ボーイズグループBTSのチリ公演の会場周辺で15人が逮捕されたなか、現地警察がARMY(BTSのファンネーム)のマナー意識を公の場で絶賛し、目を引いた。
チリのニュース番組『T13』など、多数のメディアによると、去る10月17日(現地時間)、チリ警察は首都サンティアゴのエスタディオ・ナシオナル・デ・チリ(国立競技場)周辺でBTSの公演に関連する治安維持活動を行い、15人を逮捕し、2500件以上の身元確認および車両検問を行ったと明かした。
この日の報告で、チリ警察首都圏西部地域の責任者、アレックス・バアモンデス氏は、ARMYに異例の賛辞を送った。彼は、「ARMYの行動を高く評価し、称えたい」として、「非常に素晴らしく行動し、おかげで公共秩序に何の問題もなかった」と伝えた。
公演を控え、大勢の人が押し寄せたなかでも、ファンは秩序正しく行動し、警察の統制に協力したという説明だ。
会場周辺での逮捕が伝えられたが、警察はファン全体の行動を問題視するよりも、むしろ成熟した観覧マナーを高く評価した。
ただ、逮捕された15人のうち1人は詐欺の疑いで捕まり、残り14人の具体的な逮捕の理由は公開されていない。彼らが全員、BTSの公演を見に来たファンであるかも確認されていない。バアモンデス氏は詐欺被害を防ぐため、ファンにチケットを購入する際は、特に注意してほしいと呼びかけた。

ARMYの好評は、ほかの現地機関でも続いた。チリ捜査警察(PDI)は、空港やアルゼンチン、ボリビア、ペルー国境で出入国審査を受けたBTSファンの協力的な態度を公の場で称賛した。国境を越えて、チリを訪れたファンが出入国手続きに積極的に協力し、秩序ある姿を見せたというものだ。
現地警察楽隊も、特別なもてなしに乗り出した。警察楽隊は、10月16日の大統領府近くの広場でBTSのヒット曲『Dynamite』を演奏した。
『T13』によると、警察関係者はこの演奏がBTSの最初の公演を訪れた観客の秩序ある行動に感謝を伝えるためのイベントだと説明した。
なお、10月14日、16~17日(現地時間)、BTSはワールドツアー「ARIRANG」のチリ公演として、サンティアゴの国立競技場でパフォーマンスを披露した。チリ国内でも、BTSとARMYへの関心が集中している。


