韓国で「国民の父」と呼ばれた俳優チェ・ブラムさんをめぐり、ある飲食店の投稿が物議を醸している。
故人の訃報を店の宣伝に利用したとも受け取れる内容だった。
11月1日、京畿道で営業するある飲食店が、SNSにチェ・ブラムさんの写真を使用した店の宣伝動画を投稿した。
動画には、「チェ・ブラム先生が坡州(パジュ)・統一東山(トンイルドンサン)の東和敬慕公園で永眠されます~」という文言とともに、店名が記されていた。
続けて店側は、「近所のおじさんのように親しみやすく温かく、長い間、私たちの社会に良い影響を与えてくださった方が、私たちの地域にある東和敬慕公園で永眠されることを、本当にありがたく光栄に思う」と投稿。
さらに、「特別な方々と特別な雰囲気を求める多くの方に来ていただければと願っている」と、来店を呼びかけた。

チェ・ブラムさんの埋葬先が店の近くに決まったことを受けて投稿された内容だけに、ネット上では故人の死を店の宣伝に利用しているのではないかとの批判が相次いだ。
投稿を見たネットユーザーからは、「これは正しいの?」「誰かの悲しみを利用するのは、さすがに違うと思う」「これはひどい」「ここは行かない方がよさそう」といったコメントが寄せられ、怒りの声が上がった。

なお、チェ・ブラムさんは10月29日、ソウル・江西(カンソ)区の病院で入院治療を受けていたなか、87歳でこの世を去った。
葬儀には多くの芸能関係者や著名人が参列。また、生前に児童・青少年の支援活動に尽力した故人の功績をたたえ、「緑の傘子ども財団葬」として執り行われた。
11月2日午前には出棺が行われ、埋葬先は京畿道・坡州(パジュ)の東和敬慕公園となった。


