韓国の人気バラエティ番組をめぐり、“キス強要”論争が浮上した。
女性出演者への「セクハラではないか」との指摘について、韓国の放送審議機関が判断を下した。
10月13日、韓国の放送メディア通信審議委員会は、昨年11月23日に韓国で放送されたSBS『ランニングマン』の一部内容について審議し、「問題なし」と議決した。
当時の放送には、ドラマ『ダイナマイト・キス』の宣伝のため、女優アン・ウンジンと俳優キム・ムジュンが出演し、メンバーたちとゲームを行った。ゲームは、目隠しをした出演者が、自分にキスした相手を当てるという形式で進められた。
アン・ウンジンは自分の順番になると、「本当にやるんですか?」と重ねて確認。この場面では、アン・ウンジンがためらう様子もそのまま放送された。
最終的にアン・ウンジンは、額ではなくヤン・セチャンの腕にキスをした。すると、これを見たタレントのハハは「もう一回、(ヤン・セチャンが)受けてみるべきじゃない?」と冗談を言い、歌手キム・ジョングクも「アン・ウンジンは額にもキスしたのに、今になってできないふりをしている」と発言した。

これを見た申立人は、家族で視聴する時間帯に、出演者へキスを強要するように見える場面が放送されたとして、苦情を申し立てた。
これについてホン・ミエ委員は、「女性出演者にキスを求める場面は、セクハラ論争が起こらざるを得ない放送だったと思う」とし、「特に出演者が戸惑ったり、ためらったりする反応を見せていたにもかかわらず、それが笑いの材料として使われたのは適切ではない」と述べた。
これに対し、キム・ミンジョン委員長は、「身体接触をゲームの題材として活用したという点では、多少不快に感じる余地はあったと思う」としながらも、「ゲームに参加した出演者たちは、その内容や進行方法を理解したうえで自発的に参加したとみられ、相手の意思に反して身体接触を強要した状況とみるのは難しい」と説明した。
最終的な会議の結果、キム・ミンジョン放送審議小委員長とキム・ウソク、キム・イルゴン、チョ・スンホ委員は「問題なし」と判断し、ホン・ミエ委員は行政指導にあたる「意見提示」とする意見を出した。
なお、『ランニングマン』は毎週日曜18時10分から韓国で放送されている。
(記事提供=OSEN)
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