「USENは最も望んでいたパートナー」 -業務提携でライブドア平松社長
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ライブドアの再建策としては、身売り、自力再建、パートナーと組む、の3つがあげられる。しかし、平松氏が社長に就任してから一環として身売りは否定。自力かパートナーと組むことによる再建の検討を進めていた。しかし、「自力再生は不可能ではないが、時間がかかるのは認識しています」としており、パートナー企業を探して再建を目指すことになった。さらに、銀行やファンドなどのパートナー企業を選ぶよりも、事業会社を選んだ方がシナジー効果が得られるうえに、再建までの時間が短縮されるとした。
その際、「多くの企業から話がありました。しかし、ライブドアからUSENに話を持ちかけていただきました」としており、USENはライブドアが自ら選んだパートナーであり「最も望んでいた」とする言葉もうなずける。
USENを選んだ理由として「GyaO」とポータルサイトの「livedoor」のシナジー効果を理由にあげている。さらに、「非常に自由で活発なところがライブドアに似ています」とUSENの社風をあげ、「相性がいい」とする。
また、USEN代表取締役社長の宇野康秀氏は、GyaOは800万人、ライブドアは1,500万人のユーザを抱えていることを示し、「広告価値の向上、有料コンテンツの収益機会の拡大が得られる」とシナジー効果をアピールした。
《安達崇徳》
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