株式会社SAZO(本社:名古屋市昭和区、代表取締役:ギル マロ、以下「SAZO」)は、日本郵政キャピタル株式会社、鈴与株式会社、PARTNERS FUND2号投資事業有限責任組合、NAVER Corporation、D4V2号投資事業有限責任組合等をJ-KISS型新株予約権の引受先とする第三者割当増資と複数の金融機関からの借入とあわせ、シリーズAラウンドとして総額32.1億円の資金調達を実施したことをお知らせします。
なお、本ラウンドでの調達により、累計調達額は39.7億円となります。

本調達資金を活用し、越境ECショッピングサービス「SAZO」は、エージェンティック・コマース(Agentic Commerce)のインフラ実現に向けてプロダクトの研究開発を強化するとともに、グローバル展開を加速し、新しいステージに向けて組織体制の強化、マーケティング展開を進めてまいります。
本調達の背景と目的
SAZOは、2025年5月のプレシリーズAでの7.1億円の調達以降(※1)、日本版に続く韓国版「SAZO」をリリース、韓国マーケット向けに日本企業の越境販売における支援(※2)を開始し、2026年度上半期で月間取引額(GMV/流通取引総額)が約7倍に成長し、海外売上比率が75.65%に達しております。
※1:「世界中の商品を1クリック購入」AI越境ECのSAZO、プレシリーズAで7.1億円調達 ~日本発グローバルAI・ECスタートアップ~(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000138802.html)
※2:AI越境ECのSAZO、 「メルカリ」と韓国市場での協業を開始(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000138802.html);AI越境ECのSAZO、楽天市場との韓国市場向け販促活動における連携を開始(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000138802.html)
今回の資金調達は、以下を主な目的としています。
エージェンティック・コマースの実現に向けた研究開発
越境ECにおける情報探索、決済、物流、関税処理に留まらず、ユーザーがより利用しやすいように、AIが自律的に判断・実行する「エージェンティック・コマース」へとプラットフォームを進化させるために技術の研究開発に充当します。
グローバル展開のための基盤構築
日韓間のみならず、今後米国をはじめ、世界中への越境配送を可能とするため、物流拠点およびネットワークの構築・強化を進めます。そして、物流拠点におけるオペレーション効率の最適化に向けても投資を行います。
組織体制の強化
現在65名の組織をさらに拡大し、AIエンジニアリング、マーケティング、物流、事業開発など、新しいステージに向けた優秀な人材を積極採用します。
AI越境ECサービス「SAZO」について
グローバルオンラインショッピングサービスの「SAZO」は、AIによる自動化で言語・通貨・配送・関税など越境ECの壁を取り除き、ユーザーが国内のECサイトと同じ感覚で海外の商品を購入できる簡単で安心なショッピング体験を提供しています。欲しい商品のURLを入力するだけで、為替レートや関税・配送料、手数料などをAIが瞬時に計算し総額を表示。そのままスムーズに購入手続きを完了できる点が大きな特徴です。
購入したい商品ページURLを直接入力して購入現地のショッピングサイトの商品URLを入力すると情報を読み取り、AIが商品ページの翻訳、商品の画像・情報から梱包サイズを推定、自動計算を行い、商品価格、配送料、関税が表示されます。あとは1クリックで購入するだけです。

トレンド商品の検索SAZO上から世界中の魅力的な商品を見つけることができます。自分が興味を持ったキーワードを検索したり、今流行しているトレンドキーワードを元に、世界中のショッピングサイトのトレンド商品を探すことができます。
日韓のあらゆるECサイトの購入代行に対応
SAZOは既にフリマアプリを含めた日本と韓国のあらゆるECサイトに対応しており、SAZOを通じてそれぞれの国のユーザーが欲しい商品を簡単に探して決済するだけで国際配送や輸入通関のような面倒な手続きは全てSAZOが代行します。
海外ユーザーに優れるショッピング体験の提供を実現
SAZOではAIによって言語・通貨・配送・関税など越境ECにおける障壁を取り除き、ユーザーが国内サイトと全く同じ感覚で世界中の商品を購入できる自律的な購買体験を提供してまいりました。SAZOのユーザー調査によると47.1%(※3)が「初めて越境ECを利用した」と回答しており、クロスボーダー取引のハードルを下げることに一定の効果をもたらし、優れたショッピング体験を実証できています。

※3 SAZOユーザーアンケート調査結果より、n=1,334
エージェンティック・コマースインフラへ進化
次のステップとして、SAZOはさらにエージェンティック・コマースのインフラを目指し、越境ECのあり方を変えていきます。SAZOは、越境ECの過程で発生する情報の非対称性と複雑な購入手続きを、エージェンティックAIで解決します。海外商品は決済前まで最終的な配送費と関税を正確に把握しづらく、言語・通貨・通関規定も国ごとに異なるため、これらが購入転換を阻害する要因となってきました。
SAZOは配送費・関税・手数料を約95%の精度で予測し、AIエージェントが商品翻訳、諸費用を合算した現地価格の提示、決済、通関手続きまでを自動で処理することで、ユーザーがワンクリックで海外の商品を購入できるよう支援します。
これにより消費者は、国内ショッピングと同様の感覚で海外個人間取引(C2C)商品やロングテール商品を購入可能に。プラットフォームやセラーも、別途のシステム開発や海外在庫の負担なく販売地域を拡大できます。SAZOは国ごとのプラットフォームと物流・決済インフラを連結することで、消費者・販売者双方の越境参入障壁を引き下げています。
シリーズA資金調達の概要
調達金額:総額32.1億円(その中、第三者割当増資16.6億円、金融機関借入15.5億円)
シリーズAラウンド 出資者
- 日本郵政キャピタル株式会社
- 鈴与株式会社
- PARTNERS FUND2号投資事業有限責任組合
- NAVER Corporation
- 株式会社エイチ・アイ・エス
- みずほ成長支援第5号投資事業有限責任組合
- SMBCベンチャーキャピタル8号投資事業有限責任組合
- D4V2号投資事業有限責任組合
投資家からのコメント

日本郵政キャピタル株式会社 ディレクター 長田 次弘氏2025年の初回出資以降、SAZOはAIを活用した越境ECプラットフォームとして着実な成長を遂げています。当社はその事業進捗と実行力を高く評価し、このたび追加出資を決定いたしました。SAZOが目指す、言語・決済・物流・関税といった越境取引の障壁を取り除く世界観の実現に向けて、日本郵政グループが有する幅広いネットワークや事業アセットを活用しながら、さらなる事業成長と企業価値向上に貢献してまいります。

鈴与株式会社 代表取締役社長 鈴木健一郎氏越境EC市場は年々拡大を続ける成長分野である一方、物流・通関・決済など国境をまたぐ取引には独特の障壁が多く、その対応は非常に煩雑です。SAZOはAI技術により複雑なプロセスをシームレスにつなぐことで越境ECの効率化に挑戦しており、2025年の初回出資以来、その成長を高く評価しています。今後も物流ネットワークと知見を生かし、さらなる飛躍とグローバルな事業拡大を支援してまいります。

PARTNERS FUND2号投資事業有限責任組合 代表パートナー 山田 優大氏 / 代表パートナー 種市 亮氏私たちはSAZOがデカコーンになることを信じています。会社設立前初めてマロさんにお会いした日、SAZOならグローバル越境ECサービスを実現できるのではないかと強く感じました。そこからSAZOはマロさんの構想を実現し、海外売上比率が非常に高いJapan to Globalを狙えるスタートアップに急成長しました。ファンドの枠組みを超えて、これまでも、そしてこれからもSAZOの成長を支えていきます。GO, GO, SAZO!

NAVER Corporation D2SFセンター長 ヤン・サンファン氏クロスボーダーコマースは、商品を海外に露出させることを超え、国ごとに異なる言語・決済・物流・通関システムを、一つの購買体験として結びつける必要がある市場です。SAZOは現在、ネイバーショッピングとも様々な形態での協業を協議中であり、利用者にはより便利な海外商品購入体験を、販売者やクリエイターには海外販路を拡大できる機会を提供できるものと期待しています。

株式会社エイチ・アイ・エス 新規事業統括本部長 海津 誠之氏この度のSAZO社への出資を大変嬉しく思います。同社の『世界をひとつのマーケットに』というビジョンや、AIで言語・決済・配送の壁をなくすクロスボーダーコマース事業に大きな可能性を感じております。同社のサービスと当社のグローバルネットワークを掛け合わせることで、国境を越えた新たな価値を共に創造し、同社の更なる成長を支援してまいります。

みずほキャピタル株式会社 投資第6部長 園田 利弥氏SAZOは、AIで越境ECにおける言語・物流・通関に関わる様々な不便さを解消する極めてユニークな事業を展開しています。対象市場は非常に大きく挑戦の難易度も高い領域ですが、マロ社長をはじめとする優秀な経営陣であれば、必ず越境ECを変革できると確信しています。みずほグループとして、SAZOのさらなる成長とグローバル展開を全力で支援してまいります。

SMBCベンチャーキャピタル8号投資事業有限責任組合 投資営業第一部長 中野哲治氏前回ラウンド以降、SAZO社はDDPモデルのもと物流・通関を自社でコントロールし、
商品・物流・通関・配送が統合された独自データを継続的に蓄積・活用可能な基盤を構築し、大きく業績を伸ばしております。LLM活用力に実物流オペレーションを兼ね備えた強みと、何より、創業以来一貫してグローバル市場を見据え、高い視座で事業を推進する、ギルマロCEOを中心としたチームに強い期待を寄せております。
株式会社SAZOについて
SAZOは、AIを活用した越境ECプラットフォーム「SAZO」を開発・運営するスタートアップです。AIによる自動化で言語・通貨・配送・関税など越境ECの障壁を取り除き、ユーザーが国内のECサイトと同じ感覚で海外の商品を購入できる簡単で安心なショッピング体験を実現しています。日韓米市場を中心に、グローバル全域への拡大を加速させ、世界中の魅力的な商品を誰でも簡単に購入できるよう支援します。
会社名:株式会社SAZO
代表者:ギル マロ
設立日:2023年10月2日
本社所在地:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-2-32 STATION Ai
名古屋オフィス:愛知県名古屋市昭和区御器所町 国立大学法人名古屋工業大学 22号館オフィス11
東京支社:東京都港区三田三丁目5番27号 住友不動産東京三田サウスタワー10階
海外拠点:韓国(ソウル)
従業員数:65名
事業内容:AIを活用した越境ECプラットフォームの開発・運営
【採用情報】https://career.sazo.shop/
【事業提携・協業に関するお問い合わせ】
株式会社SAZO Bizdev(事業開発部)
Email: bizdev@sazo.shop
Tel: 050-3172-1515
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