
法人向けAI研修・AI実装支援を提供する株式会社AX(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:石綿 文太、以下「AX」)は、生成AI活用に取り組む企業の実践状況をまとめた月次レポート「AX INSIGHT|AI実践伴走レポート 2026年8月号」を公開しました。
「AX INSIGHT|AI実践伴走レポート」について
「AX INSIGHT|AI実践伴走レポート」は、株式会社AXが企業のAI導入・業務実装を支援する中で得た相談テーマや実践事例を、月次で紹介するレポートです。
生成AIを実務へ定着させるには、処理を自動化するだけでなく、AIが何を基準に判断するのか、結果を誰が確認するのか、修正内容をどのように次の判断へ生かすのかを設計する必要があります。本レポートでは、こうした導入過程の論点を、公開可能な範囲でお伝えします。
2026年8月に寄せられた主なAI活用相談テーマ
2026年8月の支援現場では、主に次のような相談が寄せられました。
- 担当者の経験や感覚に依存している判断を、AIが参照できる評価基準として言語化したい
- 良い例だけでなく基準に合わない例も使い、AIの判断と人の判断がずれた原因を検証したい
- 人が修正した内容を基準や指示へ反映し、出力品質を継続的に改善したい
- 数値などの事実データと、AIが生成した要約・考察を分けて蓄積したい
- 自動通知を増やすだけでなく、担当者の確認や定例会議、次のアクションまでつなげたい
今月は、AIに作業を任せる方法に加え、「判断の基準をどう整えるか」「出力をどう検証し、次回へ生かすか」「現場の意思決定へどう接続するか」といった運用設計の相談が目立ちました。
現在進行中の具体的なサポート事例(2026年8月)
● 広告クリエイティブ領域:属人的な評価基準を言語化し、AIレビューを育てる
広告クリエイティブを扱う企業では、成果につながる表現を見極める判断が担当者の経験に依存しており、その基準を社内で共有しにくいことが課題になっていました。画像生成を先に自動化しても、何を良いと評価するかが曖昧なままでは、出力品質を安定させることができません。そこで、まず担当者の判断基準を、新しいメンバーでも理解できる粒度まで言語化し、AIが参照できるレビューマニュアルへ整理しました。そのうえで、基準に合う例だけでなく、あえて基準から外れる例も入力し、AIが理由とともに適切な評価を返せるかを検証する方針を設計しています。
現在は、完成版を一度に作るのではなく、試作したレビュー機能を実際の素材で検証し、人の判断とのずれが生じた理由を確認しながら、基準や指示を更新する段階です。判断結果だけを修正するのではなく、差異の原因を次の改善へつなげることで、属人的な知見を再利用できる形へ変えていきます。
● 営業支援企業:口頭フィードバックを記録へ変え、振り返りAIの土台を整える
営業組織を持つ企業では、商談後のフィードバックが主に口頭で行われ、担当者ごとに報告のタイミングや内容も異なるため、改善の履歴が十分に残らないことが課題になっていました。この状態でAI分析を導入しても、参照する記録や評価軸がそろわず、安定した振り返りにつながりません。支援では、まず営業報告の提出ルール、フィードバックを残す形式、評価軸を社内で統一する方針を整理しました。電話で伝えて終わっていた助言を蓄積可能なデータへ変え、その記録をもとに振り返りの観点をそろえる設計です。
現在は、社内での運用ルールの合意形成と、振り返りAIに求める機能の要件定義を進めています。AIによる分析を急ぐのではなく、人がどの観点で確認し、どのような記録を次の指導へ残すかを先に決めることで、営業育成に継続利用できる土台づくりを目指しています。
● Web集客を行う企業:数値通知を週次の意思決定へつなぎ、ログの役割を分ける
Web集客に取り組む企業では、施策に関する数値の変化を自動通知する仕組みを一部で運用していました。しかし、チームの共有先へ数値が流れるだけでは確認されにくく、通知が具体的な振り返りや施策判断につながらないことが課題でした。そこで、通知の回数を増やすのではなく、1週間の数値変化とAIによる要約を週次定例の資料へ反映し、会議の中で必ず確認する流れを検討しました。変化の要因を振り返り、継続・修正・停止といった次のアクションまで決めることで、通知を意思決定の入口として機能させる設計です。
あわせて、大量の数値データは分析に適した基盤へ保存し、AIが生成した考察や施策の記録は検索・再利用しやすいナレッジ基盤へ蓄積する方針を整理しました。接続に必要な社内承認や権限確認を前提に、事実データと解釈ログの役割を分けながら、継続運用できる形を目指しています。
2026年8月の支援現場から見えた傾向
今月の支援現場では、AI活用の焦点が、定型作業を自動化することから、AIの判断品質を継続的に改善し、その結果を現場の意思決定へつなげることへ広がっていました。
判断を伴う業務では、AIに多くの情報を渡すだけでは不十分です。担当者が持つ評価基準を言語化し、良い例と基準に合わない例の両方で検証し、人の修正を次の出力へ反映する流れが必要です。また、自動生成された通知や分析も、確認する担当者、振り返る場、次に決める行動まで設計されて初めて、日常業務の中で使われ続けます。
一方で、すべての判断をAIへ移すことが目的ではありません。費用対効果やリスクを見ながら、人の創造性や責任ある確認が必要な工程を残し、AIに任せる範囲を段階的に広げることが重要です。株式会社AXは、業務の自動化にとどまらず、判断基準、検証方法、記録、意思決定までを一体として整え、AI活用が現場で継続する仕組みづくりを支援していきます。
株式会社AXとは

株式会社AXは、「1000万時間を解放し、世界の創造性を爆発させる」を掲げ、AI研修やAIシステム開発を通じて企業の業務効率化と価値創造を支援しています。AIを"使う"だけでなく、"AIと働く組織づくり"を実践し、生産性向上と働き方改革を後押ししています。
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会社概要

会社名:株式会社AX
所在地:福岡県福岡市中央区大名1-3-29-7F
代表者:代表取締役CEO 石綿 文太
公式サイト:https://a-x.inc/
事業内容:
- AI研修/開発事業
- 広告代理業
- 組織開発コンサルティング業
- 有料人材紹介事業
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社AX
広報担当:竹内
Email:pr@a-x.inc
Tel:090-7137-0960
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