無料OSSオフィススイートibisOffice Linux版をリリース - PR TIMES|RBB TODAY

無料OSSオフィススイートibisOffice Linux版をリリース




株式会社アイビス(東証グロース、証券コード:9343、代表取締役社長:神谷 栄治)は、Word(.docx)、Excel(.xlsx)、PowerPoint(.pptx)形式の文書を閲覧・編集できるオープンソースのオフィススイート「ibisOffice(アイビスオフィス)」のLinux版を、AppImage版とFlatpak版の2つの形式でリリースしたことをお知らせいたします。ibisOfficeは無料で使えるオープンソースソフトウェアで、GitHubから誰でもダウンロードできます。




<Linux版リリースの概要>
ibisOfficeは、Word(.docx)、Excel(.xlsx)、PowerPoint(.pptx)形式の文書を、Microsoft Officeと同じ見た目で表示し、編集・保存できるオフィススイートです。2026年10月12日にWindows版・macOS版・Web版をリリースしており、このたびLinuxのデスクトップ版を加えて、主要なデスクトップ環境で同じ操作と同じ見た目で使えるようになりました。Linux版は、LinuxのウィンドウシステムであるWaylandとX11の両方に対応しています。

Linux版は、お使いのディストリビューションや使い方に合わせて選べるよう、次の2つの形式で提供します。

<AppImage版>
AppImage版は、1つのファイルをダウンロードするだけで使える形式です。主要なデスクトップLinux(glibc 2.31以降:Ubuntu 20.04、Debian 11以降、Fedora、Arch Linuxなど)で動作します(64bit x86_64)。

- インストールが不要。FUSEも不要で、初回の起動時にファイルが自分自身を展開して起動します。
- 初回の起動時に、アプリの一覧への追加を提案します。追加すると、.docx・.xlsx・.pptxファイルの「別のアプリケーションで開く」にも表示されます。
- 新しい版が出ると自動で更新します。更新ファイルはSHA-256で検証してから置き換えます。


<Flatpak版>
Flatpak版は、Flatpakに対応した多くのLinuxディストリビューションで、アプリを分離された環境で導入・管理できる形式です。ダウンロードしたファイルは、次のコマンドで導入できます。

flatpak install --user ibisOffice-<バージョン>-Linux-<arch>.flatpak
flatpak run jp.ne.ibis.ibisOffice



- アプリケーションIDは「jp.ne.ibis.ibisOffice」。
- 実行ファイル、アイコン、デスクトップエントリ、ライセンス表示だけを収め、外部の共有ライブラリ(.so)は同梱しません。
- x86_64とaarch64の両方のアーキテクチャに対応。

<Linux版の特長>
- Word(.docx)、Excel(.xlsx)、PowerPoint(.pptx)の3つの形式を、1つのアプリで閲覧・編集・保存可能。マクロ付きのファイル(.docm・.xlsm・.pptm)も開いて保存でき、マクロは実行せずそのまま残す。
- Windows版・macOS版・Web版と同じRustのコードで動作し、Officeと同じ見た目になるよう開発。
- 非常に高速。ファイルを開いて最初の画面が出るまでが、LibreOfficeより最大で12.9倍(表計算)、100万行のCSVファイルでは24.0倍速い(Linuxでの計測)。
- 画面はGPUで描画。スクロール、拡大・縮小、シートの切り替えが滑らか。
- Microsoft Officeの書体が入っていない環境では、同じ字幅の書体(Liberation、Caladea、Carlito、Noto CJKなど)で代わりに表示し、行の折り返しやページの区切りが崩れにくい。
- コマンドラインからのPNG・PDF書き出し(--export)に対応。サーバーでの変換にも使える。
- オートコレクト、自動回復、日本語入力(IME)、縦書き、ルビに対応。


<処理速度>
ibisOfficeは、ファイルを開いて最初の画面が出るまでが非常に高速です。Linuxの同じPCで、LibreOfficeとONLYOFFICEと比較しました。数値は小さいほど速く、かっこ内はibisOfficeの何倍の時間がかかったかを表します。





31スライド、35.9MBのプレゼンテーション(.pptx)は、ibisOfficeが0.81秒で表示するのに対し、LibreOfficeは5.02秒かかりました。表計算(.xlsx)では、58.9万個の数式を含む13.7MBのファイルを0.72秒で表示します。

100万行のCSVファイルを開いて最初の画面が出るまで




※ ONLYOFFICEは100万行も30万行も開けず(約1分で「メモリ不足」のエラー)、10万行(9.12秒)の10倍で推定しました。
100万行(1,048,576行)のCSVファイルでも、ibisOfficeは0.72秒で最初の画面を表示し、すぐにスクロールして閲覧できます。LibreOfficeの24.0倍の速さです。
アプリを起動しておき、ファイルを開かせてから、最初の画面が完全に表示されるまでの時間です。アプリのウィンドウを録画し(最大100フレーム/秒)、ファイルを開かせた時点から画面の変化が止まるまでを、動画から求めました。3回の中央値です。CSVは、最初の画面が出て閲覧・スクロールができるようになるまでです。
計測環境:Intel Core i7-10700K(メモリ16GB、GPUなし)、Ubuntu 20.04.6 LTS(GNOME・X11)。ibisOffice 0.8.5、LibreOffice 26.8.2、ONLYOFFICE 10.0.0。

<ダウンロード>
ibisOffice Linux版は、GitHubのリリースページから無料でダウンロードできます。



<今後の展望>
ibisOfficeは、世界でトップクラスのオープンソースのオフィススイートになることを目指しています。Windows・macOS・Linuxのデスクトップ版とWeb版で、同じ操作と同じ見た目を提供し、今後も対応する機能と環境を広げていきます。

また、当社が提供するクラウドストレージibisStorage(https://storage.ibis.ne.jp/)のオンライン上で、Word・Excel・PowerPointのファイルのプレビューと編集ができるようにする予定です。

弊社代表取締役社長 神谷栄治のコメント
私は日本のIT貿易赤字を減らしたい、IT自給率を上げたいと日々思いながら活動しています。ibisPaintで外貨を稼ぎつつ、日本企業や行政機関の米国製のプロダクティビティ系の製品依存をさげていきたいと思います。

<ibisOffice製品仕様>

株式会社アイビスについて




株式会社アイビスは、モバイルに精通した高度な技術のエキスパート集団です。モバイル無双で世界中に“ワォ!”を創り続けるというミッションのもと、自社の技術を地球の裏側まで届けるべく、ビジネスをグローバルに展開しております。


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