「ドジャース入りは自ら下した決断だ」
ロサンゼルス・ドジャースのポストシーズンがあっけなく幕を閉じた。
メジャー2年目を迎えたキム・ヘソン(27)にとっても、悔しさの残る1年となった。
「野球人生で最も失望した1年」と振り返るほどだったが、米メディアは出場機会の少なさに対する「不満の表明」と受け止め、厳しい評価を下している。
米メディア『ラリー・ブラウン・スポーツ』は10月18日(日本時間)、「ドジャースに不満を抱いている選手がいるようだ」「キム・ヘソンが限られた出場機会に失望感を示した」と報じた。最近、キム・ヘソンが専門メディア『ドジャース・ネーション』のインタビューで語った内容を受けての反応だ。
キム・ヘソンはインタビューで、「メジャーリーグに1カ月ほどしかいられなかったことが、最も残念だ」と話していた。

今季、キム・ヘソンの立場は厳しかった。ドジャースが100勝を挙げるなか、出場はわずか43試合にとどまった。5月末にマイナーリーグへ降格して以降、レギュラーシーズン終了までメジャーに復帰できなかった。
シーズン成績は打率.259、1本塁打、11打点、OPS(出塁率+長打率).651。ポストシーズンでは土壇場でナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)のロースター入りを果たしたものの、守備固めとして1試合に出場しただけだった。
シーズンの大半をマイナーリーグで過ごしただけに、悔しさは大きい。キム・ヘソンは「野球人生で最も失望したシーズンだった」「長い期間メジャーでプレーしたかったが、それがかなわなかった」と振り返った。シーズンを終えた選手としての率直な思いだったが、『ラリー・ブラウン・スポーツ』はこれを「不満の表明」と受け止めた。
同メディアは「ドジャース入りは自ら下した決断だ」と指摘。「スター選手がそろうドジャースと契約したことで、ほかの球団でより多くの出場機会を得られる可能性を手放した」と論じている。
さらに、「キム・ヘソンはドジャースで目立った結果を残せなかった」としたうえで、「ミルウォーキー・ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)で4連敗を喫して敗退した後も、出場機会への不満を示した」と批判した。
キム・ヘソンに対する評価は分かれるところだろう。昨年に続き、今季も打撃の波が大きく、与えられたチャンスを十分に生かせなかった。好調が続いたかと思えば、すぐに不振に陥る場面もあった。実際、『ドジャース・ネーション』はキム・ヘソンの課題として「打撃の一貫性」を挙げている。
デーブ・ロバーツ監督も「打席での安定感が足りなかった」と指摘し、「もっと良い姿を見せられれば、チームで重要な役割を担えるだろう」と評価した。結局、こうした批判を払拭するには、成績で見返すしかない。
◇キム・ヘソン プロフィール
1999年1月27日生まれ。韓国・京畿道出身。身長178cm。韓国のプロ野球選手。ロサンゼルス・ドジャース所属。高校卒業後の2017年にネクセン・ヒーローズ(現キウム・ヒーローズ)でプロデビューし、2021~2024年の4年連続でゴールデングラブ賞を受賞。2025年1月3日、ドジャースと3年総額1250万ドルで契約した。韓国代表では2021年東京五輪、2023年WBC、2023年杭州アジア大会、2023年アジアプロ野球チャンピオンシップなどに出場。登場曲は自身の名前「ヘソン」にちなんで、アニメ『BLEACH』のエンディング曲で知られる歌手ユンナの人気曲『ほうき星』韓国語版の『ヘソン(彗星)』。
■キム・ヘソン、自身が語る改善点「打席で競争力を示さなければ、チャンスは来ない」


