ロールス・ロイス、「スペクター・シリーズ II」を発表:尽きることのない完璧への追求 - PR TIMES|RBB TODAY

ロールス・ロイス、「スペクター・シリーズ II」を発表:尽きることのない完璧への追求




2026年6月2日(火) グッドウッド、ウエスト・サセックス

・ ロールス・ロイス・モーター・カーズ、スペクター・シリーズ II(Spectre Series II)およびブラック・バッジ・スペクター・シリーズ II(Black Badge Spectre Series II)を発表。パワー、航続距離、そしてビスポークの表現力をさらに高めた、画期的なモーター・カー
・ 再設計されたテクノロジーにより、航続距離は最大18%向上(WLTP:390マイル / 628km)、充電時間も最大14%短縮
・ ブラック・バッジ・スペクター・シリーズ IIは、ロールス・ロイス史上最もパワフルなモデルへ進化。インフィニティ・モードにより500kWの出力、スピリテッド・モードでは最大1100Nmのトルクを実現
・ ビスポークの可能性をさらに拡大し、より大胆で意欲的なコミッションに対応
・ 新たに「アイスド・ブラック(Iced Black) 」のエクステリア・ディテールを導入
・ 航空計器に着想を得た新しいクロック・デザインを採用し、クロック・キャビネット・ケースに収めて搭載
・ 新しいビスポーク・インテリア・オプション:デュアリティ・ツイルとプレイスト・パーフォレーションがスペクターでも選択可能に

スペクター・シリーズ II


ブラック・バッジ・スペクター・シリーズ II

「スペクターは、ロールス・ロイスにとって象徴的な存在であり、エンジニア、デザイナー、職人たちの力を結集して生み出されるとともに、お客様の声を反映しながら開発され、世界中で高い評価を得ています。このモデルは、静粛性、エフォートレスさ、そして揺るぎない力強さといったお客様がロールス・ロイスに求める価値をさらに際立たせるものであり、ロールス・ロイスが電動化と極めて高い親和性を持つことを示しています。また、世界各地での非常に大きな反響により、スペクターは現代のロールス・ロイスのラインナップの中でも、ビスポークの表現において最も魅力的なキャンバスのひとつとして確固たる地位を確立しました。そしてお客様は、より個性的で大胆なビスポーク・コミッションに取り組まれています。スペクター・シリーズ IIによって、私たちはその可能性をさらに広げました。この現代の傑作をさらに磨き上げるにあたっては、共同創業者ヘンリー・ロイス卿の精神を受け継いでいます。彼の言葉を借りれば、『小さなことの積み重ねが完璧を生むが、完璧は小さなことではない。』」
クリス・ブラウンリッジ ロールス・ロイス・モーター・カーズ 最高経営責任者

「スペクターは、現代を代表する最もエレガントな自動車デザインのひとつとして、一貫して高い評価を受けてきました。お客様も、そのデザインをこのモデルを選ぶ決め手のひとつとして挙げられており、将来、このモデルが特別なモーター・カーのコレクションに名を連ねる存在になることは間違いありません。スペクター・シリーズ IIでは、導入された素材やクラフトの幅をさらに広げることで、スペクターを自らの物語を描くためのキャンバスとして捉え、より大胆で創造的な表現を求めるお客様の期待に直接応えています」
ドマゴイ・デュケク ロールス・ロイス・モーター・カーズ デザイン・ディレクター

ロールス・ロイスは、ブランドを象徴するスーパー・クーペ、スペクターに、技術面およびクリエイティブ面のさまざまな進化を加えたスペクター・シリーズ IIを発表します。

2022年の登場以来、スペクターは現代のロールス・ロイスの特に重要なモデルのひとつとして、その時代を超越したデザイン、静謐でなめらかな走り、そしてエフォートレスなドライビング体験が高く評価されています。スペクター・シリーズ IIは、この成功をさらに発展させるモデルです。エンジニアリングの改良により、航続距離は最大18%向上し(WLTP :390マイル / 628km)、トルクは1,015Nmからスピリテッド・モードでは1,100Nmへと強化され、充電時間も最大14%短縮されています。さらに、新たに仕立てられたインテリア・イルミネーション、厳選された素材の拡充、印象的なエクステリアの仕上げにより、スペクターの表現の可能性はいっそう広がりました。これらの進化は、すでに未来のクラシックとしての地位を築きつつあるスペクターの本質を守りながら、その個性をより鮮明に際立たせるものです。

洗練された進化、静かなる力

スペクターの航続距離とパフォーマンスはすでにお客様の期待を上回っていましたが、グッドウッドのエンジニアたちはシリーズ IIに向けてドライブトレインを再調整し、より即応性とコントロール性を高めています。これにより、ブラック・バッジ・スペクターは、ロールス・ロイス史上最もパワフルなモデルとしての地位をさらに強固なものにしています。出力は442 kW 、トルクは1,015 Nm に向上しました。ブラック・バッジ・スペクター・シリーズ IIでは、インフィニティ・モードでは500 kW のパワーを引き出し、スピリテッド・モードでは最大1,100 Nm のトルクを発揮します。

さらに再設計されたバッテリーセル技術により、スペクター・シリーズ IIの航続距離は最大18%向上し、390マイル(WLTP)に達しています。また、充電時間は最大14%短縮されています。これは、ロールス・ロイスが掲げる電動ならではの静粛性と妥協なき性能の両立が、あらためて裏付けられています。

スペクター:ビスポークを象徴するキャンバス

スペクターは、ロールス・ロイスの現行ラインナップの中でも、ビスポーク表現において特に魅力的なキャンバスのひとつとなっています。中には、20を超える個別かつパーソナルなビスポーク要素を求める方もおり、スペクターにおけるビスポーク・コミッションの需要は、ファントムに次ぐ高さとなっています。さらに、ロールス・ロイスのプライベート・オフィスを通じて実現できる、ほぼ無限のビスポークの可能性に加え、スペクター・シリーズ IIでは、より大胆で表現力豊かなビスポークを求めるお客様の期待に応えるべく、新たなクラフト要素、素材、仕上げの数々を導入しています。

さらに洗練されたエクステリア

スペクター・シリーズ IIでは、このスーパー・クーペの象徴的なファストバック・プロファイル、洗練されたボディライン、そして特徴的なスプリット・ヘッドライトが継承されており、初代モデルから高い評価を受けてきたこのデザインに対する、ブランドの揺るぎない確信を示すものです。スペクターは登場以来、この時代を代表する最もエレガントな自動車デザインのひとつとして高く評価され、いまやファントム・クーペをはじめとするグッドウッド時代の名高いモデルと並び、ブランドを象徴するコレクションの系譜に連なる存在となっています。数々の国際的な賞を受賞してきたスペクターは、その時代を超越したデザインが審査員から一貫して評価されるとともに、お客様からも真の現代的傑作として受け入れられています。そして、スペクターのフォルムと面の美しさをより際立たせるため、スペクター・シリーズ IIのために新たなソリッドカラーのエクステリア仕上げ「エセリアル・ブルー(Ethereal Blue)」が開発されました。



造形美を宿すホイールデザイン

新たに導入された23インチの鍛造アロイ・ホイールは、あらゆる角度から光を捉え反射する、多面的なマルチスポークデザインを採用しています。このホイールは、極めて鋭い2.5mmの曲率で鍛造されており、研磨後もダイヤモンドのようなシャープで立体的な輪郭を保ちます。この精緻なファセットを実現するため、各ホイールは最大6時間をかけて手作業で仕上げられており、部分ポリッシュとフルポリッシュ仕上げの2種類が用意されています。



インテリア表現と素材の革新

スペクターのお客様の高い創造性に応えるため、スペクター・シリーズ IIではインテリアの表現の幅を大きく広げ、新たな素材や仕上げ、奥行きと多様性に富んだクラフト・ディテールが導入されています。そのひとつが「デュアリティ・ツイル(Duality Twill)」で、竹を原料としたレーヨンを用いた現代的な生地で、スペクターにこの素材が採用されるのは今回が初めてです。



この素材は、コート・ダジュールにあるル・ジャルダン・デ・メディテラネ(Le Jardin des Mediterranees)の広大な竹林から着想を得ています。この庭園は、ヘンリー・ロイス卿がかつて冬の邸宅としていたヴィラ・ミモザの隣に位置しています。

ツイル生地には、アーティスティックなデュアリティ・グラフィックが刺繍されています。このデザインは、ブランド創業者のイニシャルである2つの「R」を抽象的に解釈したもので、セーリングヨットに見られるロープの編み込みを思わせる、航海の世界に着想を得た意匠となっています。これもまた、フレンチ・リヴィエラへのさりげないオマージュです。

スペクター・シリーズ IIのデュアリティ・ツイルのインテリアには、最大260万針、総延長10マイルにおよぶ糸が用いられ、完成までに最大25時間を要します。ツイル生地のカラーは、ライラック、チョコレート、ブラックに加え、新たにセージが加わりました。セージは、涼やかでみずみずしいグリーンで、スペクター・シリーズ IIのインテリアに柔らかな明るさをもたらします。刺繍部分には50色以上の糸から選択することができ、ベース生地とコントラストをつけることも、調和させることも可能です。

スペクター・シリーズ IIでは、精密にカットされたパターンによってレザーに独自のアートワークを描き出す「プレイスド・パーフォレーション(Placed Perforation)」レザーも用意されています。デビューを記念して、デザイナーは月明かりに照らされた雲がつくり出す移ろうシルエットから着想を得たパターンを創り上げました。フロントおよびリアシートのショルダーからヘッドレストにかけて広がるこのデザインは、0.8mm、1.0mm、1.2mmの3種類のサイズによる78,138個のパーフォレーションで構成されています。さらに、このパーフォレーションをイルミネーテッド・ドアのオプションへと拡張した場合、光源に近づくにつれてパターンが繊細に拡散し、移ろいゆく夜空から差し込む星明りを思わせる、柔らかく幻想的な拡散効果を生み出します。



新たに導入されたハイグロス仕上げの「ブリンドルド・ウォルナット(Brindled Walnut)」ベニアは、ロールス・ロイスが素材のクラフツマンシップに対して抱く深い哲学を体現しています。この仕上げは、本来であれば焼却される実のならないウォルナットの木と、上質紙の製造過程で生じるユーカリ繊維の残渣を組み合わせることで、豊かな層を成す「タイガー・ストライプ(Tiger Stripe)」模様を形成しています。これらの素材はまず圧縮され、その後精密にカットされてベニアシートとなります。



仕上げには、微細なガラスフレークの粉末を配合したラッカーが施され、さらにクリアコートが重ねられます。この多層構造により、煌めく粒子が表面下に浮遊しているかのような印象が生まれ、ベニアに奥行きと躍動感を与えます。

インテリア・パネルとクロック・ギャラリーは、新たに導入されたイルミネーテッド・フェイシアによって、ダッシュボード全幅にわたって広がっています。このアートワークは、8,108個のピクセル状イルミネーションによる方向性のあるウェーブパターンで構成され、光が表面を流れるように見えることで、スペクター・シリーズ IIの持つ力強い水平基調をさらに強調しています。このデザインは、ホーム・オブ・ロールス・ロイスに広がるサウスダウンズの森林に、霧がゆっくりと漂いながら降りていく情景から着想を得ています。

新たなタイムピースも導入されており、そのデザインは、視認性を最優先する精密な航空計器から着想を得ています。ダイヤルには鋳造メタルの針が採用され、現代的なキャラクターを反映したミニマルなグラフィック処理が施されています。この新しいタイムピースを収めるだけでなく、特別に設えられたインセット・ヴィトリーヌには、ステンレススチールの無垢材から作られ、下方から照らし出されるスピリット・オブ・エクスタシー像が展示されています。



ブラック・バッジのための大胆な新パレット

ブラック・バッジ・スペクター・シリーズ IIでは、一連の新たなデザイン強化によって、ブランドの「オルター・エゴ」がさらに際立ち、その強烈で妥協のないキャラクターを強調しています。



新たに「アイスド・ブラック・エクステリア・ディテーリング(Iced Black Exterior Detailing)」が開発され、モーター・カーのほぼすべてのブライトワークマット仕上げが施されています。この処理は、グリル・サラウンド、サイドフレーム・フィニッシャー、バンパー・インサート、「ダブルR」バッジ・オブ・オナーのサイド・サラウンド、ドアハンドル、そしてスピリット・オブ・エクスタシーにまで及びます。この効果は、特別に開発されたマット・クリアコートによって実現され、洗練されたサテンのような仕上がりとなっています。なお、パンテオン・グリルのベーンはポリッシュ仕上げのまま残されており、これはロールス・ロイスのアイデンティティを保つためにデザイナーが下した判断です。



さらに、ブラック・バッジの存在感をいっそう高める新たなホイールセットも開発されました。オープンスポークのデザインによって、力強いブレーキ・ハードウェアが際立ち、ホイールの縁ぎりぎりまで伸びたポリッシュ仕上げのアウターリングが、7スポーク構造の直径をより大きく見せています。仕上げには微細なガラスフレークが組み込まれており、控えめながらも上質な輝きを実現します。この大胆な新デザインは「アイスド・マット・ブラック(Iced Matte Black)」仕上げでも展開されており、ブラック・バッジのホイールにこの仕上げが提供されるのは今回が初めてです。これは、特殊な高温硬化プロセスによって実現されています。



スペクターとお客様

スペクターの成功の核心にあるのは、その開発思想です。スペクターは、まずロールス・ロイスとして構想され、静けさ、エフォートレスさ、そして確かな存在感によって特徴づけられ、それを電動パワートレインによって実現したモデルです。こうして、ブランドの価値観と完全に調和する体験を提供し、ロールス・ロイスがスーパー・ラグジュアリー・モビリティの未来を形づくる存在であることを示しています。

このアプローチは、お客様にも明確に響いており、2025年、スペクターは世界で2番目に多く販売されたロールス・ロイスのモデルの地位を維持しました。

スペクター・シリーズ IIの開発にあたり、ロールス・ロイスのスペシャリストたちは、お客様が日々どのようにスペクターを利用しているか詳しく分析しました。平均すると7台の自動車を所有されるお客様にとって、スペクターは2台目のロールス・ロイスであることが多いものの、その使用頻度は非常に高いことが明らかになっています。年間平均走行距離は約4,000マイル(6,500km)で、これはレイス(Wraith)、ドーン(Dawn)、ファントム・クーペ(Phantom Coupe)といった他の2ドアのロールス・ロイスと同水準です。しかしスペクターは、個人的なドライビングを楽しむために使われる傾向が強く、充電のほとんどが自宅で行われ、さらに多くの場合は単独で運転されています。こうした実態は、スペクターは、オーナー自身が運転する「ドライバーズ・ロールス・ロイス」としてのアイデンティティを示しています。
スペクターのエフォートレスな使い心地により、多くのお客様が日常のモーター・カーとして愛用しています。ある欧州のお客様は、納車から2年間で3万マイル(5万km)以上を走行しており、これは一般的なロールス・ロイスの年間平均走行距離の3倍以上に相当します。

米国では、ロサンゼルス在住の著名なコレクターが、スペクターを日常の相棒として愛用しています。ブランドに語られたところによると、その方が特に気に入っているのは、自宅の丘の上から麓にあるガレージまでの短い移動です。回生ブレーキのおかげで、走り始めよりも航続距離が増えて到着するという、この車ならではの愉しみがあるためです。

スペクターの比類なきドライビングエクスペリエンスは、この車の成功を象徴する重要な要素ですが、それだけではありません。スペクターは、お客様にとって長期的な情緒的価値を持つ存在であり、ビスポークによる個性表現のための唯一無二のキャンバスとしても高く評価されています。たとえば、あるご夫妻は、出会った日の星空を再現したビスポーク・スターライト・ヘッドライナー(Bespoke Starlight Headliner)を通じて、互いの人生を称える特別なスペクターを創り上げました。また、ベイリーと名付けられた愛犬の思い出を、精緻なマルケトリーによって称えるものや、住まいの色調や素材感をそのまま反映させた「家の延長」のような空間、愛用するオート・ジュエリー・コレクションの世界観を継承し、特定のデザイナーにまつわる色から着想を得た一台もあります。韓国には、スペクターを芸術作品として展示するため、自宅内にギャラリースペースを設けた方もいます。

これらのインサイトは、この画期的なモデルにお客様が見いだしている感性に訴える豊かさ、創造性の深さ、そして運転の歓びを反映しています。そして、そのすべてがスペクター・シリーズ IIに導入された洗練された改良の基盤となっています。



スペクター・シリーズ II:揺るぎない本質の深化

スペクター・シリーズ IIの進化は、このモデルが持つデザインの一貫性と、エンジニアリングの不変性を力強く示すものです。これは、世界各地のプライベート・オフィス・ネットワークを通じて、お客様とのより深いつながりが実現し、かつてないほど幅広い創造表現が可能となった、新たなビスポークの時代の中で誕生しました。当初からスペクターの価値を見抜いていた方々の直感を尊重するとともに、これからスペクターを選ばれるお客様にも、新たな表現の可能性を提供します。

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