「ブログ普及委員会」がスタート〜眞鍋かをりと泉麻人がトークショー
エンタメ
その他
注目記事

泉麻人は、ウェブ媒体の原稿も「エンピツで書く」というアナログ人間だ。トークショーではその泉が、彼とは対照的に自身のブログで1日15万件のアクセスを集めるデジタル派、眞鍋かをりにあれこれツッコミを入れた。
冒頭で眞鍋が「泉さんは小学生のころ、子供とは思えないハイレベルな日記を書いてたんですよね?」と話を振ると、会場に設置された大画面に泉の当時の日記が大写しになった。
見ると小学生なのに、「今年のボーナスは○○だったが〜」などとみょうに社会派な内容で、会場の笑いを誘った。
泉は、「僕は社会が好きで、新聞記者みたいなつもりで書いていました。これは先生に提出するものなんですが、架空の読者を想定して書いていましたね」などと語る。いま風にいえば、さしずめ「社会派ブログ」だ。
一方、眞鍋はトラックバックを使ったブログのコミュニケーションと、掲示板のやり取りの違いをこう説明する。
「私のブログに送られてくるトラックバックは、グサッとくるものもあります。でも掲示板と違うのは書き逃げできないところです。掲示板ではその場のやり取りで終わりますが、ブログのトラックバックはだれが書いたどんなブログかがわかる。だから掲示板みたいな誹謗中傷になりにくいんです」
眞鍋は、「いまはごく一般の人でも『無責任なことは書けない』という意識でブログをやっていますよ」という。また、「ブログがすごいなと思うのは、いままでなら日本を動かしていた大きなものの下で取り上げられなかった人々の声が大きくなったことです。ブログの力は、いまや日本の大企業がビビっちゃうくらいになっています」などと語った。
《松岡美樹》
特集
この記事の写真
/