埼玉県幸手市は23日、市制施行40周年記念映画「桜の下のポリフォニー」の追加メインキャストに、乃木坂46の筒井あやめと新津ちせが決定したと発表した。中江有里も追加キャストとして出演する。2027年春の劇場公開を予定している。

同作は、地域の「食」と「人」を描く「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」の第5弾。主演の小野花梨が管理栄養士の山口幸子役を務める。筒井は地元に戻った農家の娘・宇野美月、新津は食に悩みを抱える女子生徒・佐久間芽衣、中江は芽衣の母・佐久間清実を演じる。


企画・製作はキネマ旬報企画(映画24区)が担当し、松林麗とフィリピン・マニラ出身のプリンセス・アンポールが共同監督を務める。オリジナル脚本は松林が手掛け、2026年春に幸手市内で全編を撮影した。約1000本のソメイヨシノと菜の花で知られる幸手権現堂桜堤などが登場する。

制作には企画段階から市民が参加した。脚本づくりやロケ地、新しいレシピの案を募ったほか、市民向けの演技ワークショップやオーディションも実施。市民キャストには658人の応募があり、小学1年生から82歳までの57人が出演した。学生も照明機材の運搬やカチンコなどで撮影を支えた。


筒井は幸手市での撮影について、穏やかな空気や満開の桜が印象に残ったとコメント。新津は桜並木や米、地元の人々との交流を振り返り、作品を通じて幸手の魅力や、登場人物が食べることの楽しさと意義を見つける物語に注目してほしいと語った。


