見を評価された。
食べ方から顔のしわに至るまで、女優にだけ過度に厳しい基準を当てはめているのではないか、という反論が出ている。
◇キム・ヒエ プロフィール
1967年4月23日生まれ。高校在学中にハイティーン向けのファッションモデルとして芸能活動を開始。2011年、俳優チャン・ヒョクとともに主演を務めたドラマ『マイダス』が人気を博し、2014年には映画『優しい嘘』とドラマ『密会』で俳優ユ・アインの相手役を連続で務めた。2020年放送のR-18指定ドラマ『夫婦の世界』で韓国ケーブルテレビ史上最高視聴率となる28.4%を記録したことで、第56回百想芸術大賞のTV部門女性最優秀演技賞を受賞。夫は有名ベンチャー企業家のイ・チャンジンで、1989年ソウル大学在学中に韓国語ワード・ソフト「HWP」を開発し、大富豪になったことから“韓国のビル・ゲイツ”と称される。


