脆弱性公表から悪用ウイルス登場まで5.8日! シマンテックがインターネットセキュリティ脅威レポート最新版
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シマンテックは、「インターネットセキュリティ脅威レポート」の最新版を発表した。同レポートは年2回発行され、6回目となる今回の報告では、2004年1月1日から6月30日までの期間について、インターネット攻撃、脆弱性、および悪意のあるプログラムの活動の傾向を分析している。
今回の主な内容として、Eコマースへの金銭的利益を求めての攻撃が増加し、またWebアプリケーションの脆弱性を悪用する脅威が拡大していることや、脆弱性が公表されてからそれを悪用するプログラムが出現するまでの時間が平均5.8日と短縮していることなどに加え、「ボット(ロボットの短縮形)」と呼ばれる、目標のシステムにひそかにインストールされ、無許可のユーザがさまざまな目的でコンピュータを遠隔操作できるようにしてしまうプログラムに汚染されたネットワークが急増していることなどが報告されている。
また同レポートでは、サイバー攻撃や脆弱性、悪意のあるプログラムなどそれぞれの傾向を分析した上で、近い将来に予測されることとして、クライアント側に対する攻撃が増加し、システムを守るセキュリティ機器を狙った攻撃が問題となること、ボットを介した攻撃手口の高度化、LinuxとBSDの脆弱性を悪用するワームの出現、モバイル機器に対する攻撃の増加などを指摘している。
今回の主な内容として、Eコマースへの金銭的利益を求めての攻撃が増加し、またWebアプリケーションの脆弱性を悪用する脅威が拡大していることや、脆弱性が公表されてからそれを悪用するプログラムが出現するまでの時間が平均5.8日と短縮していることなどに加え、「ボット(ロボットの短縮形)」と呼ばれる、目標のシステムにひそかにインストールされ、無許可のユーザがさまざまな目的でコンピュータを遠隔操作できるようにしてしまうプログラムに汚染されたネットワークが急増していることなどが報告されている。
また同レポートでは、サイバー攻撃や脆弱性、悪意のあるプログラムなどそれぞれの傾向を分析した上で、近い将来に予測されることとして、クライアント側に対する攻撃が増加し、システムを守るセキュリティ機器を狙った攻撃が問題となること、ボットを介した攻撃手口の高度化、LinuxとBSDの脆弱性を悪用するワームの出現、モバイル機器に対する攻撃の増加などを指摘している。
《小笠原陽介》