韓国俳優の妻が運営する会社に、ソウル市の事業をめぐる優遇疑惑が浮上した。
これを受け、会社側が公式声明を発表した。
11月6日、ドラマ『天国の階段』などで知られる俳優シン・ヒョンジュンの妻が運営する会社「JAYCEANDRIVER」は、ソウル市の広報映像制作事業をめぐる優遇疑惑について反論した。
同社は「一部報道ではソウル市関連の映像制作実績が7本とされているが、実際には2年間で計18本の長編動画を制作した」と説明。続けて、「2022年の法人設立当初から、映画制作業、広告・広報映像制作業、エージェンシー業など、コンテンツ制作に関連する事業を事業目的に含めていた」と明かした。
さらに、「ソウル市の事業に携わる以前から、独自のニューメディアコンテンツ制作や国内外の企業との協業を通じて、関連実績やポートフォリオを積み重ねてきた」と強調。代表取締役についても「映像コンテンツの企画・制作、エンターテインメントビジネス、文化イベントの運営など、コンテンツ産業全般で10年以上の実務経験を積んできた専門性を持つ女性経営者だ」と述べた。

そのうえで、「今回のソウル市議会による行政事務監査に関連し、必要な資料の提出や事実確認の手続きに誠実に協力する。契約や事業の遂行に関する客観的な資料に基づき、提起された疑問について明確に説明する予定だ」と伝えた。
これに先立ち、シン・ヒョンジュンは2025年9月、ソウル市の名誉市長に委嘱されていた。なお、名誉市長は無報酬の名誉職だ。
しかし最近、ソウル市議会の文化体育観光委員会に所属するユン・ソンヒ議員が、JAYCEANDRIVERとソウル市が総額3億7565万ウォン(約4400万円)のユーチューブ広報動画制作契約を締結したことについて問題を提起した。
ユン議員は、夫の名誉市長という立場を利用して特別待遇を受けたのではないかと指摘し、議論を呼んでいる。


