トレンドマイクロ、2005年2月のウイルス感染被害レポートを発表
エンタープライズ
その他
注目記事
拡大写真
トレンドマイクロは、2005年2月に報告されたウィルス感染数についてのレポートを発表した。2月のウイルス感染被害の総報告数は、2,736件と先月の3,610件から大幅に減少している。
2月の特徴は、上位に「WORM_AGOBOT」「WORM_RBOT」「WORM_SDBOT」とBOT系プログラムが3種も入っている点だ。2002年にオリジナルが登場して以来、亜種は多くとも報告が少なかったBOT系の不正プログラムだが、2004年より報告数が増えているという。これは、公共機関やセキュリティベンダーの呼びかけやメディアによる多くの報道で、ユーザにBOT系の認知が浸透してきており、その危険性に対し警戒が高まってきたことが大きな要因の1つだろうとしている。
2月3日には、「MSN Messenger」を利用して感染を広げる「WORM_BROPIA.F」というウイルスが発見され、同社はイエローアラートとして警告を発している。このワームは2月中に次々と亜種が登場し、今でもさまざまな画像のファイルがメッセージと共に送られて来ているため注意が必要だ。
●2005年2月における「ウイルス被害報告件数ランキング」
[1位] WORM_AGOBOT(ワーム型):122件
[2位] TROJ_AGENT(トロイの木馬型):106件
[3位] WORM_RBOT(ワーム型):102件
[4位] WORM_SDBOT(ワーム型):101件
[5位] TROJ_SMALL(トロイの木馬型):72件
[6位] JAVA_BYTEVER.A(その他):62件
[7位] WORM_NETSKY(ワーム型):60件
[8位] TROJ_ISTBAR(トロイの木馬型):55件
[9位] TROJ_DYFUCA(トロイの木馬型):34件
[10位] VBS_REDLOF(VBScript型):32件
2月の特徴は、上位に「WORM_AGOBOT」「WORM_RBOT」「WORM_SDBOT」とBOT系プログラムが3種も入っている点だ。2002年にオリジナルが登場して以来、亜種は多くとも報告が少なかったBOT系の不正プログラムだが、2004年より報告数が増えているという。これは、公共機関やセキュリティベンダーの呼びかけやメディアによる多くの報道で、ユーザにBOT系の認知が浸透してきており、その危険性に対し警戒が高まってきたことが大きな要因の1つだろうとしている。
2月3日には、「MSN Messenger」を利用して感染を広げる「WORM_BROPIA.F」というウイルスが発見され、同社はイエローアラートとして警告を発している。このワームは2月中に次々と亜種が登場し、今でもさまざまな画像のファイルがメッセージと共に送られて来ているため注意が必要だ。
●2005年2月における「ウイルス被害報告件数ランキング」
[1位] WORM_AGOBOT(ワーム型):122件
[2位] TROJ_AGENT(トロイの木馬型):106件
[3位] WORM_RBOT(ワーム型):102件
[4位] WORM_SDBOT(ワーム型):101件
[5位] TROJ_SMALL(トロイの木馬型):72件
[6位] JAVA_BYTEVER.A(その他):62件
[7位] WORM_NETSKY(ワーム型):60件
[8位] TROJ_ISTBAR(トロイの木馬型):55件
[9位] TROJ_DYFUCA(トロイの木馬型):34件
[10位] VBS_REDLOF(VBScript型):32件
《村上幸治》