「おサイフケータイ」の認知度はほぼ100% -ドコモのアンケート結果 | RBB TODAY

「おサイフケータイ」の認知度はほぼ100% -ドコモのアンケート結果

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 NTTドコモは、おサイフケータイ、ケータイクレジットに関する意識調査のまとめを発表した。

 調査期間は2月21〜23日。大都市圏に在住する18歳から69歳までの携帯電話利用者、計1,800人にWeb上でのアンケート形式で実施された。調査対象は、10代から60代までの男女それぞれ150名ずつで構成されている。また、その中からドコモのおサイフケータイを利用した経験があるユーザー約410人に対して、おサイフケータイの利用意向についての追加調査も同時に行われた。

 おサイフケータイに関する調査では、全回答者のうち約98.0%、なかでも10、20、40代の女性は100%がおサイフケータイという言葉を知っている、と回答。

 おサイフケータイ利用経験者がよく利用する店は「コンビニエンスストア(91.2%)」が圧倒的多数を占め、続いて「ドラッグストア(29.8%)」、「家電量販店」ならびに「駅等のチケットカウンター及び発売機」(16.6%)などが挙げられた。また、一回にチャージする金額は「1万円未満」が86.6%、「5,000円未満」が62.4%、「3,000円未満」が30.9%となった。

 ケータイクレジットに関する設問では、全回答者の半数以上にあたる57.5%が「利用してみたい」と回答。おサイフケータイ利用者では、この数字は71.2%に上昇する。また、職業別に見てみると、会社員・公務員の63.7%、学生の50.7%、専業主婦の55.2%がケータイクレジットの利用を希望している。プラスチックカードの利用頻度別では、2〜3日に1回以上利用しているユーザーの67.4%、1週間に1回〜1か月に2、3回利用しているユーザーの64.3%、1か月に1回以下利用しているユーザーの50.9%がケータイクレジットを「利用したい」と回答した。

 買い物1回あたりのケータイクレジットの最低利用額は、全体の約56.3%が1,000円未満と回答。職業別では、大多数を占める会社員・公務員、学生、専業主婦のそれぞれ5割強が「1,000円未満」とした。プラスチックカードの利用頻度別では、「1,000円未満」を挙げたのは2〜3日に1回以上利用しているユーザーの79.1%、1週間に1回〜1か月に2、3回利用しているユーザーの62.2%、1か月に1回以下利用しているユーザーの39.9%。

 ケータイクレジットを今後2〜3日に1回以上利用すると答えたのは、20代の44.7%、会社員・公務員の46.6%、学生の37.8%、専業主婦の42.1%、プラスチックカードを1か月に2、3回利用するユーザーの49.1%だ。

 今後ケータイクレジットを利用したい店はという質問に対しては、会社員・公務員、専業主婦、学生のいずれもで「コンビニエンスストア」がもっとも多い7割を超える回答を得た。2位以下は、会社員・公務員、専業主婦では「スーパー」、「ドラッグストア」、学生では「CD・DVDレンタル(販売)店」、「書店」が挙げられている。

 クレジットカードに対する意識調査では、「ポイントや得点を獲得するため積極的に使いたい」が43.2%、「いつでも、何度でも利用明細を確認したい」が31.2%、「3枚以上持っているが使っているのは1〜2枚」が30.6%。「ポイントや得点を獲得するため積極的に使いたい」と答えたのは、会社員・公務員の52.3%、専業主婦の51.2%。学生の39.5%が「いつでも、何度でも利用明細を確認したい」と答えた。

 2〜3日に1回以上利用しているユーザーの75.9%が「ポイントや得点を獲得するため積極的に使いたい」、51.4%が「お金を払う全てのシチュエーションで利用したい」と述べている。このように回答した数は、1週間に1回〜1か月に2、3回利用しているユーザー、1か月に1回以下利用しているユーザーへと減少していき、プラスチックカードの利用頻度と積極性は正比例していることを示している。

《富永ジュン》

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