MattermostとCohere、オンプレミス、エアギャップ、機密環境に展開可能なソブリンAIで「人とAIエージェントがコラボレーションする現場」を実現
カナダ・トロント - 国家安全保障、企業、重要インフラ企業から世界中で信頼される人とAIのコラボレーションを支えるソブリン・プラットフォームのMattermost Inc.(以下、Mattermost)と、世界的なソブリンAI企業であり、最も情報の取り扱いが厳しい規制産業の実務への本番適用にも耐えうる大規模言語モデル、ならびにAIエージェントによるソリューションを提供するCohere Inc.(以下、Cohere)は、国家安全保障や基幹インフラを担う組織において主権(ソブリンティ)を一切妥協することなくAIを業務利用することを共同で支援するべく、本日戦略的パートナーシップを発表しました。
これにより、指揮官やオペレーターは、すでにMattermost上で運用している指揮統制、インテリジェンス、ミッションのワークフローの中で、先進的なCohereモデルを搭載したMattermost エージェントを展開できます。たとえば、複数の情報源から得られる報告を、意思決定に活用できる分析・評価結果に統合したり、司令部から戦術エッジまでの計画・実行サイクルを加速したり、信頼できるパートナー国との連携を調整したりすることが可能です。金融サービス、エネルギー、製造、テクノロジーなどの重要インフラ企業も同様に、人とエージェントのチームでエージェント型サイバー攻撃に対処し、デジタルシステムをより速く構築、保護、展開できます。その間も、規制対象データや重要な知的財産は自社が所有するインフラ内に留まります。エージェントのあらゆる行動は組織の手元の権限下に置かれ、記録に残り、監査可能で、データは常にオペレーターの管理下にあります。
MattermostのNATOアライアンス担当VPであるジェイソン・ブレイズ(Jason Blais)は次のように述べています。「オペレーターに必要なのは、シングルプレイヤー型のAIにとどまりません。人とエージェントが一体となって働き、効果的でタイムリーな意思決定に不可欠なリアルタイム情報につながる、マルチユーザー・マルチエージェントの環境です。データが1バイトたりとも管理下から離れることはありません。Mattermostのお客様が活動する環境にCohereをお届けすることで、能力を急速に高める敵対勢力に先んじるために防衛および重要インフラ組織が必要とするものを、まさにご提供できます。」
防衛・重要インフラ運用のために設計
Cohere Northに接続されたMattermost エージェントは、Mattermostのチャンネル、ワークフロー、ミッションクリティカルなアプリケーションの中で人とコラボレーションし、そのすべてがお客様の管理するインフラ内で完結します。両者は共に、防衛ネットワークからエネルギーグリッドに至る、世界の重要なサービスを支える隔離環境に対応します。こうした環境では、障害、マルチテナント環境の混乱、地政学的な不安定さに耐えて運用を続ける必要があり、データはお客様の司法管轄内に留まるため、外部の判断への依存も軽減されます。Cohere Northは、オンプレミス、プライベートクラウド、完全なエアギャップ環境でのプライベート展開を前提に構築されています。
Cohereのグローバル・パートナーエコシステム担当VPであるマイケル・マクミラン(Michael McMillan)は次のように述べています。「ミッションクリティカルな組織が、最先端のAI性能を得るためだけに、最も機微なデータをパブリッククラウドに送る必要があってはなりません。当社の先進的なAIモデルと最先端のAIエージェントプラットフォームであるCohere Northを、Mattermostのソブリンなオペレーション・プラットフォームと組み合わせることで、最も厳しい規制下にあるお客様も、自社のインフラを離れることなく最高水準のAIを利用できます。」
オペレーターとエージェントが共にできること
MattermostとCohereのソリューションは、人とAIのコラボレーションによる監督と完全な監査可能性を実現します。ゼロトラストとABAC(属性ベースアクセス制御)のポリシーがメッセージ、ファイル、エージェント、ワークフローを統制し、国および司法管轄ごとの要件への対応を支援するためにこれらの保護を拡張します。手動および自動のデータ共有はポリシーによって統制され、クロスドメイン・ソリューションと連携します。フルスタックは、オンプレミスやエアギャップ・ネットワークから、プライベートクラウド、機密環境まで、必要とされるあらゆる場所で稼働します。これらの基盤機能により、組織は次のことが可能になります。
- 日々高度化するエージェント型サイバー攻撃への防御: 独自のSIEMおよびSOARプラットフォームを自動化されたインシデント対応に接続し、アナリストを補強して負担を軽減します。機微データがサードパーティのAIやインフラに晒されることはありません。
- デジタルシステムの構築・保護・展開の高速化と信頼性向上: エンジニアとエージェントが並んで作業するDevSecOpsワークフローをカスタムツールに接続し、ソースコードと重要な知的財産を完全に社内に保持します。
- 人とAIのコラボレーションによる意思決定における優位性の確保: 複数ソースのインテリジェンス報告を、アナリストがレビュー・承認するドラフト評価に統合します。アナリストは普段の作業環境であるチャンネルとワークフローの中で作業できます。
- 探知から対処までの一連の流れを高速化: エンドツーエンドでソブリンを維持するAI自動化により、人が指揮を執り、すべての判断が記録に残ります。
- 連合作戦の迅速かつ効果的な調整: ポリシーベースの共有制御により、各パートナーが閲覧を許可された情報のみを確認できるようにします。
- 既存のMicrosoft TeamsおよびAzure AI Foundryへの投資の補完: クラウドとオンプレミスの最適な組み合わせを実現します。MattermostはMicrosoft Marketplaceを通じてGCC Highを含むTeamsに組み込まれ、機微なオペレーションを、同じTeamsの操作性のまま、完全オンプレミスまたはプライベートネットワーク内で実行できます。
これらの機能は、Mattermost v12で提供されています。詳細は担当アカウントチームまでお問い合わせください。
Mattermost, Inc.について
Mattermostは、国家安全保障および重要インフラ企業向けに、人とAIのコラボレーションを支える業界屈指のソブリン・プラットフォームを提供しています。複雑な環境のために構築された、セキュアなコラボレーションとワークフローによって、ミッションクリティカルな業務を前進させます。政府、同盟国の軍隊、世界中の企業から信頼されており、プラットフォームはオンプレミス、エアギャップ、プライベートクラウドで稼働します。セキュアなメッセージング、ファイル共有、システム連携、ワークフロー自動化、音声・画面共有、プロジェクト管理にわたる人とAIのコラボレーションを、データと運用の完全な管理とともに提供します。詳細はmattermost.com(日本語:mattermost.jp) をご覧ください。
Cohere Inc.について
2019年に設立されたCohereは、ファウンデーションモデルとエンドツーエンドのAI製品を構築し、現実のビジネス課題を解決する、世界有数のソブリンAI企業です。お客様と協力し、シームレスな統合、高度なカスタマイズ、使いやすいソリューションを提供しています。オールインワン・プラットフォームは、クラウド、プライベートなオンプレミス環境、さらには完全なエアギャップ環境にわたり、最大限のセキュリティ、プライバシー、展開の柔軟性を実現します。本社機能はトロント、サンフランシスコ、ドイツに置き、ロンドン、ニューヨーク、モントリオール、パリ、ソウルにも拠点を構え、世界中のお客様にサービスを提供しています。
同社はこれまでに約16億米ドルを調達しており、出資者には、戦略的テクノロジー投資家(Nvidia、AMD Ventures、Salesforce Ventures、Oracle、Cisco)、機関投資家(Radical Ventures、Inovia Capital、PSP Investments、HOOPP、BDC、Nexxus)、そしてジェフリー・ヒントン、フェイフェイ・リー、ピーター・アビール、ラクエル・ウルタスンらAIのパイオニアが含まれます。詳細はcohere.comをご覧ください。
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