地域・学校と積み重ねてきた実践から考える“高校教育”のこれからーオンラインイベント3月17日開催 - PR TIMES|RBB TODAY

地域・学校と積み重ねてきた実践から考える“高校教育”のこれからーオンラインイベント3月17日開催

貞広斎子氏とのトークセッションや「高校魅力化」「探究学習」「地理的制約を超えた学び」の実践事例を共有

認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都中野区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)は、現場の実践から、これからの高校教育改革を考えるイベント「地域・学校と積み重ねてきた実践から考える“高校教育”のこれから―地域をこえて、いま何をつなぐか―」を2026年3月17日(火)にオンラインで開催します。
本イベントでは、高校教育改革の潮流の中で重要性を増す「自治体・学校・民間の連携した高校魅力化」「地理的制約を超えた学びの提供」「探究学習を推進するための体制づくり」などの観点から、カタリバがこれまで各地域で行ってきた実践を紹介し、これからの高校教育に必要な視点を深めます。



■新たに示された「ネクストハイスクール構想」 社会の変化に対応する高校教育とは-学校・地域との実践事例から考える

AIの急速な進展や産業構造の変化に加え、2040年に向けて少子高齢化や地方の過疎化が進むことが予測される中、高校教育を取り巻く環境は今後さらに複雑化すると考えられています。
こうした社会の変化に対応するため、高校教育には知識の習得にとどまらず、変化の時代を自立して生き抜く力や、多様な他者と協働して価値を生み出す力の育成が重要になると指摘されています。
また、生徒一人ひとりの学習ニーズに応じた柔軟な教育環境や、地域差によらない学びへのアクセス確保も喫緊の課題です。

そこで、文部科学省は、こうした社会背景に対応した高校教育の実現のため「高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン)*1」(2040 年に向けた N-E.X.T.(ネクスト)ハイスクール構想)を発表しました。各自治体は、グランドデザイン策定や実行計画の策定が進む中、「高校の未来をどう描くか」が問われています。

本イベントは、カタリバがこれまで学校や地域と共に実践してきた
○高校魅力化:大槌高校魅力化プロジェクト
○遠隔・オンラインを活用した地理的制約を超えた学び:横断型探究プロジェクト/遠隔授業の推進支援
○探究学習における教員向けカリキュラム開発:探究スタートアップラボ
という3つの取り組みを横断し、「いま何を“つなぐ”ことで高校の未来はひらかれるのか?」を実践から紐解きます。
*1:文部科学省「高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン)~2040年に向けた「N-E.X.T(ネクスト)ハイスクール構想」~概要」https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kaikaku/1358056_00005.htm

■ 開催概要

○日時: 2026年3月17日(火)14:00~17:00
○開催形式: オンライン開催(Zoom予定)
○参加費: 無料
○対象:自治体関係者、教育関係者、学校関係者など
○申込URL:https://forms.gle/kK8xhYJFQvbn4rQw8
○プログラム ※詳細は当日の進行により調整する場合があります。

○ゲストスピーカー


貞広 斎子氏(千葉大学教育学部教育学 教授)千葉大学教育学部教授。2024年より副学長(附属学校園・教員養成強化)。
専門は教育政策、教育行財政。現在、中央教育審議会副会長、同初等中等教育分科会分科会長、 教育課程部会副座長、教師を取り巻く環境整備特別部会部会長、教育課程企画特別部会主査等を務める。日本教育行政学会会長、日本教育学会法人理事、日本教育経営学会理事、日本教育制度学会理事、日本教育政策学会理事他。






今村 久美(NPOカタリバ 代表理事)慶應義塾大学卒。2001年にNPOカタリバを設立し、高校生のためのキャリア学習プログラムの提供を開始。2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、コロナ禍以降は、経済的事情を抱える家庭に対するオンライン学習支援やメタバースを活用した不登校支援を開始するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組む。ハタチ基金代表理事。地域・教育魅力化プラットフォーム理事。文部科学省中央教育審議会委員。東京大学経営協議会学外委員。朝日新聞パブリックエディター。石川県令和6年能登半島地震復旧・復興アドバイザリーボード委員。



■イベントで紹介するカタリバの3つの事業

○大槌高校魅力化プロジェクト


震災後に新入生数が半減し、存続の危機に直面していた町唯一の高校である岩手県大槌高校。こうした課題に対し、町・学校・カタリバが連携して地域や高校の魅力化に向けて2019年より取り組みを進めてきました。地域探究カリキュラムの導入や県外留学生の受け入れなどの取り組みにより、新入生数は回復傾向に。2022年度からは文科省「普通科改革支援事業」にも採択され、生徒の適性や関心などに応じた学びを実現するため、昨年より新たに「地域探究科」を設置。地域と連携した探究的な学びを通じて、主体的に未来を切り開き、地域や社会に貢献できる人材育成を目指しています。



https://www.katariba.or.jp/activity/project/otsuchimiryokuka/

○オンラインを活用した支援


1.学校横断型探究プロジェクト
2021年にスタートした本プロジェクトは、小規模校をオンラインでつなぎ、学校の枠をこえて探究学習を実践する取り組みとして、これまでに約50校と連携。小規模校では、生徒が興味関心に合う仲間や専門性のある教員に出会いにくいという課題があります。本プロジェクトでは、複数校合同のオンライン探究授業、テーマ別の放課後プログラム、教員同士の連携サポートなどを通じて、生徒一人ひとりに合った学びを支える環境を整えています。2024年度より、文部科学省の「各学校・課程・学科の垣根を超える高等学校改革推進事業(都道府県の枠組みを超えた探究プラットフォーム構築)」として実施
2.遠隔授業の推進支援
2024年度より、文部科学省の「各学校・課程・学科の垣根を超える高等学校改革推進事業における指定ネットワークの伴走支援・研究」を受託し、遠隔授業の実証に取り組む全国11地域の実践を支援。。教員研修や実践校間のノウハウ共有を行い、遠隔・オンラインを活用した学びの質向上にも取り組んでいます。



https://www.katariba.or.jp/activity/project/ohdantankyu/

○探究スタートアップラボ


探究学習を担当する教員に向けて、探究カリキュラムの開発や校内体制づくりを支援する研修プログラムです。カタリバは、2017年より福島県のふたば未来学園で探究教材の共同開発や指導計画の策定を行ってきましたが、その過程で“探究は一部の教員が進めている現状もあり、学校全体の体制づくりが課題である”ことに気づきました。そこで2024年度より、全国の学校を対象に同ラボを開始し、今年度は14校の教員が参加。3名以上の教員(管理職含む)がチームで参加することで、探究カリキュラムの設計や組織的な推進方法を、ワークショップ形式で実践的に学べる場を提供しています。



https://www.katariba.or.jp/magazine/article/report250512/

■【団体紹介】認定特定非営利活動法人カタリバ

どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。
<団体概要>
設立 : 2001年11月1日
代表 : 代表理事 今村久美
本部所在地 : 〒164-0001 東京都中野区中野5丁目15-2
事業内容 : 高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(岩手県大槌町・福島県広野町)/災害緊急支援(全国)/地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市)/家庭の事情で居場所を求めている子どもに対する支援(東京都足立区)/外国ルーツの高校生支援(東京都)/不登校児童・生徒に対する支援(島根県雲南市・全国)/子どもの居場所立ち上げ支援(全国)
URL: https://www.katariba.or.jp

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