ドラマ『ドクターX~白衣のマフィア』が、視聴率の上昇傾向を維持できずにいる。
11月7日、視聴率調査会社「ニールセンコリア」によると、前日6日に韓国で放送されたSBS金土ドラマ『ドクターX~白衣のマフィア』(以下、『ドクターX』)は、全国基準で視聴率15.3%を記録した。
日本の人気シリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』を原作とする同作。滑り出しは、順調だった。初回で11.4%からスタートした同作は、上昇傾向を続け、第6話では19.5%まで跳ね上がった。
視聴率20%突破を目前にして、ヒットへの期待を高めたが、第7話から流れが変わった。その後、視聴率が下がり続け、今回の第9話では15%台まで押し戻された。
第9話では、8歳の小児がん患者を救うため、ケ・スジョン(演者キム・ジウォン)は前例のない手術に挑戦した。
医療スタッフの大半が手術に難色を示すなかでも、彼女は患児を諦めなかった。彼女の決心を見て、意見を変えたト・ユンシク(演者キム・ヨンミン)とチャン・ヒスク(演者イ・ジョンウン)まで、手術に加わり、緊張感を高めた。

これに先立ち、『ドクターX』は、光州(クァンジュ)事件を題材にしたエピソードが公開された後、激しい議論に巻き込まれた。
作中で歴史的事件を再現、解釈する過程で一部のシーンや表現が不適切だという指摘がなされ、ネット上では批判と擁護の声が対立した。特に、光州事件をドラマがどのように扱うべきかを巡り、議論が拡大した。
また、医学部のストライキを扱った放送回も、やはり視聴者の関心を集めた。医療スタッフ不足と医療人の責任、患者の命を巡る葛藤を劇的に描き、現実の医療問題を彷彿とさせるという反応があった。敏感な社会的テーマを扱っただけに、共感と不快感が交錯した。
ただし、視聴率下落の原因が、特定の議論だと断定することは難しい。視聴者は、視聴率の下落に関連して、「序盤に比べて新鮮さがない」「事件や設定にやりすぎな感じがある」「進むにつれて、教条的な印象が強くなっている」などの意見を出している。
序盤で20%近い視聴率を記録し、ヒットの兆しを見せた『ドクターX』が、残る放送回で再び上昇傾向を回復できるか、関心が集まっている。
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