
ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO:川崎文武)および Validators DAO が運営する ERPC は、本日、Solana RPC の getTransaction を中心とした履歴トランザクション取得性能を大幅に改善したことをお知らせいたします。
今回のアップデートにより、当社環境での比較において、ERPC の Solana RPC における getTransaction は、アップデート前と比較して最大約6倍高速化されています。改善はすでに全リージョンに適用済みであり、全 ERPC Solana RPC プランのご利用者の皆様が追加設定なしでご利用いただけます。
特に、直近30エポック分のデータ取得が強化されています。これは目安として約2か月分の近い過去データに相当し、Explorer、ウォレット、indexing、分析基盤、監視システム、バックエンド API、取引履歴の確認など、実運用で頻繁に参照される範囲の履歴トランザクション取得をより高速に行いやすくする改善です。
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getTransaction を中心とした履歴トランザクション取得を大幅改善
Solana アプリケーションでは、トランザクションを送信するだけでなく、その後の結果確認、履歴表示、詳細解析、ユーザー向けの取引履歴表示、内部システムでの照合、監視、デバッグ、indexing など、多くの場面で getTransaction が利用されます。
getTransaction は、単一のトランザクション詳細を取得するための基本的なメソッドでありながら、実運用では非常に高い頻度で呼び出されます。ウォレットではユーザーの取引履歴を表示するために使われ、Explorer や分析基盤では各トランザクションの詳細を確認するために使われます。取引アプリやバックエンドシステムでも、送信済みトランザクションの状態確認や、オンチェーンで実際に何が起きたかを検証するために欠かせないメソッドです。
今回のアップデートでは、この getTransaction を中心とした履歴トランザクション取得の性能を大幅に改善しました。当社環境での比較検証では、アップデート前と比較して getTransaction の取得処理が最大約6倍高速化されています。これにより、より多くのトランザクションデータを、より短い時間で取得しやすくなります。
この改善は、単にひとつのメソッドが速くなったというだけではありません。Solana アプリケーションの多くは、リアルタイムデータの受信、トランザクション送信、結果確認、履歴表示、分析、監視を組み合わせて動作しています。その中で getTransaction の応答が速くなることは、アプリケーション全体の確認処理、表示処理、補完処理、分析処理の速度に直接関係します。
直近30エポック分、目安として約2か月分のデータ取得を強化
今回の改善では、特に直近30エポック分のデータ取得を強化しています。Solana のエポック長はネットワーク状況によって変動しますが、直近30エポックは目安として約2か月分の近い過去データに相当します。
多くのアプリケーションにとって、最も頻繁に参照されるのは、極端に古いアーカイブデータではなく、直近の取引履歴、最近のユーザーアクティビティ、数日から数週間前のトランザクション、運用中に発生したイベント、監視対象となる最近の状態変化です。直近30エポック分の取得性能を強化することで、実際のアプリケーション運用で利用されやすい範囲を重点的に高速化しています。
ウォレットでは、最近の取引履歴をより速く表示できます。Explorer や分析サービスでは、直近のトランザクション詳細をより効率よく取得できます。indexing 基盤では、抜け漏れの確認、再取得、補完、検証の処理を進めやすくなります。監視システムやバックエンド API では、障害調査、取引確認、ユーザーサポート、内部照合の速度改善につながります。
Solana の本番環境では、データ取得の遅さがそのまま運用上の摩擦になります。トランザクションが完了しているにもかかわらず詳細取得に時間がかかる、ユーザー画面への反映が遅れる、内部処理で確認待ちが発生する、履歴データの再取得に時間がかかるといった問題は、アプリケーション体験と運用効率の両方に影響します。今回の改善は、こうした履歴トランザクション取得の摩擦を減らすためのものです。
全リージョン・全 ERPC Solana RPC プランに適用済み
今回の getTransaction 高速化は、すでに ERPC の全リージョンに適用済みです。特定リージョンのみの限定的な改善ではなく、ERPC Solana RPC を利用できる各リージョンで有効になっています。
また、改善は全 ERPC Solana RPC プランに適用されています。既存のご利用者の皆様も、プラン変更や追加設定なしでこの改善を利用できます。新しく ERPC を試す方も、現在の Solana RPC プランを利用することで、今回の改善が反映された環境をそのまま確認できます。
ERPC は、Solana RPC、WebSocket、Solana Geyser gRPC、Solana Shredstream、VPS、ベアメタルサーバーを同一プラットフォーム上で提供しています。Solana に特化したネットワーク配置、サーバー構成、データ配信、運用チューニングを継続的に改善することで、ご利用者の皆様がより安定して、より速く、より多くの Solana データを扱える環境を整備しています。
今回のアップデートも、その継続的な改善の一部です。ERPC では、単発の機能追加だけでなく、すでに提供している基本メソッドや既存プランの性能改善も継続して行っています。既存のご利用者の皆様にとっても、新規のご利用者の皆様にとっても、同じプランをより高い実用性能で利用できるようにすることを重視しています。
Explorer、indexing、分析、監視、バックエンド処理での利用に有効
getTransaction の高速化は、さまざまな Solana アプリケーションで効果があります。
Explorer やウォレットでは、ユーザーが確認したいトランザクション詳細をより速く表示しやすくなります。NFT、DeFi、ゲーム、決済、トレード、DePIN、AI x Crypto などのアプリケーションでは、オンチェーンで実際に発生した処理を確認し、ユーザー画面や内部状態へ反映するために、トランザクション詳細の取得が必要になります。
indexing や分析基盤では、Solana 上のイベントを集計するだけでなく、必要に応じてトランザクション詳細を再取得し、内容を検証し、内部データベースと照合する処理が発生します。getTransaction の取得速度が上がることで、このような補完処理や再確認処理をより効率的に進めやすくなります。
監視システムやバックエンド API でも、トランザクション詳細の取得は重要です。特定の署名に対して何が起きたのか、どの命令が実行されたのか、どのアカウントが関係したのか、エラーが発生したのか、処理が期待通りだったのかを確認するためには、getTransaction の応答速度と安定性が実運用上の重要な要素になります。
Solana のリアルタイムアプリケーションでは、最初にデータを受け取る速度だけでなく、その後の確認、補完、記録、表示、分析までを含めた一連の処理が重要です。今回の getTransaction 高速化は、この後段の実用処理を支える改善です。
DAS 関連メソッドを含む対応範囲も拡充
今回の getTransaction 高速化に加えて、ERPC では対応メソッドの拡充も進めています。DAS 関連メソッドを含め、実運用で利用されるメソッドへの対応範囲を継続的に広げています。以前は必要なメソッドに対応していなかったために ERPC を利用できなかった方にも、現在の対応状況であらためてお試しいただきたい状況になっています。
Solana アプリケーションの要件は、プロジェクトによって大きく異なります。標準的な Solana RPC メソッドだけで十分なケースもあれば、NFT、圧縮 NFT、アセット情報、メタデータ、履歴、アカウント状態、トークン情報、各種 indexer 系 API との組み合わせが必要になるケースもあります。ERPC では、こうした実運用上の要件に合わせて、利用できるメソッドの範囲を継続的に広げています。
過去に「必要なメソッドが足りない」「自分のアプリケーション要件に合わない」と判断された方も、現在の ERPC では対応状況が変わっている可能性があります。ぜひ再度お試しください。もし現在も必要なメソッドが見つからない場合は、Validators DAO 公式 Discord にてサポートチケットを作成ください。利用要件を確認したうえで、今後の対応拡充の参考にさせていただきます。
初めての方はフリートライアルを利用可能、過去に試した方も再度利用できる場合があります
ERPC をまだ試したことのない方は、ERPC ダッシュボードからフリートライアルをご利用いただけます。今回の getTransaction 高速化、直近30エポック分のデータ取得強化、対応メソッドの拡充を、実際のワークロードに近い形で確認できます。
過去にフリートライアルをご利用いただいた方でも、再度お試しいただける場合があります。かなり以前に ERPC を試したものの、当時は必要なメソッドや要件に合わなかった方、当時の性能や対応範囲だけで判断された方も、現在の構成であらためてご確認ください。
Solana RPC の実用性は、対応メソッド、リージョン、応答速度、安定性、料金体系、アプリケーションとの距離、運用サポートによって変わります。ERPC は継続的に改善を重ねているため、以前の利用時点とは異なる結果になる可能性があります。現在の要件に対して ERPC が適しているかどうかを、ぜひ最新の環境でお試しください。
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継続的に Solana RPC の実用性能を改善
ERPC は、Solana RPC を単なるエンドポイント提供ではなく、Solana アプリケーションの実行品質を支える基盤として改善しています。Solana では、ネットワーク距離、バリデータ品質、サーバー性能、データ配信経路、RPC メソッドごとの取得性能、WebSocket や Geyser gRPC との組み合わせが、アプリケーションの体験と運用効率に直接影響します。
getTransaction のような基本的なメソッドであっても、実運用では非常に重要です。基本メソッドの性能が上がることで、開発者の皆様は、より多くのデータを扱い、より速く検証し、より滑らかなユーザー体験を構築しやすくなります。
ERPC では今後も、Solana RPC、WebSocket、Solana Geyser gRPC、Solana Shredstream、VPS、ベアメタルサーバーを含む Solana 特化インフラ全体の改善を継続してまいります。対応メソッド、取得速度、到達安定性、リージョン展開、運用しやすさを継続的に改善し、ご利用者の皆様が Solana アプリケーション開発と本番運用に集中できる環境を整えてまいります。
お問い合わせ
Solana RPC のご利用、getTransaction を中心とした履歴トランザクション取得、DAS 関連メソッド、フリートライアル、既存プラン、構成相談に関するお問い合わせは、Validators DAO 公式 Discord にてサポートチケットを作成ください。
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