東芝、AVノートPC「Qosmio G20/F20」の後継モデルなど7機種16モデル
IT・デジタル
ノートPC
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
東芝、1GHzで動作するデジタル家電向けハイエンド版コア「MeP-h1」を開発
-
東芝、海外利用もサポートする企業向けモバイルノート「dynabook SS」シリーズ3機種
拡大写真
東芝は、同社のAV統合ソフト「Qosmio AV Center」を搭載したAVノートPC「Qosmio G20」「Qosmio F20」の新モデルを9月9日から順次発売する。同時に、コモディティノートPC「dynabook」シリーズとモバイルノートPC「dynabook SS」シリーズの新モデルも合わせて全7機種16モデルを発表した。
Qosmio G20とF20は、同社が新開発したQosmio AV Centerを搭載しており、リモコンとマウスの両方で操作できるのが特徴。プレイバック録画や音声多重放送録画、メール録画予約も行える。さらに、DLNA対応でほかのPCやAV機器内のコンテンツをネットワーク共有することが可能だ。
いずれもDVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブ、キーの刻印が大きく見やすい「はっきりキーボード」を採用した。
●Qosmio G20
Qosmio G20は、17型WXGA(1,440×900ドット)液晶とTVチューナー(MPEG2ハードウェアエンコーダ)を搭載したハイスペックAVノート。新製品は、上位モデル「G20/495LS」と下位モデル「G20/490LS」の2機種をラインアップする。強化ポイントは、グラフィックスチップに米NVIDIAのGeForce Go 6200(128Mバイトビデオメモリ、Turbo Cache対応)を採用したほか、色彩表現範囲が72%アップしているところだ。また、上位モデル「G20/495LS」では、メモリ(DDR2対応)が1Gバイト(512Mバイト×2)に増量した。
それ以外のスペックは従来モデルと共通。Intel 915PMチップセットを採用し、CPUはG20/495LSがPentium M 750(1.86GHz)、G20/490LSがPentium M 740(1.73GHz)。HDDは、495LSが200Gバイト(100Gバイト×2 RAID)、490LSが160Gバイト(80Gバイト×2 RAID)となっている。サウンド面では、CD音質を凌駕するDVDオーディオ(32ビット/192kHz)の高音質を実現。なお、PCの電源がオフでも、DVDやCDなどのメディアを取り出し可能。
OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003などをプリインストールする。
実売予想価格は、G20/495LSが31万円前後、G20/490LSが26万円前後。
●Qosmio F20
Qosmio F20は、15.4型(1,280×800ドット)液晶とTVチューナー(MPEG2ハードウェアエンコーダ)を搭載したスタンダードAVノート。CPUやチップセット、液晶ディスプレイ性能、HDD容量、無線LANの有無といった違いから6モデルを用意する。
CPUとチップセットの組み合わせは、Pentium M 740(1.73GHz)+Intel 915GMと、Celeron M 360(1.4GHz)+Intel 910GMLの2種類となり、上位3モデルに搭載するCPUがPentium M 740(1.73GHz)に強化された。メモリは512Mバイトで従来と同じ容量だが、上位3モデルがPC2-4200対応に、下位3モデルがPC2-3200対応になりいずれも性能アップしている。
HDDは、最上位モデルが120Gバイト(5,400rpm)、残りの5モデルが100Gバイトを採用する。
筐体カラーは、Pentium M搭載モデルが黒と白の2種類を用意、Celeron M搭載モデルは白となる。なお、Pentium M搭載の最上位モデルは黒のみ(本製品のみ10月上旬発売)。
OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003などをプリインストールする。
実売予想価格は、F20/495LS(黒)が24万円前後、F20/490LS(黒)とF20/490LSW(白)が22万円前後、F20/475LS(白)が20万5,000円前後、F20/473LS(白)が19万円前後、F20/470LS(白)が18万円前後。
dynabookシリーズでは、ワイド液晶モデル「dynabook VX」、スタンダードモデル「同TX」、普及価格モデル「同AX」の後継3機種を発表。
●dynabook VX
dynabook VXの変更点は、Pentium M 740(1.73GHz)、100GバイトHDD(5,400rpm)、IEEE802.11b/g準拠無線LAN、はっきりキーボードを装備し、外付けフロッピーディスクドライブとマウスを同梱したこと。
従来モデルと共通のスペックは、Intel 915GMチップセット、512Mバイトメモリ、15.4型WXGA液晶(1,280×800ドット)、DVDスーパーマルチドライブ(DVD+R DL対応)、harman/kardonステレオスピーカー、Ethernetなど。インターフェースは、PCカードスロット、ブリッジメディアスロット、USB2.0×3、IEEE1394などを用意する。OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003などをプリインストールしている。
実売予想価格は20万円前後。
●dynabook TX
dynabook TXは、5,400rpmの100GバイトHDD、harman/kardonステレオスピーカー、はっきりキーボードを搭載した。さらに、外付けフロッピーディスクドライブとマウスを同梱している。
そのほかは従来スペックと変更なし。CPUはCeleron M 360(1.4GHz)、チップセットはIntel 910GML、メモリが512Mバイト。ディスプレイは15型XGA(1,024×768ドット)液晶、光学ドライブはDVD+R DL対応のDVDスーパーマルチドライブで、無線LANはIEEE802.11b/gに準拠する。OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003などをプリインストール。
実売予想価格は18万円前後。
●dynabook AX
dynabook AXは、IEEE802.11b/g準拠の無線LAN搭載モデル「AX/650LS」と、無線LANなしモデル「AX/630LL」の2タイプ。HDDは、AX/650LSが80Gバイト(5,400rpm)に、AX/630LLが60Gバイト(5,400rpm)にスペックアップした。
CPUはCeleron M 360J(1.4GHz)、チップセットはMOBILIY RADEON 9000 IGPを採用する。メモリは128Mバイトで、ディスプレイは、両モデルともに15型XGA液晶(Clear SuperView)となった。インターフェースは、PCカードスロット、SD/CFカードスロット、USB2.0×3、IEEE1394などを用意。OSはWindows XP Home Editionで、AX/650LSにはOffice Personal Edition 2003が付属する。
実売予想価格は、AX/650LSが15万円前後、AX/630LLが12万円台半ば。
dynabook SSシリーズは、「dynabook SS LX」と「同MX」の後継2機種各2モデルを発売。
●dynabook SS LX
LXシリーズは、Office Personal Edition 2003搭載の「LX/290DR」と「LX/290DK」の2モデルを新規にラインアップ。強化点は、Pentium M 740(1.73GHz)を採用したこと。それ以外の変更点はなし。メモリは512Mバイト、HDDは80Gバイト(5,400rpm)、光学ドライブはDVDスーパーマルチを搭載する。ディスプレイは14.1型SXGA+液晶、無線LANはIEEE802.11b/g準拠。インターフェースは、PCカードスロット、SDカードスロット、USB2.0×2、IEEE1394など。OSはWindows XP Professionalをプリインストールする。バッテリー駆動時間は約3.5時間。
実売予想価格は、LX/290DRが25万円前後、LX/290DKが23万円前後。
●dynabook SS MX
MXシリーズは、Office Personal Edition 2003搭載の「MX/290DR」と「MX/290DK」の2モデルを発表。CPUがPentium M 753(1.2GHz)に、メモリ(PC2700対応)が512Mバイト、HDDは80Gバイト(5,400rpm)にスペックアップした。そのほかの仕様に変更はない。12.1型XGA液晶、Intel 855GMEチップセット、IEEE802.11b/g準拠無線LAN、Bluetooth V1.2。インターフェースは、PCカードスロット、SD/CFカードスロット、USB2.0×3、IEEE1394など。OSはWindows XP Professional。なお、バッテリー駆動時間は、約7.1時間としている。
実売予想価格は、MX/290DRが24万円前後、MX/290DKが22万円前後。
Qosmio G20とF20は、同社が新開発したQosmio AV Centerを搭載しており、リモコンとマウスの両方で操作できるのが特徴。プレイバック録画や音声多重放送録画、メール録画予約も行える。さらに、DLNA対応でほかのPCやAV機器内のコンテンツをネットワーク共有することが可能だ。
いずれもDVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブ、キーの刻印が大きく見やすい「はっきりキーボード」を採用した。
●Qosmio G20
Qosmio G20は、17型WXGA(1,440×900ドット)液晶とTVチューナー(MPEG2ハードウェアエンコーダ)を搭載したハイスペックAVノート。新製品は、上位モデル「G20/495LS」と下位モデル「G20/490LS」の2機種をラインアップする。強化ポイントは、グラフィックスチップに米NVIDIAのGeForce Go 6200(128Mバイトビデオメモリ、Turbo Cache対応)を採用したほか、色彩表現範囲が72%アップしているところだ。また、上位モデル「G20/495LS」では、メモリ(DDR2対応)が1Gバイト(512Mバイト×2)に増量した。
それ以外のスペックは従来モデルと共通。Intel 915PMチップセットを採用し、CPUはG20/495LSがPentium M 750(1.86GHz)、G20/490LSがPentium M 740(1.73GHz)。HDDは、495LSが200Gバイト(100Gバイト×2 RAID)、490LSが160Gバイト(80Gバイト×2 RAID)となっている。サウンド面では、CD音質を凌駕するDVDオーディオ(32ビット/192kHz)の高音質を実現。なお、PCの電源がオフでも、DVDやCDなどのメディアを取り出し可能。
OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003などをプリインストールする。
実売予想価格は、G20/495LSが31万円前後、G20/490LSが26万円前後。
●Qosmio F20
Qosmio F20は、15.4型(1,280×800ドット)液晶とTVチューナー(MPEG2ハードウェアエンコーダ)を搭載したスタンダードAVノート。CPUやチップセット、液晶ディスプレイ性能、HDD容量、無線LANの有無といった違いから6モデルを用意する。
CPUとチップセットの組み合わせは、Pentium M 740(1.73GHz)+Intel 915GMと、Celeron M 360(1.4GHz)+Intel 910GMLの2種類となり、上位3モデルに搭載するCPUがPentium M 740(1.73GHz)に強化された。メモリは512Mバイトで従来と同じ容量だが、上位3モデルがPC2-4200対応に、下位3モデルがPC2-3200対応になりいずれも性能アップしている。
HDDは、最上位モデルが120Gバイト(5,400rpm)、残りの5モデルが100Gバイトを採用する。
筐体カラーは、Pentium M搭載モデルが黒と白の2種類を用意、Celeron M搭載モデルは白となる。なお、Pentium M搭載の最上位モデルは黒のみ(本製品のみ10月上旬発売)。
OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003などをプリインストールする。
実売予想価格は、F20/495LS(黒)が24万円前後、F20/490LS(黒)とF20/490LSW(白)が22万円前後、F20/475LS(白)が20万5,000円前後、F20/473LS(白)が19万円前後、F20/470LS(白)が18万円前後。
dynabookシリーズでは、ワイド液晶モデル「dynabook VX」、スタンダードモデル「同TX」、普及価格モデル「同AX」の後継3機種を発表。
●dynabook VX
dynabook VXの変更点は、Pentium M 740(1.73GHz)、100GバイトHDD(5,400rpm)、IEEE802.11b/g準拠無線LAN、はっきりキーボードを装備し、外付けフロッピーディスクドライブとマウスを同梱したこと。
従来モデルと共通のスペックは、Intel 915GMチップセット、512Mバイトメモリ、15.4型WXGA液晶(1,280×800ドット)、DVDスーパーマルチドライブ(DVD+R DL対応)、harman/kardonステレオスピーカー、Ethernetなど。インターフェースは、PCカードスロット、ブリッジメディアスロット、USB2.0×3、IEEE1394などを用意する。OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003などをプリインストールしている。
実売予想価格は20万円前後。
●dynabook TX
dynabook TXは、5,400rpmの100GバイトHDD、harman/kardonステレオスピーカー、はっきりキーボードを搭載した。さらに、外付けフロッピーディスクドライブとマウスを同梱している。
そのほかは従来スペックと変更なし。CPUはCeleron M 360(1.4GHz)、チップセットはIntel 910GML、メモリが512Mバイト。ディスプレイは15型XGA(1,024×768ドット)液晶、光学ドライブはDVD+R DL対応のDVDスーパーマルチドライブで、無線LANはIEEE802.11b/gに準拠する。OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003などをプリインストール。
実売予想価格は18万円前後。
●dynabook AX
dynabook AXは、IEEE802.11b/g準拠の無線LAN搭載モデル「AX/650LS」と、無線LANなしモデル「AX/630LL」の2タイプ。HDDは、AX/650LSが80Gバイト(5,400rpm)に、AX/630LLが60Gバイト(5,400rpm)にスペックアップした。
CPUはCeleron M 360J(1.4GHz)、チップセットはMOBILIY RADEON 9000 IGPを採用する。メモリは128Mバイトで、ディスプレイは、両モデルともに15型XGA液晶(Clear SuperView)となった。インターフェースは、PCカードスロット、SD/CFカードスロット、USB2.0×3、IEEE1394などを用意。OSはWindows XP Home Editionで、AX/650LSにはOffice Personal Edition 2003が付属する。
実売予想価格は、AX/650LSが15万円前後、AX/630LLが12万円台半ば。
dynabook SSシリーズは、「dynabook SS LX」と「同MX」の後継2機種各2モデルを発売。
●dynabook SS LX
LXシリーズは、Office Personal Edition 2003搭載の「LX/290DR」と「LX/290DK」の2モデルを新規にラインアップ。強化点は、Pentium M 740(1.73GHz)を採用したこと。それ以外の変更点はなし。メモリは512Mバイト、HDDは80Gバイト(5,400rpm)、光学ドライブはDVDスーパーマルチを搭載する。ディスプレイは14.1型SXGA+液晶、無線LANはIEEE802.11b/g準拠。インターフェースは、PCカードスロット、SDカードスロット、USB2.0×2、IEEE1394など。OSはWindows XP Professionalをプリインストールする。バッテリー駆動時間は約3.5時間。
実売予想価格は、LX/290DRが25万円前後、LX/290DKが23万円前後。
●dynabook SS MX
MXシリーズは、Office Personal Edition 2003搭載の「MX/290DR」と「MX/290DK」の2モデルを発表。CPUがPentium M 753(1.2GHz)に、メモリ(PC2700対応)が512Mバイト、HDDは80Gバイト(5,400rpm)にスペックアップした。そのほかの仕様に変更はない。12.1型XGA液晶、Intel 855GMEチップセット、IEEE802.11b/g準拠無線LAN、Bluetooth V1.2。インターフェースは、PCカードスロット、SD/CFカードスロット、USB2.0×3、IEEE1394など。OSはWindows XP Professional。なお、バッテリー駆動時間は、約7.1時間としている。
実売予想価格は、MX/290DRが24万円前後、MX/290DKが22万円前後。
《高柳政弘》