バッファロー、自宅のPCがインターネット経由で起動できるブロードバンドルータを発表
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AirStationBoosterは、電波の出力を従来の30mWから100mWに向上させたことにより実現された機能。「出荷時に調整して、規格の限界まで出力を上げている」(同社の石丸正弥氏)というほどだ。具体的には従来の製品では、20Mbps以上の通信が可能なのは60メートルが限界だった。AirStationBoosterを搭載することでこれが100メートルまでに伸びている。
また、現行の製品でも搭載されているが、PPTPのリモートアクセス機能を強化。インターフェイスを改良し、設定しやすくなっている。
このPPTPのリモートアクセス機能でホームネットワークに接続しても、家庭内の機器に接続するにはPCのIPやMACアドレスを控えておく必要があった。しかし、新モデルでは「ネットワークサービスメニュー」を用意。ホームネットワークに接続されているPCと、そこで利用できるサービスがアイコンで表示されており、クリックするだけで、Windowsの共有フォルダやリモートデスクトップが利用できるようになっている。ほかに、同社のNAS「LinkStation」や今後発売予定のWebカメラなど、PC以外のネットワーク機器にも対応している。
さらに、今回はWake On LANに対応しているのが注目だ。家庭内では、「PCに常時電源を入れておくのは電気代が心配だったり、家族が勝手に使う心配があるため抵抗がある」(石丸氏)としている。このような要望を汲んで、Wake On LANを搭載したというわけだ。これにより、外出先からでも必要なPCに必要なときだけ電源を入れるといったことが可能になる。
ほかには、「BUFFALOコンテンツフィルタ」「バッファロー・ダイナミックDNSサービス」、無線LANのゼロコンフィグ機能「AOSS」、「AUTOチャンネル設定」などを搭載し、家庭に向けた機能を充実させている。
また、11月にはAirStationBoosterを搭載しないモデル、12月以降にはIEEE 802.11a/b/gに対応したモデルも発売する予定だ。
ちなみに、同社の無線アクセスポイントは、2004年4月に500万台を突破。半年で100万台を出荷する勢いだ。また、クライアントカードについては月に7万〜8万台出荷されているという。しかし、「有線LANのボードは月に10万枚ほど販売されている。無線LANは有線LANに比べてもまだまだ普及率が低い」(石丸氏)といったほどだ。
なお、WZR-WZR-RS-G54HPにPCMCIAのクライアント「WLI-CB-G54S」が付属したパッケージ「WZR-RS-G54HP/P」も同時に販売される。
●WZR-WZR-RS-G54HPの仕様
スループット:98.7Mbps(Smartbits測定値)
無線LAN:IEEE 802.11g準拠
発売日:10月下旬
価格:27,000円
●WZR-RS-G54HP/P
発売日:10月下旬
価格:29,500円
《安達崇徳》
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