グリーングロース、太陽光発電協会主催の2026年度「ソーラーウィーク大賞」で優秀賞を共同受賞 - PR TIMES|RBB TODAY

グリーングロース、太陽光発電協会主催の2026年度「ソーラーウィーク大賞」で優秀賞を共同受賞

11月5日に東京で表彰式。福岡・うきはの企業が、大分・日田の太陽光発電所に蓄電池を併設し、売らずに持ち続ける道を選んだ取り組み

株式会社グリーングロース(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野淳平、以下「グリーングロース」)は、株式会社かがし屋(本社:福岡県うきは市、代表取締役社長:半田剛志、以下「かがし屋」)を代表事業者として共同で応募した「まちの『再エネ事業部』をつくる」で、一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)の2026年度「ソーラーウィーク大賞」優秀賞を受賞しました。

かがし屋が大分県日田市に持つ太陽光発電所への蓄電池の併設を起点に、地域の企業が地域の電気を担っていく10年の構想が受賞となりました。かがし屋は、出力制御(電気が余るときに、発電を一時的に止める措置)で収益が落ち、一時は売却も考えた発電所を手放さず、昼の余った電気を蓄電池にためて、夕方以降に売る形に変えました。

同賞は、地域に貢献し、地域から望まれ、他の模範となる太陽光発電の取り組みを表彰するものです。

表彰式の様子(2026年11月5日、野村コンファレンスプラザ日本橋)



■受賞の概要



審査は、地域振興への貢献、地域の主体性、住民の理解と支持を得る工夫、事業の持続性と長期の安定稼働、波及効果と先進性の5つの観点で行われました。優秀賞は、これらを総合的に評価して優れた取り組みに贈られます。

■取り組みの内容:持ち主は地域のまま、専門の仕事を外から支える
かがし屋は、2017年から日田市で運転してきた太陽光発電所(かがし屋日田発電所、以下「日田発電所」)を売らず、蓄電池を併設して持ち続ける道を選びました。あわせて、売電の制度を固定価格買取制度(FIT)からFIP制度に切り替えています。蓄電池は、電気が余って市場価格が安い昼や出力制御の時間帯に充電し、需要が増えて価格が上がる夕方以降に放電して売ります。

発電所を持つのも、投資を決めるのも、かがし屋のままです。グリーングロースは「社外の再エネ事業部」として、事業の設計、投資判断の手助け、施工会社・蓄電池メーカー・電力会社との調整、国への申請手続き、運転開始後の運用までを担っています。蓄電池の製造や工事は自ら行わず、発電所の持ち主の側に立って全体を取りまとめます。2025年7月に支援の開始を公表したのち、許認可や系統連系の手続き、試運転を経て、2026年6月19日に蓄電池の運転を開始しました。

日田発電所がFIPで補助を受けられるのは、もとの買取期間が終わる2037年までです。その11年前に市場で電気を売る運用へ切り替え、昼にしか売電できない発電所から、需要の多い夕方以降にも電気を売電できる発電所に変えました。





日田発電所。太陽光パネルの奥に並ぶのが、併設した蓄電池


■地域にもたらしたこと
・送れなかった電気を、夕方以降に生かせます。 出力制御で送れなかった昼の電気を蓄電池にため、太陽光の発電が減って電気が足りなくなりやすい夕方以降に送り出します。

・再生可能エネルギーの価値を、地域で使えるようになりました。 FIPへの切り替えで、再生可能エネルギーであることの価値(環境価値)がかがし屋に帰属します。自社の脱炭素に使えるほか、将来は地元の取引先へ届けることもできます。

・発電所を持つ他地域の企業にとって、ロールモデルになります。 FIPへの切り替えと蓄電池の併設という先進的な取り組みを、再生可能エネルギーを専業としないかがし屋が推進したためです。

■受賞した事業の10年構想
受賞した事業では、この取り組みを第一歩に、かがし屋が10年をかけて地域の電気を担う会社へ進む構想を示しています(太陽光発電協会が公開した事業内容説明書より)。1は実施中、2と3はこれからの構想で、グリーングロースは各段階の実行を支えます。

1. 自社の発電所を、持つだけでなく事業として育てる:FIPへの切り替えと蓄電池の併設、設備の更新、自社拠点への再生可能エネルギーの供給(一部で実施済み)

2. 筑後で電気の地産地消を本格化する:自社と取引先の拠点への電気の供給、系統用蓄電所への投資、他社の発電所の集約と価値の向上

3. 再生可能エネルギーを土台に、新しい事業を育てる:地元の家庭や企業にクリーンな電気を届ける会社の立ち上げ、電気自動車やデータセンターなど、再生可能エネルギーを生かした事業の立ち上げ

■株式会社グリーングロース 代表取締役 河野淳平のコメント
かがし屋様とともに優秀賞をいただき、大変光栄に思います。審査委員の皆さま、太陽光発電協会の皆さまに御礼申し上げます。今回の賞は、発電所を手放さずに持ち続けるという、かがし屋様の決断に対していただいたものだと受け止めています。

かがし屋様は、1948年に現在のうきは市で創業し、文具の販売を本業に地域の暮らしを支えてきた会社です。売電収入が落ち込むなかで、日田の発電所を売るのではなく、持ち続けて価値を高める道を選ばれました。私たちはその決断を、蓄電池の併設から運転開始後の運用まで支えてきました。かがし屋様をはじめ、施工会社、蓄電池メーカー、保守会社等の皆さまと一つずつ課題を乗り越え、約2年をかけて運転開始にこぎつけました。

筑後地域では、太陽光発電所の数で見ると6割以上を地域の外の企業が持っています(当社推計)。地域にクリーンな電気があれば、まちは変わると私たちは信じています。地域の企業が発電所を持ち続け、地域の電気を担っていけるよう、私たちは「社外の再エネ事業部」として、この形を九州から各地へ広げていきます。

■今後の展望
グリーングロースは、日田発電所を皮切りに、九州を中心に8件・約10MWの太陽光発電所で蓄電池の併設を支援しております。2026年10月に行った約5億円の資金調達で体制を強め、発電とは別に本業を持つ地域の企業が、発電所を手放さずに価値を高められる仕組みを、出力制御が増えている地域を中心に広げていきます。

■一緒に働く仲間を募集しています
グリーングロースは、2025年3月時点の2名から20名を超える体制になり、社員の6割は再生可能エネルギー業界の外から加わっています。異業種・未経験からでも、地域のエネルギー事業を一緒につくる仲間を募集しています。
採用情報:https://greengrowth.co.jp/recruit/
求人一覧:https://herp.careers/v1/greengrowth

■株式会社かがし屋について
福岡県うきは市に本社を置き、1948年に創業しました。福岡県南部の筑後地域を中心に、文具・事務機器の販売を本業に、携帯電話の販売店、福祉・介護用品、パン工房などの飲食、太陽光発電など、地元の暮らしに欠かせない事業を営んでいます。従業員313名の大半が地元に住んでいます。
ホームページ:https://www.kagasiya.co.jp/

■株式会社グリーングロースについて
「次世代のインフラをつくる」を理念に、再生可能エネルギー事業の構想づくりから、太陽光発電所・蓄電所の開発、既設の太陽光発電所の価値向上(FIPへの切り替えや蓄電池の併設など)、電力と環境価値の運用・流通までを手がけています。発電所を持つ地域の企業や、再生可能エネルギーを使いたい企業が、社内に専門の部署がなくてもエネルギー事業を進められるよう、「社外の再エネ事業部」として企画から開発・運用までを一貫して支えています。




■お問い合わせ先
・報道関係者の方
株式会社グリーングロース 広報担当 橋爪
gg-pr@greengrowth.co.jp

・事業・協業のご相談:https://greengrowth.co.jp/contact/
・採用について:https://greengrowth.co.jp/recruit/

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