SHIN4NY、宇都宮ブレックス協力のもとリアルタイム音声解析テクノロジー「ボルテージ指数 (R)︎」のアリーナ実証実験実施! - PR TIMES|RBB TODAY

SHIN4NY、宇都宮ブレックス協力のもとリアルタイム音声解析テクノロジー「ボルテージ指数 (R)︎」のアリーナ実証実験実施!

SHIN4NY株式会社、宇都宮ブレックス協力で「ボルテージ指数」の実証実験をスタジアムにて実施




SHIN4NY株式会社(「シンフォニー」、以下、「SHIN4NY」、本社:神奈川県小田原市、代表取締役:工藤春香)は、ヒトの発話音声を計測し、その感情を「見える化」することを得意とするスタートアップ企業です。

この度、「宇都宮アクセラレーター2024」の一環として「宇都宮ブレックス(株式会社栃木ブレックス)」の協力のもと、SHIN4NYが開発した音声解析テクノロジー「ボルテージ指数」を用いて、宇都宮市内のアリーナ(最大収容人数:約4,500人)の環境下において観客の応援の盛り上がりをリアルタイムに可視化する実証実験を実施致しました。
リアルタイム音声解析テクノロジー「ボルテージ指数(R)」の特長

※ 掲載画面は開発中につき実際の仕様とは異なる場合があります。※「ボルテージ指数」はSHIN4NY株式会社の登録商標です。

・スポーツファンの声援データを分析し、リアルタイムに熱狂を可視化。
・熱狂度を可視化することで観戦体験を高め、選手とファンとの一体感を醸成。
・音声データの分析・活用で選手やチームの精神的パフォーマンス向上をサポート。
・サービス概要:https://shin4ny.com/service/voltage-index/

実証実験の概要
1. アリーナ環境下での良好な音声データの収録及び音声解析技術の精度を検証。
2.「ボルテージ指数」を用いて観客の声援をリアルタイムに可視化。
 応援する人々の声の特性を分析し,熱狂度(0~100ポイント)をグラフィック表示。
3. 観戦者の熱気の可視化による選手への影響及びファンとのエンゲージメントを考察。

【実施日】2024年12月14日(土)、12月15日(日)、2025年1月12日(日)
会場】ブレックスアリーナ宇都宮(栃木県宇都宮市元今泉5丁目6−18)
スタジアム実証実験について
1.計測方法
今回の実証実験では、アリーナでの音の反響等を考慮して、
スマートフォンの内蔵マイクを使用して、試合を録画しました。
※アリーナ内での計測は本実証実験が初めての試みとなります。



2.ボルテージ指数の算出
動画音声から音声解析エンジン「Heart Voice」を用いて、熱狂度を示すボルテージ指数を計算します。グラフは、横軸に試合の経過時間、縦軸にボルテージ指数(単位:ポイント)を示しています。ボルテージ指数は、0から100ポイントで表示され、数値が大きいほど熱狂度が高くなります。



3.結果
アリーナ環境下での良好な音声データの収録により,ボルテージ指数の計測を行い,観客の声援を元にした場内の熱量の可視化を実現しました。最も盛り上がったのは、第2Q残り1分59秒の [1]オフェンス・シーン、2番目は第2Q残り5分31秒のゴール・シーン、3番目は2番目のゴールシーンの直後で第2Q残り5分28秒のディフェンス・シーンとなりました。



4.今後の展開
本実証実験の結果も踏まえ,今後,更に開発を推進し,当社が持つ独自の音声解析技術を用いた「新しいスポーツ観戦の楽しみ方」を提供するため,以下のようなサービスの展開を目指します。
<ボルテージ指数のリアルタイム可視化プラットフォームの構築>
スマートフォンやタブレット、スタジアム内大型ビジョンへリアルタイムにボルテージ指数を配信し、試合中のファン演出や放送演出を実現し、試合観戦の臨場感・没入感の向上を目指します。

<ファンエンゲージメント強化施策との連携>
SNS連携機能やスタッツデータとのクロス分析を図り、ハイライトシーンの自動生成・共有、ファン投票型の「最高潮シーン選定」など、双方向コミュニケーションを実現します。

<リモート応援への展開>
会場に来られないファンの声援もボルテージ指数に変換し、試合会場やオンラインでリアルタイムに可視化・配信することを実現し、世界中どこからでも応援に参加できる仕組みを整備します。

<他競技・他会場への展開>
バスケットボール以外のプロスポーツ(サッカー、野球、ラグビー等)や屋外/屋内アリーナでのフィールドテストを実施し、汎用性の高い解析モデルを確立します。

『宇都宮ブレックス(株式会社栃木ブレックス)』について
宇都宮ブレックスは、栃木県宇都宮市をホームタウンとするB.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチーム。フランチャイズ・エリア(活動区域)は栃木県であり、栃木県宇都宮市をホームタウン、栃木県鹿沼市をマザータウンとし、栃木県内でホームゲームを開催。チームの理念は「強く愛されるモチベーションあふれるチーム」であり続けること。

『宇都宮アクセラレーター2024』について
「宇都宮アクセラレーター2024」は、宇都宮市が主体となり、産学官金の連携によってスタートアップ企業の成長を支援するプログラムです。このアクセラレーターは、革新的な技術やサービスの社会実装を目指し、新たなビジネスの創出と地域経済の活性化を促進することを目的としています。実証実験の場を提供し、企業の事業拡大を加速させます。

SHIN4NY代表取締役・工藤の想い
弊社の革新的なセンシング技術が、日常生活に「ちょっと、いいよね」「なんか、いいよね」という瞬間を増やす力になると信じています。私たちの技術は、オンラインでの専門家相談、幼児・高齢者のモニタリング、心の元気のセルフチェック、話し方トレーニング、リアルタイム感情センシング、クリエイティブな仕事や学習の適応度評価、生活上の異常検知など、幅広い応用が可能です。

今回、宇都宮ブレックス様との協力を通じて、声から熱狂度を可視化する「ボルテージ指数」のアリーナ環境における実証実験を実施できたことを大変嬉しく思います。
宇都宮市は、私の出身地であり慣れ親しんだ場所です。
この度、宇都宮ブレックス様にご協力頂けたことを大変光栄に思います。

SHIN4NYは、声援を視覚情報に変換する技術を通じて、応援の楽しさを体験できる世界を創造することを目指しております。本実証実験を通じて「ボルテージ指数」の更なる開発を進め、すべての人が応援に参加しやすい社会の実現に貢献していきます。
SHIN4NY 会社概要
【会社名】SHIN4NY株式会社
【本社】神奈川県小田原市栄町2−12−10
【開発本部】宇都宮市中央3-1-4 栃木県産業会館3階
【設立】2022年12月6日
【代表者】代表取締役CEO 工藤春香
【事業内容】ヒューマン・センシングデータを活用した音声解析システムの開発。
【HP】https://shin4ny.com/

お問い合わせ
SHIN4NY株式会社 広報窓口
Mail:info@shin4ny.com

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