主演俳優チョ・ジヌンの過去の犯罪歴をめぐり、放送が延期されていたドラマ『シグナル』続編の放送が決定した。
無期限延期から一転、12月7日に初放送を迎える。
11月6日、韓国のケーブルテレビ局tvNは「ドラマ『2度目のシグナル』(原題)に関して、視聴者の皆さまから寄せられた懸念や意見を重く受け止めています」とし、放送日程を発表した。
tvNは「特定の出演者による過去の問題行動は、放送局としても決して軽く考えることのできない問題です。しかし、『2度目のシグナル』は特定の出演者一人だけの作品ではありません」と説明した。
続けて、「企画段階から撮影、編集などの後半作業に至るまで、多くのスタッフや制作陣、関係者の時間と努力が込められた共同の創作物です。出演者個人に対する評価と作品そのものの価値、そして制作に携わった人々の努力は、分けて考える必要があると考えています」と伝えた。

これに伴い、『2度目のシグナル』は12月7日からtvNの月火ドラマとして放送される。放送時間については、「作品のジャンルや視聴環境などを総合的に考慮し、当初の予定より遅い22時に放送する予定です」と明らかにした。
さらに、「全8話の物語の展開や全体の流れを考慮し、初週に第3話まで放送します。初放送日には、物語の流れや没入感をできる限り損なわない範囲で、第1話の放送時間を一部短縮・調整し、第1話と第2話を連続放送します。翌日には、本格的に物語が動き出す第3話を放送する予定です。その後は月曜日と火曜日に1話ずつ放送を続けます」と説明した。
また、tvNは作品の完成度を維持しながら、懸念を最小限に抑えるため、さまざまな対応策を検討したという。そのうえで、「映像技術を活用した修正方法を模索し、AIを使って出演者を別の人物に置き換えるテストも行いました。しかし、演技表現や物語の流れを自然に再現するには限界があり、最終的にこの技術を適用することは難しい状況です」と明かした。
最後に、「作品の公開が、問題を擁護したり正当化したりすることを意味するものではないという点を、明確にお伝えします」と強調した。
続けて、「今回の決定によって、皆さまから寄せられた懸念をすべて解消することは難しいと思います。それでも、長い間作品を待ってくださった方々や、作品の完成に向けて、それぞれの立場で最善を尽くしてきた多くの俳優、スタッフ、制作陣の努力も考慮する必要があると判断しました」と説明した。
そして、「『2度目のシグナル』が本来持つ物語と意味を大切に伝えながら、放送局としての責任を忘れません」と締めくくった。

2016年に韓国で放送されたドラマ『シグナル』は、日本でも坂口健太郎主演でリメイクされ、話題を集めた。続編として10年ぶりに制作された『2度目のシグナル』は、当初、tvNの開局20周年に合わせて今年6月に放送される予定だった。
しかし、主演俳優チョ・ジヌンに過去の少年犯罪歴があったことが明らかになり、物議を醸した。その後、放送は無期限延期となっていた。
tvNの公式声明全文は以下の通り。
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こんにちは、tvNです。
ドラマ『2度目のシグナル』に関して、視聴者の皆さまから寄せられた懸念や意見を重く受け止めています。
特定の出演者による過去の問題行動は、放送局としても決して軽く考えることのできない問題です。
しかし、『2度目のシグナル』は特定の出演者一人だけの作品ではありません。企画段階から撮影、編集などの後半作業に至るまで、多くのスタッフや制作陣、関係者の時間と努力が込められた共同の創作物です。
出演者個人に対する評価と作品そのものの価値、そして制作に携わった人々の努力は、分けて考える必要があると考えています。
そのため、長い間慎重に検討を重ねた末、『2度目のシグナル』を12月7日からtvNの月火ドラマとして放送することを決定しました。
作品のジャンル的な特性や視聴環境などを総合的に考慮し、従来の放送時間より遅い22時に放送する予定です。
また、全8話の物語の展開と全体的な視聴の流れを考慮し、初週に第3話まで放送します。初放送日には、物語の流れと没入感を最大限維持できる範囲で、第1話の放送時間を一部短縮・調整し、第1話と第2話を連続放送します。
翌日には、本格的に物語が動き出す第3話を放送する予定です。その後は、月曜日と火曜日に1話ずつ放送を続けます。
この決定に至るまで、作品の完成度を維持しながら、懸念を最小限に抑えるための方法をさまざまな角度から検討してきました。
映像技術を活用した修正方法を模索し、AIを使って出演者を別の人物に置き換えるテストも行いました。しかし、演技表現や物語の流れを自然に再現するには限界があり、最終的にこの技術を適用することは難しい状況です。
作品の公開が、問題を擁護したり正当化したりすることを意味するものではないという点を、明確にお伝えします。
今回の決定によって、皆さまから寄せられた懸念をすべて解消することは難しいと思います。
それでも、長い間作品を待ってくださった方々や、作品を完成させるために、それぞれの立場で最善を尽くしてきた多くの俳優、スタッフ、制作陣の努力も考慮する必要があると判断しました。
『2度目のシグナル』が本来持つ物語と意味を大切に伝えながら、放送局としての責任を忘れません。
(記事提供=OSEN)
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