映画『グエムル-漢江の怪物-』が、アメリカでのリバイバル上映を控えているなか、新たに公開されたポスターが日本風だと批判を浴びている。
来る11月20日、映画『グエムル-漢江の怪物-』が公開20周年を記念し、4Kリマスター版としてアメリカで再上映される。
同作を手掛けたのは、映画『パラサイト 半地下の家族』で、アメリカの主要映画賞「アカデミー賞」で、非英語作品として初めて作品賞を受賞したポン・ジュノ監督だ。
これに先立ち、10月29日に英題『THE HOST』と記されたポスターが公開された後、韓国のSNSを中心に、デザインに対する議論が巻き起こっている。
一部のネットユーザーは、ポスターの波の表現が日本の浮世絵、特に葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」に似ていると指摘した。彼らは、「韓国映画をなぜ日本風に描いたのか」と批判的した。

その一方で、これを日本風とだけ解釈するのは早計だという反論もあった。「日月五峰図」「魚変成竜図」など、朝鮮時代の伝統絵画でも類似した波や雲の模様が使われていたという。特に、魚が竜に変わるポスターの構図が「魚変成竜図」を彷彿とさせるという意見もあった。
なお、議論になったこのデザインは、今回のリマスター上映のために新たに制作されたものではない。

イギリス・ロンドンで活動するイラストレーターのマディソン・コービーが制作し、2023年にフランスで公開された『グエムル-漢江の怪物-』4Kの限定版ブルーレイに使用されていたものと判明した。
当時、ポン・ジュノ監督がデザインを確認し、採用を認めたと伝えられている。


