NTT東のIPv6実験が商用サービスに移行。「FLET’S.Net」として月額300円で提供 | RBB TODAY

NTT東のIPv6実験が商用サービスに移行。「FLET’S.Net」として月額300円で提供

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NTT東のIPv6実験が商用サービスに移行。「FLET’S.Net」として月額300円で提供
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 NTT東日本は、地域IP網内でIPv6接続を用いたサービスが利用できる「FLET’S.Net」を2004年1月6日より開始する。これは、約1年間実施されていた実験を商用に移行させたサービス。

 開始当初は、東京、神奈川、千葉、埼玉の各エリアで利用でき、2月以降はNTT東のすべてのエリアに拡大する。

 同サービスでは、IPv6に対応したメッセンジャーを用いたファイル送信、音声/ビデオチャットが利用できる。また、相手がオフラインの場合は相手のディスクスペース「FLET’S.Netディスク(FdNディスク)」に伝言を残せるなどの機能も提供される。

 これらのサービスは、端末ごとに固定のIPv6アドレスと「FLET’S.Netネーム(FdNネーム)」が割り当てられており、これを利用することで相手を指定できるのが特徴だ。さらに、アクセスラインとして無線LAN接続サービス「Mフレッツメイト」も対応しているため外出先からでもこれらのサービスが利用できる。

 サービスを利用するには、フレッツ・ADSLまたはBフレッツの契約や対応するルータなどが必要。基本料金は月額300円で、IPv6での接続、1個のFdNネーム、100MバイトのFdNディスクが利用できる。また、FdNネームやFdNディスクが追加できるオプションも用意されている。

 また、FLET’S.Netユーザ向けにコンテンツを提供する事業者向けのホスティングサービス「FLET’S.Net EX」も開始する。こちらは、FLET’S.Netの網内にサーバを設置することで、ユーザに対してマルチキャスト配信などを行う場合などに利用できる。月額80万円から。

サービスのイメージ

《安達崇徳》

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