もはやK-POP界全体が、グラミー賞に新設された「アジアン・ポップ」部門から距離を置いているようにも見える。
韓国芸能界のいわゆる大手4社の所属アーティストが、そろって同部門へのエントリーを見送ったと韓国メディアが相次いで報じているためだ。
グラミー賞の専門分析サイト『The Grammy Guru』や韓国メディアの報道によると、HYBE、SMエンターテインメント、YGエンターテインメント、JYPエンターテインメントに所属する主要アーティストは、「2027グラミー賞」の「ベスト・アジアン・ポップ・ミュージック・パフォーマンス」部門に楽曲を提出していないという。
BTSやStray Kidsをはじめ、aespa、LE SSERAFIM、ILLITなど、各社を代表するアーティストの未提出が確認されている。
最近、米レコーディング・アカデミーは受賞候補を選定するため、正会員を対象とした第1次投票を開始。これに伴い、各部門への出品作品の全体像が明らかになりつつある。

今年7月には、まずBTSがグラミー賞への作品エントリーを見送る意向を表明した。続いて10月に入ると、JYPエンターテインメントもStray Kidsがグラミー賞に作品をエントリーしていないことを認めた。
その後、SMやYG所属アーティストも同部門に出品していないと報じられ、大手4社がそろって不参加となる構図が浮かび上がった。

ただし、ここで注意したいのは、すべての未提出が同部門への抗議やボイコットを意味するとは限らないという点だ。
BLACKPINKについては、対象期間中の楽曲が「アジア言語を意味のある比重で使用する」という同部門の条件を満たしていなかったとする見方もある。
つまり、大手4社の所属アーティストが同部門に名を連ねていないという事実と、全員が新設部門そのものに反発して参加を拒んだという話は、分けて考える必要がある。
それでも、BTSやStray Kidsのように明確に不参加を選んだ人気グループがいるなかで、SMやYGまで含めた主要K-POP勢が同部門から姿を消したインパクトは小さくない。
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