
自治体、メディア、企業などが発信する地域情報が集まるスマートフォンアプリ「Lorcle(ロークル)」に22日から、警視庁が発出する防犯情報の配信が始まりました。犯罪に巻き込まれないための対策や、各地で発生した事件などの情報をいち早く伝え、住民の安心安全な暮らしに役立てます。また、ロークルではこれまで東京都内8区市(港区、目黒区、渋谷区、新宿区、世田谷区、足立区、江戸川区、武蔵村山市)をサービスエリアとしてきましたが、島しょ部をのぞく全53区市町村をサービスエリア化し、身近な話題、生活に役立つ情報を届けていきます。アプリは誰でも無料で利用できます。
警視庁では、犯罪やトラブルへの対策などをまとめた媒体「広報けいしちょう」を定期的に発行しているほか、不審者情報、犯罪情報、交通安全情報、緊急危険情報などを警察署単位の地域別にメール配信しており、ロークルにこれらの情報を掲載して周知します。
ロークルは、東京新聞や中日新聞などを発行する中日新聞社(名古屋市)が運営。2024年4月に愛知、岐阜、三重の東海3県でスタートし、25年に入り首都圏や関西圏にもサービスエリアを拡大。8月20日時点で約110の自治体と約130の企業・団体が運用しています。警察機関の参加は愛知県警、岐阜県警、三重県警に次ぎ、警視庁が4例目となります。
Lorcle(ロークル)のサービスエリア
◆関東
東京都 千代田区、世田谷区、八王子市など53区市町村(島しょ部を除く)
※神奈川県、埼玉県、千葉県など関東各県在住者は居住地を「関東」と設定すれば利用できます
◆中部
愛知県 名古屋市、一宮市、豊橋市、豊田市など全54市町村
岐阜県 岐阜市、大垣市、多治見市、高山市など34市町村
三重県 津市、四日市市、松阪市、伊勢市、尾鷲市など全29市町
静岡県 浜松市、御前崎市、森町の3市町
滋賀県 大津市、草津市、長浜市、米原市など8市町
◆関西
大阪府 大阪市、堺市、豊中市、高槻市、枚方市など6市
京都府 京都市、宇治市、福知山市、亀岡市など6市
兵庫県 神戸市、姫路市、尼崎市、明石市、宝塚市など7市
奈良県 奈良市、大和郡山市、橿原市の3市
計203区市町村
ロークルでは、利用者が無料で各種の情報を見ることができ、居住地だけでなく、関心がある別の地域の情報も受け取ることができます。レジャー、グルメなどの話題を掲載するページやイベント情報を地図・カレンダーに表示したページなどがあり、各自治体・企業は、それぞれのページに身近な出来事や、イベント・観光情報、手続き情報、災害などの緊急情報などを発信していきます。電子クーポンの配布やプレゼントキャンペーンなどを随時実施しており、ユーザー数が拡大しています。
Lorcleのダウンロードはこちらから(スマートフォン専用アプリです)

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サービスエリアは順次広げていく方針で、自治体や地域団体、事業者などが参加を決定いただければ、アプリにその地域の専用ページができ、情報が掲載されるようになります。ご興味がある方はこちらからお気軽にご相談ください。
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