
株式会社Aizak(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:右堂裕子)は、愛知県西尾市・佐久島を舞台とした企業向け1DAYオフサイトプログラム「Dialogue Leaders(R) Retreat」の実証を、2026年11月に実施します。
本プログラムは、事業承継や新たなチームの発足、新任管理職への移行など、組織や人の「節目」に、自分自身の気持ちや考えに気づき、互いの違いに触れながら、これからの関係や方向性を見つめ直すためのプログラムです。
近年、DXや働き方の多様化が進み、働き方の効率性や柔軟性が高まる一方、Aizakは、組織や人が節目を迎えるときにこそ、日常から一度離れ、立ち止まって考える時間が必要だと考えています。
佐久島の自然やアート、共同体験、内省、問い、対話を通じて、日常では見えにくい自分自身や他者の見方・価値観に気づき、「違ったまま、つながる」新しい関係とこれからをひらくことを目指します。
あわせて、Dialogue Leaders(R)が大切にする思想を、アートと言葉、問いを通じて表現した「Dialogue Leaders(R) Concept Book」を公開しました。
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1. 実施の背景
事業承継やM&Aでは、株式や事業、制度を引き継ぐだけでなく、その後、新しい経営体制のもとで人と人の関係をどう築いていくかも課題となります。中小企業庁「2026年版 中小企業白書」では、M&A後の効果を高めるために有効だったPMI(経営統合)の取組として、「買収先従業員とのコミュニケーションを通じた相互理解」が61.2%で最も高く、次いで「買収先経営者とのコミュニケーションを通じた相互理解」が57.3%となっています。財務・会計の統合(31.4%)、人事・労務の統合(25.4%)を上回り、コミュニケーションを通じた相互理解に関する取組が上位に挙げられています。

出所:中小企業庁「2026年版 中小企業白書」第2部第2章、第2-2-79図「M&A(買収)の効果を高めるために有効だったPMIの取組」(n=405)
M&Aや事業承継に限らず、日常の組織づくりにおいても、人と人が対話し、互いの考えや状況を知ることは重要なテーマです。Gallup社が7件の調査、計44,025件の回答を分析したところ、直近1週間に「意味のあるフィードバック」を受けたと強く回答した従業員では、チームの規模にかかわらず約7割が高いエンゲージメントを示した一方、そう強く回答しなかった従業員では約4分の1にとどまりました。
また、約15,000人の従業員を対象とした別の調査では、意味のあるフィードバックには、仕事への承認や感謝、協働や人間関係、現在の目標・優先順位、本人の強みなどについての会話が含まれるとされています。
出所:Gallup, Jim Harter, “Span of Control: What's the Optimal Team Size for Managers?”, January 13, 2026
そして、対話が必要になるのは、組織が大きく変わるときだけではありません。新しいチームに加わる、初めて管理職になる、立場や役割が変わるといった「人の節目」にも、自分自身を見つめ、互いの考えや価値観に触れる時間が必要だとAizakは考えています。
こうした組織や人の節目に、日常から一度離れ、立ち止まって考え、対話する場をつくることから、「Dialogue Leaders(R) Retreat」の開発が始まりました。
2. 代表・右堂の原体験から着想 「一冊の冊子から始まった対話」
代表の右堂は、前職で海外M&A後のPMIに携わる中で、異なる背景を持つ人たちが、互いを知るための「きっかけ」と「場」の大切さを感じてきました。その原点の一つが、台湾の経営メンバーが日本を訪れた際の経験です。
雪を見たことのないメンバーとの交流の場として冬の高山を訪れ、その日の晩餐に向けて、一人ひとりに手作りの冊子を用意しました。そこに載せたのは、会社の説明ではなく、日本側メンバーの写真や好きなこと、台湾について好きなこと、相手へのメッセージでした。
冊子を間に置くことで、仕事だけでは知ることのできなかった互いについての会話が広がりました。
人と人の間に何かを置くことで、それまでになかった問いや対話が生まれる。
この経験は、現在のDialogue Leaders(R)にもつながっています。
Aizakが大切にしているのは、違いをなくして一つに揃えることではありません。異なる見方に触れ、それでも一緒に考えていくこと。
「違ったまま、つながる。」
これが、Dialogue Leaders(R)の根底にある考え方です。
3. 愛知・佐久島で展開する「Dialogue Leaders(R) Retreat」プログラム概要
こうしたDialogue Leaders(R)の思想を、日常とは異なる環境の中で体験する場として開発しているのが「Dialogue Leaders(R) Retreat」です。佐久島を舞台に選んだ理由
佐久島を舞台に選んだのは、船で海を渡ることから始まる非日常性に加え、自然の中にアートが点在し、島の暮らしや営みを感じながら歩くことのできる場所だからです。
普段とは異なる景色や時間の感覚に身を置くことで、自分たちの「当たり前」を少し離れて見つめ直すことができます。
プログラム内容は、参加企業・団体の目的や課題、参加者構成に応じて設計します。自然、アート、共同体験、内省、問い、対話という基本要素を軸に、実施内容や進め方を調整します。
プログラムの基本的な流れ(一例)

1|島へ渡り、日常から離れる
船で佐久島へ渡り、普段の職場とは異なる時間と環境に身を置きます。
日常の業務から一度離れ、自分自身の今の状態に意識を向けます。
2|島の自然、アート、人に出会う
島を歩き、自然やアートに触れながら、普段とは異なる景色や価値観、仕事観、時間の感覚に触れます。自分たちにとっての「当たり前」を見つめ直します。
3|共同体験を通じて、互いを知る
薪割りや火を扱う体験など、島の暮らしや営みに触れる共同体験を行います。
普段の役職や職務から少し離れ、一緒に何かを体験する中で、互いの新しい一面や関わり方に気づきます。
4|一人で立ち止まり、考える
一人で島を歩く時間や内省の時間を設け、自分自身の気持ちや考え、これから大切にしたいことを見つめます。
5|感じたことを持ち寄り、対話する
一人ひとりが感じたことや考えたことを持ち寄り、問いを通じて対話します。一つの答えに揃えるのではなく、互いの違いに触れながら、これからの関係や方向性を考えます。
Dialogue Leaders(R) Retreat 実証プログラム概要
実施時期: 2026年11月
実施場所: 愛知県西尾市・佐久島
形式: 日帰り・少人数制(4~6名程度)
実施時間: 10:00~16:00頃
主な対象: 組織や人の節目を迎える企業・チーム
主な要素: 自然、アート、共同体験、内省、問い、対話
4. 「Dialogue Leaders(R) Concept Book」を公開
「Dialogue Leaders(R) Concept Book」は、Dialogue Leaders(R)が大切にする、「問い続けることで、見えてくる世界がきっとある。」という考え方を、アートと言葉、問いを通じて体験するためのConcept Bookです。ページをめくる中で、「問い」「異なる見方」「対話」「つながり」「可能性」へと物語が展開します。
3名のアーティストによる異なる作品を一つの物語の中に配置し、読者に一つの答えを提示するのではなく、作品を見て、考え、自分なりの意味を見つける体験そのものを、Dialogue Leaders(R)の世界観として表現しました。
全28ページのWeb版を無料公開しています。
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Dialogue Leaders(R) Concept Book 中面。「違ったまま、つながる」というDialogue Leaders(R)の思想を、言葉や問い、アートを通じて表現しています。
5. 今後の展開
2026年11月の実証プログラムでは、参加者へのアンケートやヒアリングを通じて、プログラムの内容や体験設計、運営方法などを検証します。その結果を踏まえて内容をさらに磨き、今後は、事業承継や組織再編、新たなチームの発足、新任管理職への移行など、組織や人が節目を迎えるさまざまな場面で活用できる企業向けオフサイトプログラムとして、2027年春の正式提供を目指します。
6. 代表コメント
Aizak自身も、「違ったまま、つながる」を実践する私のキャリアは、自動車の生産ラインから始まりました。
良いものを、より早く届ける。品質を守りながら、ムダをなくし、より良い仕事の進め方を考える。今でも、意思決定や行動のスピードを大切にしています。
一方、佐久島には、自分たちの効率や都合だけでは動かせないものがあります。
船の時間があり、自然があり、そこで暮らす人たちの営みがあります。
島で暮らす方々と話す中で、自分とは異なる考え方や時間の感覚に触れました。
振り返れば、10年前に高山で始まった一冊の冊子からの対話も、
今回の佐久島でのRetreatも、根底にある問いは同じです。
『違いをなくすのではなく、違ったまま、どうすれば人はつながれるのか。』
あのときの冊子は「Dialogue Leaders(R) Concept Book」へ。
人と人が日常を離れて向き合う場も、高山から佐久島へとつながってきました。
今回の実証では、Aizak自身も、島で暮らし、活動する方々と、異なる考え方や時間の感覚、立場を持ったまま対話を重ねながら、プログラムを一緒につくっていきます。
そのプロセスそのものが、Aizakにとっての「違ったまま、つながる」の実証でもあります。
これは、参加いただく企業の皆さまに投げかけたい問いであると同時に、
Aizak自身にも向けている問いです。
私たち自身もまた、
『違ったまま、つながることはできるのか。』
その問いの実践者でありたいと考えています。
株式会社Aizak
代表取締役 右堂裕子
7. 株式会社Aizakについて
株式会社Aizakは、問いと対話を通じて、人と組織の可能性をひらく会社です。独自ブランド「Dialogue Leaders(R)」のもと、リーダー育成、組織開発、経営支援など、人・組織・経営の節目や成長に関わる支援を行っています。
一人ひとりの異なる見方や考えを対話の中に持ち寄り、人と組織が自ら考え、関係性や方向性、成長の仕組みをつくっていくプロセスを支援しています。
会社名: 株式会社Aizak
所在地: 愛知県名古屋市中村区名駅3-4-10 アルティメイト名駅1st 2階
事業内容: 組織開発、人材育成、経営支援、研修・コーチング
Webサイト: https://aizak.jp/
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