マクニカとジーデップ・アドバンスによるAIロボット開発支援パッケージ「ROBODEV」の提供を開始 - DreamNews|RBB TODAY

マクニカとジーデップ・アドバンスによるAIロボット開発支援パッケージ「ROBODEV」の提供を開始

AIとビジュアライゼーションのソリューションカンパニーである株式会社ジーデップ・アドバンス(GDEP Advance,Inc. 本社:東京都中央区、代表取締役CEO:飯野匡道、東証スタンダード 証券コード:5885)と、株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将)は、両社共同企画のAIロボット開発支援パッケージ「ROBODEV(ロボデブ)」の提供を開始したことを本日発表いたします。



近年、AIロボットの研究開発において、高性能なコンピューティング環境が不可欠となっています。これらの環境は特にシミュレーション実行時に様々な条件下で予測を立て、問題解決を効率化し、安全性を向上させる上で大きな役割を果たします。しかしながら、そのための環境構築には高度な専門知識が求められるため、開発者にとって大きな障壁となっています。

「ROBODEV」は、ジーデップ・アドバンスが提供する高性能で動作検証済みのGPUワークステーションに、AIロボット開発に必要な環境構築をセミオートで行えるROBODEVインストーラーを実装しており、フィジカルAI開発向けのNVIDIAプラットフォームであるNVIDIA Isaac(TM) (NVIDIA Isaac Sim(TM)、NVIDIA Isaac ROS)やNVIDIA Omniverse(TM) などを、簡単にセットアップすることが可能です。加えてセットアップ後には、マクニカよりAIロボット開発導入支援に向けたハンズオンサポートを用意しており、NVIDIA Isaacの座学やNVIDIA Isaac Simの基本操作をレクチャーします。

「ROBODEV」は、お客様の”環境構築における課題”を解決し、迅速な開発着手を実現するための支援を提供します。これにより、ロボティクス分野でのAI開発を加速させ、市場投入までの時間を短縮することが期待されます。
マクニカとジーデップ・アドバンスは、今後もAIロボット分野における本サービスの提供を通じて、お客様のAI開発の促進と技術革新の支援を行っていきます。

■「ROBODEV」 ハードウェア仕様

エントリーモデル
CPU:Xeon w5-2555X
CPUクーラー:CPU水冷ユニット
GPU:NVIDIA RTX 6000Ada 48GB
マザーボード:intel W790 チップセット
メモリー:64GB (16GBx4) DDR5-4800 ECC Reg
ストレージ1:Boot Device:M.2 NVMe SSD 2TB
ストレージ2:SSD 1.9TB MTBF200万時間高耐久品
ネットワーク:2x Onboard 10GbE + BMC
ケースサイズ:W290 x D478 x H471mm
電源:2x 1200W 電源ユニット (最大2400W 非冗長) 100V入力
OS:Ubuntu 22.04 LTS
GPUサポート:CUDA Toolkit / ※Linuxのみ対応となります。
AI開発環境:G-SUITE for ROBODEV(Miniforge Python レシピ配布, JupyterLab + Slurm,Docker/Singularity + Slurm, NGCメニューサポート)
サポート1:マニュアル:セットアップガイド(G-SUITE経由で提供)
サポート2:ハンズオンセミナー:Isaac Simハンズオン 基本編チケット + サポートチケット
保証体制:センドバック保証 1年

スタンダードモデル
CPU:Xeon w5-3535X
CPUクーラー:CPU水冷ユニット
GPU:NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q 96GB
マザーボード:intel W790 チップセット
メモリー:128GB (32GBx4) DDR5-4800 ECC Reg
ストレージ1:Boot Device:M.2 NVMe SSD 2TB
ストレージ2:SSD 1.9TB MTBF200万時間高耐久品
ネットワーク:2x Onboard 10GbE + BMC
ケースサイズ:W290 x D478 x H471mm
電源:2x 1200W 電源ユニット (最大2400W 非冗長) 100V入力
OS:Ubuntu 22.04 LTS
GPUサポート:CUDA Toolkit / ※Linuxのみ対応となります。
AI開発環境:G-SUITE for ROBODEV(Miniforge Python レシピ配布, JupyterLab + Slurm,Docker/Singularity + Slurm, NGCメニューサポート)
サポート1:マニュアル:セットアップガイド(G-SUITE経由で提供)
サポート2:ハンズオンセミナー:Isaac Simハンズオン 基本編チケット + サポートチケット
保証体制:センドバック保証 1年

ハイスペックモデル
CPU:Xeon(TM) w9-3575X
CPUクーラー:CPU水冷ユニット
GPU:3x NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q 96GB
マザーボード:intel W790 チップセット
メモリー:256GB (64GBx4) DDR5-4800 ECC Reg
ストレージ1:Boot Device:M.2 NVMe SSD 2TB
ストレージ2:SSD 1.9TB MTBF200万時間高耐久品
ネットワーク:2x Onboard 10GbE + BMC
ケースサイズ:290 x D478 x H471mm
電源:2x 1200W 電源ユニット (最大2400W 非冗長) 100V入力
OS:Ubuntu 22.04 LTS
GPUサポート:CUDA Toolkit / ※Linuxのみ対応となります。
AI開発環境:G-SUITE for ROBODEV(Miniforge Python レシピ配布, JupyterLab + Slurm,Docker/Singularity + Slurm, NGCメニューサポート)
サポート1:マニュアル:セットアップガイド(G-SUITE経由で提供)
サポート2:ハンズオンセミナー:Isaac Simハンズオン 基本編チケット + サポートチケット
保証体制:センドバック保証 1年

※記載されている情報はリリース時点のものです。予告なく仕様を変更する可能性があります。

■「ROBODEV」ハンズオンサービスメニュー

基本編
 アジェンダ
  NVIDIA Isaac 座学
  内容 ・NVIDIA Isaacのご紹介
     ・ROS/ROS2の概要
     ・Isaac ROSのご紹介
  Isaac Simハンズオン[simple robotの作成]
  内容 ・Isaac Simとは (基本的な操作)
     ・Isaac Simとは (簡易ロボットと作成&動きの確認)
     ・Isaac Sim Action Graph

応用編(オプション)
 アジェンダ
  Omniverse Replicatorハンズオン
  内容 ・NVIDIA公開のサンプルプログラムを使用したハンズオン
     ・傷ランダムのデータセット作成プログラムの作成
  Isaac ROSハンズオン
  内容 ・Isaac ROSとは (基本サンプル)
     ・Isaac ROSとは (Isaac Sim連携サンプル)
  Isaac Sim(MoveIt)ハンズオン
  内容 ・多関節ロボットのMoveIt動作確認
     ・Isaac SimとROS2の連携
  RTX Lidarハンズオン
  内容 ・RTX Lidarのロボットへの実装
     ・ROS2のRviz2でPoint Cloudデータを可視化
     ・RTX Lidar搭載ロボットのシミュレーション
  AIロボットハンズオン(AI推論にIsaac ROSを使用)
  内容 ・AIロボットのデータセット作成(ハンズオン)
     ・TAOを使用したAIモデル転移学習
  AIモデル作成ハンズオン(AI推論にDeepStream SDKを使用)
  内容 ・緑地領域検出のデータセット作成(ハンズオン)
     ・TAOを使用したAIモデルの転移学習
     ・AI推論ストリーミング画像の作成とAI推論の実行
  AIモデル作成ハンズオン(AI推論にPythonスクリプトを使用)
  内容 ・YOLOによる物体検知のデータセット作成(ハンズオン)
     ・TAOを使用したAIモデルの転移学習
     ・PythonスクリプトによるAI推論の実行

※応用編(オプション)の内容と費用については各社へお問い合わせください。

株式会社ジーデップ・アドバンス 代表取締役 CEO飯野 匡道氏は次のように述べています。
「フィジカルAIの時代に向けてロボット技術は急速なスピードで進化しています。NVIDIA Isaac Simは、ロボット開発におけるシミュレーションとAIトレーニングを加速させるための強力なプラットフォームです。
今回マクニカ様のご協力のもと発表させて頂いた「ROBODEV」は、ハイパフォーマンスなGPUワークステーション上でお客様がこの素晴らしいプラットフォームを最大限活用頂けるよう、インストールから導入後ハンズオンまでシームレスなパッケージとしてご用意いたしました。「ROBODEV」が産業全体のイノベーション創出に貢献していくことを願っています。」

株式会社マクニカ クラビス カンパニー プレジデント 伊藤 啓介氏は次のように述べています。
「この度、ジーデップ・アドバンス様との「ROBODEV」の取り組みを通じて、ロボティクス分野におけるお客様の技術革新を支援できることを大変嬉しく思います。当社はNVIDIA国内正規代理店として、最先端のNVIDIAハードウェアやソフトウェアの提供に加え、専門エンジニアによる質の高い技術支援を強みとしてきました。
今回ジーデップ・アドバンス様と提供いたします「ROBODEV」は、NVIDIA IsaacやOmniverse(TM)などの技術を最大限活用できるハードウェア・ソフトウェア環境に、当社独自のサポートを組み合わせてご提供しています。これにより、お客様のAIロボット開発がより迅速かつ円滑に進むことを確信しております。」

「ROBODEV」サービス紹介ページ
URL:https://www.gdep.co.jp/robodev/

【製品に関するお問い合せ先はこちら】
株式会社ジーデップ・アドバンス ソリューション本部
E-mail:sales@gdep.co.jp

株式会社マクニカ クラビス カンパニー 製品担当
Tel:045-470-9821

※本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。

<株式会社ジーデップ・アドバンスについて>
株式会社ジーデップ・アドバンスは、「Advance with you」をミッションに、GPGPUをはじめとするアクセラレーターやハイエンドワークステーション、広帯域ネットワークや高速ストレージを用いたクラスターシステム、さらにライブラリやコンパイラ、ジョブスケジューラなどの運用ツールの提供構築から運用支援まで、仕事や研究を前に進めるための手段をオンプレミスやレンタル、クラウドなどあらゆる形態で総合的に提供するAIとビジュアライゼーションのソリューションプロバイダです。NVIDIA社の「NPN(NVIDIA Partner Network)」においてエリートパートナーとして活動しています。
株式会社ジーデップ・アドバンスについて:https://www.gdep.co.jp/

<株式会社マクニカについて>
マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界28か国/地域91拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて:https://www.macnica.co.jp

■製品、サービスに関するお問い合わせ先
株式会社ジーデップ・アドバンス ソリューション本部 E-mail:sales@gdep.co.jp


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