『映画ちいかわ』、韓国で異例のヒット!観客動員180万人を突破 前売り率も24日連続1位を記録 | RBB TODAY

『映画ちいかわ』、韓国で異例のヒット!観客動員180万人を突破 前売り率も24日連続1位を記録

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『映画ちいかわ』、韓国で異例のヒット!観客動員180万人を突破 前売り率も24日連続1位を記録
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『ちいかわ』が、韓国の映画館で異例のヒットを飛ばしている。

かわいい見た目とは裏腹な“意外な物語”が、観客を引きつけている。

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韓国映画振興委員会の映画館入場券統合電算網によると、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は先週末(10月16~18日)のボックスオフィスで1位を記録した。公開19日目で累計観客動員数180万人を突破したのに続き、2週連続で週末ボックスオフィスの首位に立った。

累計観客数は182万8891人。これは今年4月に公開されたアニメーション映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の最終観客動員数163万6624人を上回る数字だ。今年公開されたアニメーション作品のなかでも、『トイ・ストーリー5』に次ぐ興行成績2位にあたる。公開前から前売り率トップを走り、その後も24日連続で前売り率1位をキープしている。

ヒットの中心にあるのは、キャラクターたちの圧倒的な魅力だ。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
(画像提供=CJ ENM)『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』韓国版ポスター

日本のイラストレーター・ナガノが生み出した『ちいかわ』は、小さくてかわいい生き物たちの日常を描いた作品で、韓国では「なんか小さくてかわいいやつ」という意味の「먼작귀(モンジャックィ)」の愛称で親しまれ、確かなファン層を築いている。

ちいかわ、ハチワレ、うさぎなど個性豊かなキャラクターは、単なるかわいらしさだけでなく、それぞれの性格や関係性でも愛されている。特に、キャラクターへの愛情がグッズ購入やSNSでのコンテンツ共有へとつながり、作品を中心とした独自のファン文化も形成されてきた。

今回の映画版は、そうした人気をスクリーンへと広げた作品だ。報酬100倍という甘い誘いにつられて未知の島へ向かったちいかわたちが、そこに隠された秘密を探る“怪しい討伐ミッション”に挑む物語で、原作でも人気の長編エピソード「人魚島」をもとにしている。

なかでも目を引くのが、かわいらしいビジュアルと物語のギャップだ。

主人公たちの見た目だけを見れば、癒やし系アニメを思い浮かべやすい。しかし、『ちいかわ』の世界は決して平穏なだけではない。生きていくために討伐へ向かい、報酬を得るために危険を冒すキャラクターたちの姿は、現実社会の生存競争を思わせる。さらに、討伐のなかには“死”という概念も存在する。

『映画ちいかわ』スチールカット
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』スチールカット

このように、純粋で無害に見えるキャラクターたちが、生存に直結する状況へ置かれていく過程には、ほろ苦い現実がにじむ。ただかわいくて愛らしい物語を期待していた観客にとっては、意外な展開に驚かされるかもしれない。

しかし、その予想外の展開こそが、作品ならではの個性となっている。映画館を出たあとに始まる、物語の結末をめぐる考察もまた、作品を楽しむ要素のひとつだ。

こうした魅力は、原作をよく知るファンだけのものではない。キャラクターへの愛着から映画館を訪れた観客はもちろん、『ちいかわ』を深く知らない観客にとっても、かわいらしい見た目と対照的な物語の組み合わせが、新鮮な楽しさを与えている。

子ども向けアニメのように見える世界観のなかに、大人も共感できる欲望や生存をめぐるテーマが盛り込まれている点も、幅広い観客を引きつける要因となっている。

スクリーンの外でも、その熱気は続いている。現在、龍山(ヨンサン)アイパークモール内にある「ちいかわ」ショップには、平日にもかかわらず、オープン前から行列ができている。映画鑑賞がキャラクターへの愛着やグッズを手元に置きたいという気持ちへとつながる現象は、『ちいかわ』というIP(知的財産)の強さを示している。

龍山アイパークモールのちいかわショップ龍山店
(写真=ちいかわショップ龍山店Instagram)龍山アイパークモールのちいかわショップ龍山店

ヒットの出発点となったのは、すでに形成されていたファン層だ。しかし、公開3週目に入ってもボックスオフィス首位を守り、180万人を突破したという成績は、一般層にも支持が広がっていることを物語っている。

原作ファンを足掛かりに韓国の一般の観客まで魅了した『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が、今年のアニメーション映画の興行勢力図をどこまで塗り替えるのか、注目が集まっている。

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《スポーツソウル日本版》

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