NEC、サーバやストレージを統合する次世代プラットフォーム「シグマグリッド」を発売 | RBB TODAY

NEC、サーバやストレージを統合する次世代プラットフォーム「シグマグリッド」を発売

エンタープライズ モバイルBIZ
 NECは、12日、サーバ統合やストレージ統合用途に、仮想化技術、サーバ資源最適化技術、高速インターコネクト技術などを組み合わせた次世代統合プラットフォーム「シグマグリッド」を発売した。
 NECは、12日、サーバ統合やストレージ統合用途に、仮想化技術、サーバ資源最適化技術、高速インターコネクト技術などを組み合わせた次世代統合プラットフォーム「シグマグリッド」を発売した。 全 3 枚
拡大写真
 NECは、12日、サーバ統合やストレージ統合用途に、仮想化技術、サーバ資源最適化技術、高速インターコネクト技術などを組み合わせた次世代統合プラットフォーム「シグマグリッド」を発売した。

 同製品は、同社のサーバ「NX7700」シリーズや「Express5800」シリーズ、ストレージ「iStorage」シリーズおよびネットワーク機器を収納して、監視機能と収納した装置を相互接続する高速インターコネクトを提供するラック「シグマフレーム」と、装置の一元的な運用管理やリソースの最適配置を行うソフトウェア「WebSAM SigmaSystemCenter」の2つから構成される。

 「シグマフレーム」は収納した装置の自動検知や稼動状況の監視機構と装置間のインターコネクトを標準搭載。同社のサーバ「NX7700」で実現した「フローティングI/O」をラック側に搭載し、CPU部とI/O部(ファイバーチャネルなど)を分離。これらを自由に組み合わせることを可能とし、サーバ負荷増大時にはCPUのみを増強し、I/O部は増強したCPUとともに利用するなど、柔軟なハードウェア構成が可能となる。

 「WebSAM SigmaSystemCenter」は「シグマフレーム」に収納した装置を一元管理し、リソースの最適化と運用の自動化によりTCPを削減を可能とする統合管理ソフトウェア。マルチOS(Windows、Red Hat Enterprise Linux、HP-UX)、マルチサーバ(NX7700i、Express5800)環境での一括統合管理機能を実現。「シグマフレーム」の監視機構と連携し、各装置の着脱状態や構成を自動的に画面表示したり、装置の稼動状況の監視などが可能となる。また、「フローティングI/O」と連携し、負荷状況に応じて、仮想化されたサーバ資源から最適な量を自動的にシステムに追加し、動作を継続することができる。

 価格は「シグマフレーム」が100万円から、「WebSAM SigmaSystemCenter」が120万円(基本ライセンス)からとなっている。

《竹内充彦》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/