南野拓実とレッドブル・ザルツブルグで躍動したサッカー韓国代表FWのファン・ヒチャンが、車両提供契約を巡り、高級車のレンタルサービス業者と法廷争いを繰り広げている。
去る10月21日、報道によると、高級車レンタル業者「VAHANA」側が、ファン・ヒチャンを詐欺の疑いで告訴した。
業者側は、ファン・ヒチャンと約15カ月間契約を維持し、スーパーカーや最高級車など、42台を提供したが、契約上に明示された宣伝義務が履行されなかったと主張した。
VAHANA側によると、両者は2024年8月に車両提供およびSNSでのPR契約を締結した。
業者側は、初めの契約で車5台を提供することにしていたが、ファン・ヒチャン側が高級車へのアップグレードを繰り返し要求したことで、提供車両が42台に増えたと述べた。
メルセデス・ベンツG-Classや、ランボルギーニウルス・ウラカン・アヴェンタドール、フェラーリ、マクラーレンなど、高級車を要求されたという説明だ。

業者側は、契約書にファン・ヒチャンのインスタグラムに会社名を明示した宣伝を4回投稿する条件が含まれていたが、投稿が行われなかったと伝えた。
また、ファン・ヒチャンは、ほかのブランドの製品を投稿する際は、ハッシュタグでブランド名を表示していたが、VAHANAの車の写真には、業者名を明かさなかったと指摘した。
これを根拠に、業者側は提供を受けたことをあえて明かさないようにしていたのではないかという疑惑を提起した。
その一方で、ファン・ヒチャン側は疑惑を否定した。ファン・ヒチャンの実姉であり、所属事務所BtheHC代表のファン・ヒジョン氏は、契約は選手の肖像権と高級車利用サービスの交換を条件に結ばれるものだったとして、契約上の宣伝義務を回避した事実はないという立場を明かした。
車両のアップグレードなど、不当な要求があったという主張も否定したと伝えられた。
なお、ファン・ヒチャン側は2025年8月に契約が終了した後、同年10月に両者の合意のもとで協賛関係を終えたと説明した。これに先立ち、ファン・ヒチャン側は関連問題について、業者の代表を相手取り、法的対応に乗り出していた。
両者の意見が分かれているなか、契約時の宣伝義務に関する合意内容や、履行の有無、車両提供および交換の過程などが、今後の捜査において主な争点となる見通しだ。


