43歳の倖田來未が、第2子を出産した。
14年ぶりにわが子を腕に抱いた喜びを本人が伝え、母子ともに健康だという。
【写真】倖田來未の妊娠が韓国でも注目 “あの一言”とセットで
まずは祝福すべき知らせだ。
ところが海を越えた韓国では、今回も18年前の“あの一言”が一緒に引っ張り出された。
「35歳を過ぎると羊水が腐る」。2008年、当時25歳だった倖田來未がラジオ番組で口にし、大きな批判を浴びた発言だ。
今年春、第2子妊娠が明らかになった際にも、韓国ではこの言葉とセットで大きく報じられた。そして約半年後、無事に出産を迎えた今回も、同じ光景が繰り返されている。
「14年ぶりに腕に抱いた」第2子誕生
倖田來未は10月16日、公式サイトやSNSを通じて第2子を出産したことを発表した。

「先日、無事に新しい命を迎えることができました。母子ともに元気に過ごしております」と報告し、「小さなわが子の命を14年ぶりに腕に抱いた瞬間、温かいぬくもりと感動が再び溢れてきました」と喜びを伝えた。
妊娠を発表してからファンから届いた「待ってるよ」という言葉にも感謝し、しばらく身体を休めたあと、再びステージに戻るための準備を進めるとしている。来年3月からは全国ツアーも予定されている。
今年3月に第2子妊娠を発表して以来、多くのファンが見守ってきたなかで届いた、喜ばしい知らせだった。
韓国では再び18年前の発言とセットに
しかし韓国メディアの報じ方を見ると、出産そのものと同じくらい目立っているのが、2008年の発言だ。
韓国メディア『スポーツ朝鮮』は「43歳の倖田來未、第2子出産で…“35歳を過ぎると羊水が腐る”過去発言が再び物議」と見出しを打ち、出産のニュースとともに、かつて妊娠・出産年齢をめぐって口にした発言を紹介。『ニュースエン』も同様に「“35歳を過ぎると羊水が腐る”発言を謝罪した倖田來未、43歳で第2子出産」と、18年前の発言を結びつけて報じた。

これは今回が初めてではない。
今年春に妊娠が伝えられた際にも、『韓国経済』『MHNスポーツ』『ソウル新聞』など複数の韓国メディアが、43歳での妊娠と過去発言をセットで取り上げていた。
つまり倖田來未の場合、妊娠発表でも過去発言が再び注目され、出産発表でもまた同じ言葉が掘り起こされたことになる。
本人は当時、この発言について公式に謝罪している。それでも18年という時間が流れた現在も、今回のような人生の大きな節目で、当時の一言がニュースの見出しへ戻ってくるわけだ。
「いつまで持ち出すのか」という声も
ただし、今回の韓国報道には以前とは少し違う部分もある。
『スポーツ朝鮮』は、過去の発言を問題視する反応だけでなく、「すでにずっと前に謝罪したことを、出産のニュースにまで持ち出すのは行き過ぎではないか」といった趣旨の声も紹介している。
ここには、今回のニュースを単純な“過去発言との皮肉な対比”だけでは片づけられない側面がある。
もちろん、一度公に発した言葉が記録として残るのは避けられない。特に多くの人を傷つけたり、誤った認識を広げたりしかねない言葉であれば、その責任が問われるのも当然だろう。
一方で、本人が謝罪してから18年が経ち、その後の人生を歩んできたなかで、新しい命を迎えたニュースにまで毎回同じ発言を持ち出し続けるべきなのかという疑問も残る。
今年4月、第2子妊娠が明らかになった際にも、韓国では18年前の一言が大きく取り上げられた。そして半年後、無事に出産を迎えた今回もまた、その言葉が再び見出しに並んだ。
失言は時間が経っても消えない。ただ、謝罪した言葉を人生の節目のたびに突きつけ続けることが、いつまで妥当なのか。
倖田來未の第2子出産をめぐる韓国の報道は、改めてその問いを浮かび上がらせている。
■【写真】“韓国の倖田來未”と呼ばれた歌手、25歳でこの世を去って18年


