栄光の20年間に幕が下りる。PC-9800シリーズが受注を終了
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また1つの時代に終止符が打たれた。日本電気(NEC)は、PC-9800シリーズの受注生産を9月30日をもって終了する。
PC-9800シリーズは、1982年に生産が開始され、一時期は国内におけるPC市場のほとんどを占めていた。しかしWindows95が登場した頃からは、富士通などの老舗やソニーなどの参入により一気に攻め込まれてきて、急激にシェアを落としていった。その結果、1997年9月にはAT互換機である「PC-98 NXシリーズ」を発表しその主役を譲ったのだ。
また、PCの新しい使い方を提案したのもPC-98だ。1994年には、当時としては珍しいテレビチューナボード、リモコンなどを搭載した「CanBe」が登場。これまで、趣味で1人で使うことが前提だったPCだが、これらの機能によりリビングに置いて家族で利用するといったあたらな使い方が提案されたのだ。これは、現在同社が販売しているPCに搭載している「ファミリーボタン」に受け継がれているといっていいだろう。
なお、PC-9800シリーズの補修用部品は7年間保持されるという。
PC-9800シリーズは、1982年に生産が開始され、一時期は国内におけるPC市場のほとんどを占めていた。しかしWindows95が登場した頃からは、富士通などの老舗やソニーなどの参入により一気に攻め込まれてきて、急激にシェアを落としていった。その結果、1997年9月にはAT互換機である「PC-98 NXシリーズ」を発表しその主役を譲ったのだ。
また、PCの新しい使い方を提案したのもPC-98だ。1994年には、当時としては珍しいテレビチューナボード、リモコンなどを搭載した「CanBe」が登場。これまで、趣味で1人で使うことが前提だったPCだが、これらの機能によりリビングに置いて家族で利用するといったあたらな使い方が提案されたのだ。これは、現在同社が販売しているPCに搭載している「ファミリーボタン」に受け継がれているといっていいだろう。
なお、PC-9800シリーズの補修用部品は7年間保持されるという。
《安達崇徳》