本協定に基づき、三者は調査の設計・実施・分析から、その成果の社会実装までを一体的に推進し、西粟倉村の「生きるを楽しむ」地域社会の実現を目指します。
なお、2026年4月23日には、西粟倉村役場にて協定締結式を開催いたしました。

2026年4月23日「地域社会のウェルビーイング調査に関する連携協定締結式」開催の様子(会場:西粟倉村役場)|左からSIIF専務理事(代表理事) 青柳光昌、西粟倉村長 青木秀樹、SCI-Japan 代表理事 南雲 岳彦
■ 背景と目的
人口減少や地域経済の縮小といった課題が顕在化する中、従来の「人口」や「所得」といった外形的指標だけでは、地域の実態や持続的な豊かさを十分に捉えることが難しいという認識が広がっています。
本取り組みでは、「地域社会のウェルビーイング調査」を実施し、住民の実感に基づく幸福度や地域内のつながりといった“見えにくい価値”を可視化し、地域の本質的な豊かさを捉える新たな指標として活用します。
また、調査結果を単なるデータとして蓄積するだけではなく、
- 住民と行政の対話の促進
- 政策への反映
- 地域内外との共創の起点創出
へとつなげることで、持続可能な地域づくりの実現を目指します。
■ 「地域社会のウェルビーイング調査」の特徴
本調査は、個人の幸福度にとどまらず、地域社会全体の関係性や構造に着目する点に特徴があります。
- 個人のウェルビーイングと地域の共有財(関係性、自然・文化遺産等)を統合的に把握
- 地域コミュニティの関係性や共助の実態を可視化
- 政策や地域戦略に活用可能なインサイトの抽出
本取り組みは、日本において地域の「つながり」までを対象とした先進的な試みとして位置付けられます。
■ 各組織の役割
本連携は、三者がそれぞれの専門性を活かし、対等なパートナーとして推進します。
西粟倉村
西粟倉村は、本調査の実施フィールドとして、住民との接点を活かした調査推進および地域実装を担います。
これまで推進してきた「百年の森林構想」や地域主体のまちづくりの知見を基盤に、調査結果を政策や地域運営へと反映し、住民との対話を通じた地域づくりを深化させます。
SIIF(社会変革推進財団)
SIIFは、構造的・根本的な課題の解決を目指す「システムチェンジ」の視点から、本調査の設計・分析および全体推進を担います。
インパクト投資の知見を活かし、地域の多様な資本(人的資本・社会関係資本・自然資本など)を可視化するとともに、調査結果の発信や他地域への展開、新たな資金循環の創出に向けた働きかけを通じて、新たな地域活性化モデルの構築を目指します。
SCI-Japan(スマートシティ・インスティテュート)
SCI-Japanは、ウェルビーイング指標の開発機関として、調査設計および分析手法についての支援を行います。
地域幸福度に関する知見をもとに、個人と地域社会の両面からデータを分析し、政策活用や地域戦略に資する実践的なインサイトの提供を行います。
■ 今後の展望
本取り組みを通じて得られる成果は、以下のような形で活用される予定です。
- 地域政策への反映
- 住民・企業・行政の対話の促進
- 関係人口の創出や企業連携の強化
- 他地域への横展開
三者は、本プロジェクトを日本における地域活性化の新たなモデルケースとして発展させ、全国への波及を目指します。
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