女子陸上選手のパク・ソヨン(陜川郡庁)が話題だ。
初めてのフルマラソンで、予期せぬアクシデントに見舞われた。
22歳のパク・ソヨンは10月18日、韓国・済州特別自治道で開催された第107回全国体育大会の陸上女子一般部マラソンに出場し、2時間48分51秒で7位に入った。フルマラソンへの出場は今回が初めてだった。
レース中に突然始まった生理による痛みや精神的なつらさに耐えながら、ゴールまで走り切ったという。
レース後、パク・ソヨンは自身のSNSを更新。「25km付近で、予想もしていなかった生理が始まった。2週間半前に生理が来たばかりだったのに……。本当に棄権したかった」と振り返った。

さらに、「延々と続く上り坂に加え、レース中に突然、最悪のコンディションになった。生理痛でお腹が締め付けられるように痛み、力も抜けていった」と説明。それでも、「もう二度と諦めないという自分との約束を守りたかった」と、完走を目指した理由を明かした。
最後には「次はもっと素晴らしい姿で戻ってくる」とつづり、初めてのフルマラソンを終えた心境を伝えた。
しかし、ファンの反応は分かれている。最近、マラソン選手が体の異変を感じながらも大会中に無理を重ね、死亡する事故が起きたこともあり、議論が広がった。
パク・ソヨンの完走への強い意志に感嘆した人々からは、「本当にすごい」「初めてのフルマラソンでこんな状況になっても完走するなんて立派だ」「自分との約束を守った精神力が素晴らしい」など、称賛や応援の声が上がった。予期せぬ体調不良に見舞われながらも、ゴールまで走り抜いた姿勢を評価する意見だ。

一方で、無理なレースが健康に悪影響を及ぼす可能性を懸念する声もある。一部のファンは「どんなに意志が強くても、健康が第一」「痛みがひどかったなら、無理をするべきではなかった」「もし大変なことになったら、どうするつもりだったのか」と指摘し、選手の安全を優先すべきだと主張した。
また、競技者と市民ランナーでは体調管理のあり方が異なるとの意見も出ている。全国体育大会のような大規模な大会では医療スタッフが十分に待機しており、緊急事態が起きても対応できる体制が整っているため、レースを続けるかどうかは選手本人の意思に委ねるべきだという見方だ。

パク・ソヨンは、京畿体育高校時代に800m、1500m、5000m、3000m障害物競走などの中長距離種目で頭角を現した。2022年には、これら4種目すべてで優勝している。
そして今年、陜川郡庁所属の選手として初めてフルマラソンに挑戦。初挑戦で2時間48分51秒を記録し、7位に入って今後への可能性を示した。
(記事提供=OSEN)


