
■資金調達の背景
SWIは、当社創業者で東北大学名誉教授の下川宏明(現SWI代表取締役社長)の研究成果をもとに、低出力パルス波超音波(Low-Intensity Pulsed Ultrasound: LIPUS)を用いた低侵襲の治療プラットフォーム技術を開発してきており、これにより、これまで治療困難とされている認知症を始め、重症狭心症、不整脈などの治療に革新的な変革をもたらす医療機器の社会実装を目指しています。SWIが現在主要パイプラインと位置づけているLIPUSは、認知症(早期アルツハイマー病及びMCI(軽度認知障害))に関して安全性評価を目的とする探索的治験において安全性、有効性評価項目ともに目標を上回る結果が得られ(※1)、厚生労働省の「先駆的医療機器」の第1号の指定を受けており、今後も、対象疾患の広範な拡大も期待できるところであります。
その後、2023年秋より開始した早期アルツハイマー病患者及びMCIを対象とした「LIPUS-Brain」の有効性を確認するための最終的な検証的治験(医薬品のフェーズ3に相当)は2026年中に完了する予定となっています。
検証的治験における有効性確認後は、2025年8月に資本業務提携した住友重機械工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:渡部敏朗)が認知症の治療機器としての医療機器の製造販売に係る承認申請手続を速やかに行う予定です。そして承認取得後は全国の医療機関での治療開始に向けて両社協力し、既存技術とは異なる新規の治療機器を一日でも早く患者様の治療に役立てるよう尽力してまいります。
■LIPUSについて
LIPUSを利用した治療は、低侵襲で安全性が高い特殊な超音波を使って人体に予め備わる自己治癒力を活性化するにより、既存の医薬品や医療機器では治療が困難な様々な疾患に対する新たな治療法として、既存技術とは異なる新規の治療技術となりうるものです。LIPUSによる自己治癒力活性化は、疾患部位ごとに最適化された特殊な低出力パルス波超音波を体外から照射することで、超音波の物理的刺激が血管内皮細胞に作用し、血管拡張につながるeNOS(血管内皮型一酸化窒素合成酵素)や、血管新生につながるVEGF(血管内皮増殖因子)の発現を亢進させ、微小循環障害を改善することによると考えられています。
LIPUS治療を受ける患者様は、LIPUS発信機(認知症治療の場合はヘッドセット、心疾患治療の場合はチェストバンド)を体に装着し、椅子に座っているだけで治療が終了します。LIPUS治療に用いる超音波の出力は心エコーなどの診断装置と同程度のため、刺激や痛みを感じることはなく、麻酔も必要ありません。機器は小型で、医療機関の規模を問わず設置が可能です。
※1 下川教授の早期アルツハイマー病に対する超音波治療の探索的治験の結果がTohoku Journal of Experimental Medicineにオンライン掲載されるとともに、東北大学からプレスリリースされました
https://sw-innovation.com/news/paper/1132/
【サウンドウェーブイノベーション株式会社 概要】
会社名:サウンドウェーブイノベーション株式会社
所在地:東京都千代田区大手町1-6-1
代表者:下川宏明
URL:https://sw-innovation.com/
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