近畿総合通信局、電力線ブロードバンド実験2件に許可
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総務省 近畿総合通信局は、大阪と滋賀の2社から申請のあった実験用高速電力線搬送通信設備について許可したことを発表した。電力線(家庭用100Vの電線)を、インターネットへの接続や家庭内LAN回線として使用するというもので、無線通信への影響を低減する技術の検証が目的。
実験は、プレミネットが大阪府茨木市、ラインコムが滋賀県草津市で、それぞれ施設内の電力線を用いて実施する。
使用する周波数は2MHz〜30MHzで、実験期間はいずれも2004年3月26日から2005年3月31日の約1年間。
電力線ブロードバンドは、電源とデータを同じ線に載せられるということで、パソコンだけでなくデジタル家電などでの利用も期待されているが、広く普及した場合、漏えい電界が無線通信に悪影響をおよぼすことが懸念されている。
実験は、プレミネットが大阪府茨木市、ラインコムが滋賀県草津市で、それぞれ施設内の電力線を用いて実施する。
使用する周波数は2MHz〜30MHzで、実験期間はいずれも2004年3月26日から2005年3月31日の約1年間。
電力線ブロードバンドは、電源とデータを同じ線に載せられるということで、パソコンだけでなくデジタル家電などでの利用も期待されているが、広く普及した場合、漏えい電界が無線通信に悪影響をおよぼすことが懸念されている。
《伊藤雅俊》