ブラザー工業株式会社は、現在試験運用中の没入空間創造システムの名称を「ROOMDIVE(ルームダイブ)」に決定した。さらに、これまで試験運用を行ってきた同システムの仕様をバージョンアップし、ROOMDIVEのウェブサイトを本日立ち上げてトライアルの受付も開始した。

ROOMDIVEは、カーブしたパノラマスクリーンに映し出される映像が視界いっぱいに広がることで、イマーシブ(没入感)を体験することができる投影システムである。ブラザーの独自技術となる同システムは、カーブしたスクリーンに既存の映像を投影するだけで、イマーシブ空間が目の前に広がるしくみ。スクリーンの形状に合わせた映像の調整が不要で、投影する映像を選ばないという。また、ゴーグルも不要なため、目の前に没入空間が広がり、その場にいる人と感動をシェアできるのもユニークなポイントである。
同システムは試験運用を開始して以来、大阪・関西万博を始めとするイベントやカラオケ店舗などにおいてたくさんのユーザーに利用・体験をされてきた。利用したユーザーからは、ライブ映像を投影して仲間との推し活に利用したり、没入空間でのカラオケを体験したりするなど、ユニークな形で楽しめたと好評だという。
ブラザーは、未来の事業ポートフォリオの変革を目指し、新規事業の創出に積極的にチャレンジしている。同社の従業員が提案したアイデアから始まったROOMDIVEは、ユーザーの新たなニーズにこたえるだけでなく、社員自身が心から欲しいと思えるもの、作りたいものを作る機会を提供することも、目的の一つとして運用されている同社独自の社内インキュベーションシステムから誕生した。新バージョンとなった同システムでは、試験運用から得られたユーザーの声が生かされるとともに、製品化へ向けた改良も行われている。同社の担当者は、「次の新規事業の候補として製品化にチャレンジするため、ROOMDIVEをカラオケやイベント利用だけでなく、ホテルや飲食店など新たな業態への導入提案にも取り組んでいきます」と語った。
■新名称「ROOMDIVE(ルームダイブ)」について

ROOMDIVEは、「空間(=ROOM)」そのものを新たな価値へと創り変え、まるで別世界へ「飛び込む(=DIVE)」ようなイマーシブ体験を届けたいという思いが込められている。空間と映像が一体となることで、好きな世界へ没入できる体験を実現できるだけなく、手軽に導入できることから、これまでよりも身近にイマーシブ体験に触れる機会を創出できるシステムとなっている。
■ROOMDIVEのしくみ

ROOMDIVEのシステムは、大掛かりな設備を必要とせず、3つの要素のみで構成される。体験者を囲うように設置する「カーブスクリーン」に加え、ブラザーの独自技術で可能となった「空間投影システム」と「コンテンツマネジメントシステム」によって、イマーシブ体験ができる空間が創出される。
■ROOMDIVEの特長
全身が包まれるような映像空間
壁・床・天井に映像を投影することで、ユーザーは視界全体を映像で満たされるため、強い没入感が体感できる。従来のスクリーン視聴とは異なり、映像世界に入り込んだような体験価値の提供が可能。

ゴーグル不要の没入体験
ROOMDIVEの空間では、部屋に入るだけで、誰もが手軽に没入体験を楽しめる。VRゴーグルも不要のため、友人や家族と同じ空間で映像世界を共有することも可能。

自分好みの投影コンテンツ
独自技術のコンテンツマネジメントシステムの採用により、カーブしたスクリーンに投影する映像の調整は不要となるため、どんな映像も没入型コンテンツとして楽しめる。専用アプリを使えば、オリジナル映像や限定コンテンツの利用も可能。自分だけの空間で好きな映像に深く浸れる上質なイマーシブ体験を実現する。

■ROOMDIVEの新規導入施設
BROTHER JOYFACTORY TOKYO
(ブラザージョイファクトリートーキョー)
ブラザーの東京ショールームにオープン予定の体験型アミューズメント施設「BROTHER JOYFACTORY TOKYO」に導入。日本文化をテーマにしたコンテンツの一つである「SHODO STAGE(書道ステージ)」において、和を感じさせる演出に囲まれたイマーシブ空間を提供する。

SHODO STAGEの様子
BROTHER JOYFACTORY TOKYO
■ROOMDIVE専用サイト
https://www.roomdive.net/
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