
映画「バイオハザード」の公式Xにて、ザック・クレッガー監督のインタビューが公開されました。監督は映画作りに影響を与えたゲーム体験や、『バイオハザード』シリーズで特に怖かったモンスターについて語っています。
『4』と『7』から受けた影響とは? VRの「ベビー」に怖がった体験も
本作における最大の創作上の影響を問われ、クレッガー監督は「ゲーム」と回答。内容だけでなく、映像表現の面でも大きな影響を受けていると説明しています。
子どものころから映画と同じくらいゲームを楽しんでいたという監督。三人称の追従カメラや一人称視点を通じ、キャラクターと同時に空間を知っていく感覚や、その視点に深く没入する体験が、今では身体に刻まれていると語りました。

一方、シリーズの中で特に怖いモンスターとして挙げたのは、『バイオハザード ヴィレッジ』の「ベビー」です。同作をVRでプレイし、暗闇で巨大な赤ん坊に追いかけられる場面に強い恐怖を感じたといいます。
「あれの出す音が本当に、本当に怖い」と振り返った監督は、VRでガレージにいてパニック状態になったと説明。大人になって初めて、怖さのあまりヘッドセットを外し、「ちょっと休憩する。キャンディでも食べて、また戻ってくる」となったそうです。これは「ウェポンズ」などを手がけるホラー映画監督にとっても、忘れられない恐怖体験だったようです。
映画の物語作りについては、『バイオハザード4』と『バイオハザード7』からの影響を明かしています。
『7』では、イーサンという「ごく普通の男がこの恐ろしい状況に投げ込まれる」点が好きだと説明。一方の『4』では、村から城、そして島へと舞台が移り変わり、次々と新しいものに出会うリズムを評価しています。
そのうえで、「『4』のリズムとスケールを借りて、『7』のキャラクター要素をいくつか使う」という考え方が好きだと語りました。

先日、本作を鑑賞した小島秀夫監督が、「『バイオハザード』の映画化ではなく、『バイオハザード』をプレイしたプレイヤーたち(リモコン操作)の映画だ」と評したことも話題になりました。
今回のインタビューからも、クレッガー監督がゲームを遊ぶ際の視点や感覚を、映画作りで大切にしていることがうかがえます。
映画「バイオハザード」は、10月9日より劇場公開中です。






