NTT東、複数の資格取得校や予備校などの講義映像を同一システム上で一斉配信する実験 | RBB TODAY

NTT東、複数の資格取得校や予備校などの講義映像を同一システム上で一斉配信する実験

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 NTT東日本は、資格取得学校や予備校7団体と連携して、講義映像コンテンツを同一システム上で教育機関などに一斉配信する実証実験を日本で初めて実施する。期間は7月31日から10月31日まで。

 同実験は、資格取得学校や予備校が提供する講義映像コンテンツを著作権保護技術(DRM)によって保護し、NTT東日本の「フレッツ・ドットネット」、並びに「フレッツ・v6アプリ」のIPv6マルチキャスト対応システムから教育機関などに配信するというもの。教育機関は、校舎内に設置した1台のサーバで映像コンテンツを受信して蓄積し、IDを取得した受講生のテレビやパソコンなどからオンデマンドでアクセス可能とする。

 今回の実験では、オンデマンド形式での学習手法や学習管理手法、メンタリングによる受講生サポートの検証のほか、IPv6マルチキャストを利用した映像コンテンツの配信システム、テレビやパソコンでの受講を想定した学習管理システム(LMS:Learning Management Sysmtem)の実用性・機能性・安定性の検証、学習意欲向上・学習効果向上に向けたLMSの活用方法に関する研究・開発、講義映像コンテンツ配信ビジネスにおけるビジネスモデルの検証など、多くの評価・研究も同時に実施される。

 参加する教育機関は、大原学園、高宮学園代々木ゼミナール、TAC、東京リーガルマインド、ヒューマンアカデミー、マック・メディカル・アカデミー、早稲田セミナー、東京学芸大学、山口大学経済学部、横浜市立大学エクステンションセンター、日本大学文理学部コンピューターセンター、城西大学経営学部、常葉学園富士常葉大学、会津大学短期大学部、明徳学園相洋高等学校、三鷹ネットワーク大学推進機構。

 今後は、2007年度をめどにNTTグループ内での商用化を目指す予定。

《富永ジュン》

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